鏡を見るたびに気になるエラの張り。「顔が大きく見える」「フェイスラインがすっきりしない」と悩んでいませんか。メイクや髪型でカバーしようとしても、根本的な解決にはなりません。エラ張りの原因が咬筋(ものを噛むときに使う筋肉)の発達である場合、エラボトックス注射によって改善が期待される場合があります。
エラボトックスは、発達しすぎた咬筋に薬剤を注入することで筋肉の働きを抑制し、エラ張りの改善を目指す施術です。メスを使わないため、切開痕は生じず、一般に目立つ痕は残りにくいとされています(個人差あり)。施術時間も短いという特徴があります。しかし「本当に効果があるのか」「どのくらいで効果が現れるのか」「副作用はないのか」といった不安を感じる方も少なくありません。
そこで本記事では、エラボトックスの効果について、作用メカニズムから効果が現れるまでの期間、持続期間、メリット・デメリット、副作用、施術の流れまで、一般的な医学的知見に基づいて解説します。**なお、本施術はボツリヌストキシン製剤の適応外使用に該当します。安全性・有効性は承認された効能・効果と同等に保証されるものではありません。個々の効果には個人差があり、診察に基づく医師の判断が必要です。**福岡天神美容クリニックでの施術を検討されている方はもちろん、エラボトックスについて正しい知識を得たい方の参考になれば幸いです。
【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林直樹
エラボトックスとは

エラボトックスとは、ボツリヌストキシン製剤をエラ部分の咬筋に注入する美容医療施術です。使用薬剤の一例として、厚生労働省承認のボツリヌストキシン製剤(例:ボトックスビスタ)があります。ただし、本記事で述べる咬筋への注入は適応外使用です。ボツリヌストキシンは、筋肉の過剰な収縮を抑える働きを持つ薬剤で、美容医療の分野では広く使用されています。
咬筋は、ものを噛んだり食いしばったりする際に使われる筋肉です。日常的に歯ぎしりや食いしばりの癖がある方、硬い食べ物をよく噛む方などは、この咬筋が過剰に発達してエラが張り出して見えることがあります。エラボトックスは、この発達しすぎた咬筋に直接働きかけることで、筋肉の緊張を和らげ、徐々に筋肉のボリュームを減少させていく治療法です。
施術では、非常に細い針を使用してエラの筋肉に薬剤を注入します。注射による施術のため、骨を削るような外科手術と比較して体への負担が少なく、施術時間も10分程度と短時間で完了します。切開を伴わないため、一般に目立つ傷跡は生じにくいとされています(個人差あり)。
ただし、エラボトックスが効果を発揮するのは、エラ張りの原因が筋肉の発達によるものである場合に限られます。骨格そのものが外側に張り出している骨格性のエラ張りには効果が期待できないため、カウンセリング時に医師が原因を正確に診断することが重要です。
エラボトックスの効果

エラボトックスには、主に3つの効果が期待される場合があります。それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
エラ張りの改善効果
エラボトックスの最も代表的な効果が、エラ張りの改善です。咬筋が過剰に発達することでエラが張り出して見える場合、ボツリヌストキシン製剤を注入することで筋肉の働きを抑制し、筋肉のボリュームを徐々に減少させていくことが期待されます。
咬筋は使えば使うほど発達する筋肉です。無意識に歯を食いしばる癖がある方や、日常的に硬い食べ物をよく噛む方は、この筋肉が鍛えられて大きくなっています。エラボトックスによって筋肉の過剰な収縮が抑えられると、使われなくなった筋肉は徐々に萎縮し、エラの張り出しが目立たなくなっていく可能性があります。ただし、効果の程度には個人差があります。
小顔効果
エラの張りが改善されることで、顔全体の輪郭がすっきりとして小顔に見える効果が期待される場合があります。特にフェイスラインがシャープになることで、横から見たときの印象が変わる可能性があります。
エラ部分の筋肉のボリュームが減少すると、顔の下半分がスリムになり、相対的に顔全体が小さく見えるようになることがあります。正面から見たときの顔の幅が狭くなるため、写真撮影やビデオ通話の際にも、すっきりとした印象を与えられる可能性があります。ただし、効果の現れ方には個人差があります。
歯ぎしり・食いしばりの自覚症状軽減
エラボトックスには、美容効果だけでなく、咬筋の緊張が和らぐことで歯ぎしりや食いしばりによる自覚症状が軽減すると感じられる方もいます(適応外)。評価・治療は歯科での診断を併行してください。
歯ぎしりや食いしばりは、歯や顎関節に大きな負担をかけるだけでなく、肩こりや頭痛の原因になることもあります。エラボトックスによって咬筋の緊張が緩和されると、これらの付随する症状も軽減される可能性があります。ただし、根本的な治療を目的とする場合は、歯科医師との相談が必要です。
エラボトックスの効果が現れる期間

エラボトックスの効果は、注射後すぐに現れるわけではありません。効果の現れ方には個人差がありますが、一般的な経過について理解しておくことが大切です。
効果を感じ始める時期
エラボトックス注射後、効果を実感し始める時期には個人差がありますが、一般的には施術から2週間程度経過した頃から変化を感じ始める方がいます。早い方では1週間程度で変化を感じることもありますが、2〜3週間かけて徐々に効果が現れてくるケースが多く見られます。
注射された薬剤が筋肉に作用するまでには一定の時間が必要です。施術直後は見た目に大きな変化は見られませんが、薬剤が筋肉の神経伝達を抑制し始めることで、少しずつ咬筋の働きが弱まっていきます。
最大効果を感じる時期
エラボトックスの効果が最も強く現れるのは、施術から1ヶ月〜2ヶ月程度経過した頃です。この時期になると、咬筋のボリュームが明らかに減少し、エラの張りが改善されたことを実感できる方が増えてきます。
筋肉は使われなくなると徐々に萎縮していく性質があります。エラボトックスによって咬筋の働きが抑えられた状態が続くことで、筋肉のサイズが小さくなり、フェイスラインがすっきりとしてくる可能性があります。この変化は急激なものではなく、穏やかに進行するため、周囲からの気づかれ方にも個人差があります。
効果の現れ方には個人差があり、筋肉の発達の程度や体質、注入した薬剤の量などによって異なります。期待通りの効果が感じられない場合は、施術を受けたクリニックに相談することが重要です。
エラボトックスの効果持続期間

エラボトックスの効果は永久的なものではありません。効果の持続期間と、効果を維持するための施術頻度について理解しておきましょう。
一般的な持続期間
エラボトックスの効果は、一般的に3ヶ月から6ヶ月程度持続するとされています。初回施術の場合、4ヶ月程度で効果が薄れてくることを感じる方が多く見られます。ただし、この持続期間には個人差があり、体質や代謝速度、咬筋の使用頻度などによって変動します。
時間の経過とともに、注入した薬剤の効果が徐々に弱まり、筋肉の働きが元に戻り始めます。すると、再び咬筋が発達し、エラの張りが戻ってくる可能性があります。効果を維持したい場合は、定期的な施術が必要になります。
複数回施術を受けた場合の変化
エラボトックスを繰り返し受けることで、効果の持続期間が延びる傾向があるとされています。2回目、3回目と施術を重ねていくと、筋肉が徐々に小さくなっていき、以前ほど頻繁に施術を受けなくても効果を維持できるようになることがあります。
定期的に施術を受けることで、咬筋の発達が抑えられた状態が続き、筋肉が以前ほど大きくならなくなる可能性があります。そのため、初回は4ヶ月程度で効果が薄れても、回数を重ねることで6ヶ月程度効果が持続するようになる方もいます。
ただし、施術の間隔を空けすぎると筋肉が再び発達してしまうため、効果を維持したい場合は、医師と相談しながら適切なタイミングで次回の施術を受けることが大切です。
エラボトックスのメリット

エラボトックスには、他の施術方法と比較して多くのメリットがあります。主なメリットについて詳しく見ていきましょう。
切らない施術で傷跡が残らない
エラボトックスは注射による施術のため、メスを使った切開が不要です。骨を削るエラ削り手術のような外科的な処置と比較して、体への負担が少なく、切開を伴わないため、一般に目立つ傷跡は生じにくいとされています(個人差あり)。
注射による小さな針跡は数日で目立たなくなるため、施術を受けたことが周囲に気づかれにくい場合があります。仕事や日常生活への影響を最小限に抑えながら、エラ張りの改善を目指すことができます。
施術時間が短い
エラボトックスの施術時間は、一般的に10分程度です。カウンセリングを含めても、クリニック滞在時間は30分から1時間程度で済むことが多く、忙しい方でも受けやすい施術です。
施術当日は、クレンジングやメイク落としが必要になることもありますが、施術後すぐにメイクをして帰宅できる場合もあります。長期間の入院や通院が不要なため、スケジュールを調整しやすいという利点があります。
ダウンタイムが少ない
エラボトックスは、ダウンタイム(施術後の回復期間)が比較的少ない施術です。多くの方が施術翌日から通常の生活に戻ることができます。
注射部位に軽い腫れや内出血が生じることはありますが、これらは数日から1週間程度で自然に消失します。大がかりな外科手術と比較して、日常生活への制限が少ないため、仕事や予定を大きく変更する必要がありません。
徐々に変化する特性
エラボトックスの効果は徐々に現れるため、急激な変化がありません。2週間から1ヶ月程度かけて筋肉のボリュームが減少していくため、変化の過程が緩やかです。変化は緩徐なため、周囲からの印象変化は個人差があります。
骨を削る手術のような劇的な変化ではなく、穏やかに改善していくため、仕上がりに違和感が生じにくいという特徴があります。
エラボトックスのデメリット

メリットの多いエラボトックスですが、デメリットや注意すべき点も存在します。施術を検討する際には、これらの点も十分に理解しておくことが重要です。
効果は一時的で定期的な施術が必要
エラボトックスの効果は永久的ではなく、3ヶ月から6ヶ月程度で薄れていきます。効果を維持したい場合は、定期的に施術を受ける必要があるため、継続的な費用と時間が必要になります。
一度の施術で完了する外科手術とは異なり、効果を保ち続けるためには何度もクリニックに通う必要があります。この点を理解した上で、長期的な視点で施術を計画することが大切です。
効果が現れるまで時間がかかる
エラボトックスの効果は即効性がなく、実感できるまでに2週間から1ヶ月程度かかります。短期間での変化を求める方には不向きな場合があります。
結婚式や重要なイベントに合わせて施術を受ける場合は、十分な余裕を持ったスケジュールを立てる必要があります。効果が最大限に現れる1〜2ヶ月後を目安に、逆算して施術日を決定することをおすすめします。
骨格性のエラ張りには効果が期待できない
エラボトックスが効果を発揮するのは、筋肉の発達が原因のエラ張りに限られます。エラ部分の骨そのものが張り出している骨格性のエラ張りの場合、筋肉に作用する薬剤では改善が見込めません。
カウンセリング時に、エラ張りの原因が筋肉なのか骨格なのかを医師がしっかりと診断することが重要です。骨格が原因の場合は、骨切り手術など別の治療法を検討する必要があります。
一時的に噛む力が弱くなることがある
エラボトックスによって咬筋の働きが抑制されると、一時的に噛む力が弱くなることがあります。硬い食べ物を噛みづらく感じたり、顎が疲れやすくなったりする可能性があります。
この症状は多くの場合、数週間で慣れてきますが、施術後しばらくは硬いものや噛み応えのある食べ物を避けるなどの配慮が必要になることがあります。
エラボトックスの副作用とリスク

エラボトックスは比較的安全性の高い施術ですが、どのような医療行為にもリスクは伴います。起こりうる副作用とリスクについて理解しておきましょう。
注射部位の腫れや内出血
注射をした部位に、軽度の腫れや内出血が生じることがあります。これは針を刺すことによる一般的な反応で、ほとんどの場合、数日から1週間程度で自然に消失します。
内出血が目立つ場合は、メイクでカバーすることも可能です。施術前後の血行を促進する行為を避けることで、内出血のリスクを軽減できます。
頭痛や違和感
施術後、一時的に頭痛を感じる方がいます。これは咬筋の緊張状態が変化することで生じる症状で、多くの場合は数日で改善します。また、顎周りに軽い違和感やだるさを感じることもありますが、これも時間の経過とともに慣れていくことがほとんどです。
症状が強い場合や長く続く場合は、施術を受けたクリニックに相談することが大切です。
効果のばらつきや左右差
注入した薬剤の量や位置、筋肉の状態によって、効果の現れ方に左右差が生じることがあります。また、薬剤が近隣の筋肉に影響した場合、笑顔の左右非対称や口角の一時的な下がりなど、表情に変化が生じる可能性があります。これらは多くの場合、薬剤の効果が薄れるとともに改善します。
経験豊富な医師による施術であれば、このようなリスクは最小限に抑えられますが、完全にゼロにすることは難しい場合もあります。左右差が気になる場合は、追加の注入で調整できることもあるため、遠慮せずに医師に相談しましょう。
稀に起こる合併症と重要な禁忌事項
非常に稀ですが、薬剤に対するアレルギー反応や、予期しない副作用が生じる可能性があります。また、誤って近隣の筋肉に薬剤が広がった場合、笑顔の左右差や口角の下がりなど、表情の動きに一時的な影響が出ることもあります。稀に嚥下しづらさ(嚥下障害)や発声・構音の違和感が一時的に生じることがあります。
以下に該当する方は施術を受けられません(禁忌事項):
- 妊娠中・授乳中の方(原則禁忌)
- 重症筋無力症、ランバート・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経筋接合部疾患をお持ちの方
- アミノグリコシド系抗生物質など、神経筋伝達に影響を与える薬剤を使用中の方
- 過去にボツリヌストキシン製剤に対して過敏症を起こしたことがある方
以下に該当する方は注意が必要です:
- 注射部位に皮膚感染・炎症がある場合は治療を延期します
- 抗凝固薬を内服中の方や出血傾向のある方は、出血・内出血のリスクが高まる可能性があるため、事前に必ず申告してください
これらの詳細については、カウンセリング時に医師が確認いたします。リスクを最小限に抑えるためには、経験と実績のある医師による施術を受けることが重要です。施術前のカウンセリングで、過去のアレルギー歴や既往症について正確に伝えることも大切です。
エラボトックスの施術の流れ

エラボトックスの施術は、どのような流れで進むのでしょうか。一般的な施術の流れについて説明します。
カウンセリング・診察
まず、医師によるカウンセリングと診察を受けます。エラ張りの原因が筋肉の発達によるものかを診断し、エラボトックスが適しているかを判断します。このとき、適応外使用に関する説明、期待される効果と個人差、想定される副作用や合併症、代替治療の選択肢、費用の総額見込みなどについて医師が詳しくご説明いたします。不安な点や疑問については、遠慮なくお伝えください。
医師は、顔の骨格や筋肉の状態を確認し、注入する薬剤の種類や量、注入位置などを決定します。リスクや副作用についても詳しく説明を受け、納得した上で施術に進みます。
クレンジング・洗顔
施術前に、メイクを落として洗顔を行います。注射部位を清潔にすることで、感染リスクを低減します。クリニックで用意されたクレンジング用品を使用することが一般的です。
麻酔(必要に応じて)
痛みに敏感な方や希望する方には、表面麻酔を行うことがあります。麻酔クリームを塗布して数分待つことで、注射時の痛みを軽減できます。ただし、エラボトックスの注射は比較的痛みが少ないため、麻酔を使用しないで施術を受ける方も多くいます。
薬剤の注入
医師が、エラ部分の咬筋に向けて薬剤を注入します。注射針は非常に細いものを使用するため、痛みは最小限に抑えられます。注入時間は片側数分程度で、両側合わせても10分程度で完了します。
注入する位置や量は、医師の経験と技術によって精密にコントロールされます。適切な位置に適切な量を注入することが、良好な仕上がりを実現する鍵となります。
施術後の説明とアフターケア
施術後、医師から注意事項やアフターケアについて説明を受けます。施術当日の過ごし方や、効果が現れるまでの経過、次回の施術時期などについて確認します。
不安なことや気になることがあれば、この時点で質問しておくことが大切です。多くのクリニックでは、施術後のフォローアップ体制が整っており、何か問題があれば相談できる体制が整っています。
エラボトックスの効果がない・感じられない場合

エラボトックスを受けたものの、期待した効果が得られない場合があります。その原因と対策について説明します。
エラ張りの原因が筋肉ではない
前述の通り、エラボトックスは筋肉の発達が原因のエラ張りにのみ効果が期待できます。骨格そのものが張り出している場合や、脂肪の蓄積が原因の場合は、効果を実感しにくくなります。
この場合、骨切り手術や脂肪吸引など、別の治療法を検討する必要があります。カウンセリング時に原因を正確に診断してもらうことが重要です。
注入量や位置が適切でない
薬剤の注入量が少なすぎる場合や、注入位置が適切でない場合、十分な効果が得られないことがあります。特に初めての施術では、医師が控えめな量から開始することもあり、期待した効果が感じられないケースがあります。
効果が不十分な場合は、追加の注入で調整できる可能性があります。施術を受けたクリニックに相談し、適切な対応を受けることが大切です。
施術後の経過期間が短い
エラボトックスの効果は徐々に現れるため、施術から2週間程度では十分な変化を感じられないことがあります。効果を判断するには、少なくとも1ヶ月程度は様子を見る必要があります。
焦らずに経過を観察し、1〜2ヶ月経過しても変化が見られない場合に、医師に相談するようにしましょう。
体質による個人差
薬剤の効きやすさには個人差があります。体質や代謝速度によって、同じ量の薬剤を注入しても効果の現れ方が異なることがあります。また、稀に薬剤に対する抗体ができてしまい、効果が得られにくくなるケースもあります。
このような場合、薬剤の種類を変更したり、注入量を調整したりすることで改善できる可能性があります。信頼できる医師と相談しながら、最適な方法を探していくことが大切です。
エラボトックスと他の施術の比較

エラ張りを改善する方法は、エラボトックスだけではありません。他の施術方法と比較して、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
エラ削り(骨切り)との比較
エラ削り手術は、張り出した骨を削って形を整える外科手術です。骨格性のエラ張りに効果があり、長期的な形態変化が期待できます(個人差あり)。しかし、全身麻酔が必要で、ダウンタイムが長く、費用も高額になります。
エラボトックスは、筋肉性のエラ張りに適しており、切開が不要で体への負担が少ない点が特徴です。ただし、効果は一時的なため、定期的な施術が必要になります。エラ張りの原因によって、どちらが適しているかが異なります。
脂肪吸引との併用
エラ部分に脂肪が多い場合、脂肪吸引との併用によって、より効果的なフェイスライン改善が期待できる可能性があります。筋肉と脂肪の両方にアプローチすることで、すっきりとした輪郭を実現できることがあります。
福岡天神美容クリニックでは、状態に合わせて代替治療や併用の可否を医師がご説明し、意思決定を支援します。
ハイフ(HIFU)との違い
ハイフは、超音波を使って顔のたるみを引き上げる施術です。ハイフは主に皮膚・SMAS層のたるみに作用し、エラボトックスは咬筋の張りに作用するなど、それぞれ適応が異なります。悩みの原因や希望する仕上がりに応じて、単独または併用を検討します。
どの施術が最適かは、悩みの原因や希望する仕上がりによって異なります。医師と相談しながら、自分に合った方法を選択することが重要です。
エラボトックス施術後の注意点

エラボトックスの効果を最大限に引き出し、リスクを最小限に抑えるためには、施術後の注意点を守ることが大切です。
施術当日の注意事項
施術当日は、注射部位を強く押したり、マッサージしたりすることは避けてください。薬剤が注入部位から広がってしまい、予期しない筋肉に影響を与える可能性があります。洗顔や軽いメイクは可能ですが、注射部位を強くこすらない、圧迫しないようにしてください。
また、施術当日は激しい運動や長時間の入浴、サウナなど、血行を促進する行為を控えることが推奨されます。これらの行為は、腫れや内出血のリスクを高める可能性があります。
施術後数日間の注意事項
施術後2〜3日間は、飲酒や激しい運動、長時間の入浴など、血行を促進する行為を避けることが望ましいです。また、歯科治療など顔に強い圧力がかかる処置も、できれば1週間程度は控えた方が安全です。
注射部位に腫れや内出血が生じた場合は、冷やすことで症状を軽減できることがあります。ただし、氷を直接肌に当てるのではなく、タオルで包むなど工夫して使用しましょう。
妊娠・授乳中の方への注意
妊娠中や授乳中の方、妊娠の可能性がある方は、エラボトックスの施術を受けることはできません(原則禁忌)。また、投与後の妊娠回避期間は使用する薬剤や医師の判断によって異なるため、個別の指示に従ってください。
将来的に妊娠を考えている方は、施術のタイミングを慎重に検討する必要があります。
定期的な通院の重要性
エラボトックスの効果を維持するためには、定期的な施術が必要です。効果が完全に消失する前に次回の施術を受けることで、常にすっきりとしたフェイスラインを保つことができます。
医師の指示に従い、適切なタイミングで通院することが、良好な仕上がりを維持する秘訣です。
信頼できるクリニックの選び方

エラボトックスの効果と安全性は、施術を行う医師の技術力に大きく左右されます。信頼できるクリニックを選ぶポイントについて説明します。
医師の経験と実績
エラボトックスは注射による施術ですが、適切な位置に適切な量を注入するには、高度な技術と豊富な経験が必要です。美容医療の専門知識を持ち、エラボトックスの施術実績が豊富な医師がいるクリニックを選ぶことが重要です。
クリニックのウェブサイトなどで、医師の経歴や資格、症例数などを確認しましょう。学会発表や論文執筆の実績なども、医師の専門性を判断する材料になります。
カウンセリングの質
初回のカウンセリングで、医師が丁寧に診察し、エラ張りの原因を正確に診断してくれるかが重要です。また、施術のメリットだけでなく、デメリットやリスクについても誠実に説明してくれるクリニックを選びましょう。
質問に対して分かりやすく答えてくれるか、患者の不安や希望に寄り添ってくれるかなど、コミュニケーションの質も大切なポイントです。
使用する薬剤の品質
エラボトックスに使用される薬剤には、厚生労働省の承認を受けたものとそうでないものがあります。アラガン社のボトックスビスタなど、承認を受けた薬剤を使用しているクリニックの方が、安全性と効果の面で信頼できます。
カウンセリング時に、どのような薬剤を使用するのかを確認し、不明な点があれば質問することをおすすめします。
アフターケア体制
施術後に万が一トラブルが生じた場合、迅速に対応してくれる体制が整っているかも重要なポイントです。アフターケアの内容や、緊急時の連絡方法などを事前に確認しておきましょう。
福岡天神美容クリニックでは、施術後のフォローアップ体制を整えており、医師によるカウンセリングで患者様ご自身の意思決定を尊重しています。適応外使用を含む選択肢の利点・限界・代替治療について丁寧にご説明いたします。
よくある質問
エラボトックスについて、患者様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
エラボトックスは痛いですか?
注射時にチクッとした痛みを感じることがありますが、非常に細い針を使用するため、多くの方が我慢できる程度の痛みです。痛みに敏感な方には、表面麻酔を使用することもできます。施術時間が短いため、痛みを感じる時間も最小限で済みます。
1回の施術で効果は出ますか?
1回目の施術で変化を自覚される方もいますが、効果の有無や程度には個人差があります。筋肉の発達状態や体質によって、複数回の施術が必要になることもあります。効果判定は通常、施術後1〜2ヶ月を目安に行い、必要に応じて追加の施術を検討します。
男性でも施術を受けられますか?
はい、男性の方でもエラボトックスを受けることができます。男性の場合、女性と比較して咬筋が発達していることが多いため、注入量を調整する必要がありますが、効果は十分に期待できる可能性があります。
施術後、仕事や日常生活に支障はありますか?
エラボトックスはダウンタイムが少ない施術のため、多くの方が翌日から通常の生活に戻ることができます。軽い腫れや内出血が生じることがありますが、メイクでカバー可能です。激しい運動や長時間の入浴など、血行を促進する行為を数日間控える必要はあります。
エラボトックスをやめるとどうなりますか?
エラボトックスをやめると、徐々に咬筋の働きが戻り、筋肉が再び発達する可能性があります。時間経過とともに筋活動が戻り、施術前の状態に近づくことが一般的です(個人差あり)。定期的に施術を受けることで筋肉の発達が抑えられていた状態から、元の状態に戻っていくイメージです。
効果が出なかった場合、返金や再施術は可能ですか?
クリニックによって対応が異なりますが、多くのクリニックでは、効果が不十分な場合の追加注入や、アフターケアの制度を設けています。施術前のカウンセリング時に、このような保証制度について確認しておくことをおすすめします。
福岡天神美容クリニックでは、患者様の満足を第一に考え、適切なフォローアップを行っています。効果に関する不安や疑問があれば、遠慮なく相談してください。
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記事執筆:福岡天神美容クリニック 院長 小林 直樹
小顔・輪郭専門医として、ダウンタイムを最小限に抑えた施術に注力。糸リフト、脂肪吸引、切開リフトなどで「腫れにくさ」「自然な仕上がり」を追求してきました。
これまでに顔の脂肪吸引だけで累計4,500件以上、総症例数は1万件超を経験。2024年には年間脂肪吸引症例数 日本一を獲得するなど、豊富な実績に裏打ちされた確かな技術を持ちます。
また、二重整形やくまとり、眉下切開、たれ目形成などの目元治療、ヒアルロン酸・ボトックス注入などの若返り治療も得意分野。丁寧なカウンセリングと万全のアフターフォローで、患者様一人ひとりに寄り添った美容医療を提供しています。
「安心して任せられる美容医療」を信条に、理想の美しさと満足をお届けいたします。
【所属学会】
・日本美容外科学会(JSAS)
・アラガンボトックス認定医
・ジュビダームビスタ認定医
費用について 本施術は自由診療(公的医療保険適用外)です。費用の目安や追加費用の有無については、カウンセリング時に詳しくご説明いたします。初診料・再診料・麻酔費・薬剤費などの追加費用が発生する場合があります。詳細は料金ページをご参照ください。
参考情報 本記事は、ボツリヌストキシン製剤に関する一般的な医学的知見、国内外の学会情報、および厚生労働省の医薬品情報に基づいて作成しております。個別の症例については、カウンセリング時に医師が詳しくご説明いたします。