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リフトアップの方法とは?効果的なセルフケアから専門治療まで徹底解説

日本人女性が鏡の前で自分の顔を優しく両手で包み込むように触れている
目次

年齢を重ねるにつれて気になる顔のたるみ。鏡を見るたびに「以前よりもフェイスラインが変わったかも…」と感じている方も多いのではないでしょうか。また、現代では長時間のスマートフォン使用や表情筋の使用頻度の変化により、比較的若い年代でもたるみを気にされる方が増えています。

このような顔のたるみの改善を目指すのが「リフトアップ」です。リフトアップには自宅でできるセルフケアから、クリニックで受ける専門的な治療まで、さまざまな方法があります。

そこで本記事では、リフトアップの基本的な知識から、年代やお悩みに応じた効果的な方法まで、美容医療の専門的な観点から詳しく解説いたします。

【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林 直樹

リフトアップとは?基本的な定義と期待できる効果

日本人女性が手鏡を持ち、自分の顔を丁寧に観察している様子

リフトアップとは、たるんだ顔の皮膚や筋肉を物理的または機能的に引き上げることで、若々しいフェイスラインを取り戻す美容法の総称です。加齢や生活習慣により下がってしまった顔の組織を、元の位置に近づけることを目指します。

リフトアップで期待できる主な効果

リフトアップによって期待される効果は多岐にわたりますが、効果には個人差があります。まず、フェイスラインの改善により、あごのラインがシャープになり、小顔効果が期待される場合があります。また、ほうれい線の軽減により、口元のしわが目立ちにくくなることが期待されます。

さらに、下がった頬の位置が改善されることで、若々しい印象になることが期待でき、まぶたのたるみの改善により目元のハリ感向上も見込める場合があります。これらの部分的な改善により、顔全体が引き締まった印象になる効果が期待できる場合があります。

これらの効果により、見た目年齢の若返りや、自信の回復につながったという声も多く聞かれますが、効果の程度や持続期間には個人差があることをご理解ください。

顔のたるみの原因とそのメカニズム

女性が顎に手を当てて思慮深く考えている様子

効果的なリフトアップを行うためには、まず顔のたるみがなぜ起こるのかを理解することが重要です。たるみの原因は単一ではなく、加齢による生理的変化、生活習慣、遺伝的要因など複数の要素が複合的に関与しています。根本的な原因を知ることで、より効果的な対策を立てることができます。ここでは、たるみが発生するメカニズムを詳しく解説いたします。

加齢による肌の変化

年齢を重ねると、肌の奥深くにあるコラーゲン(肌のハリ・弾力を保つタンパク質)やエラスチン(肌の弾力性を維持する繊維)の産生が減少します。これらの成分は肌の土台となる真皮層(表皮の下にある厚い層)を支えているため、減少すると肌は重力に負けて下がってしまいます。

表情筋の衰え

顔には30種類以上の表情筋(顔の表情を作る筋肉)があります。日常的に表情が乏しい生活を続けていると、これらの筋肉が衰え、皮膚を支える力が弱くなります。特に現代では、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、無表情で過ごす時間が長くなりがちです。

生活習慣による影響

以下のような生活習慣も、たるみの原因となる可能性があります:

原因肌への影響
紫外線ダメージコラーゲンの破壊、光老化の促進
睡眠不足肌の修復機能の低下、血行不良
喫煙血管の収縮による栄養不足
急激な体重変化皮膚の弾力性の低下
猫背などの不良姿勢首や顎の筋肉への負担増加

遺伝的要因

肌質や骨格は遺伝的な影響も受けます。ご両親が比較的早い時期からたるみを経験している場合、同様の傾向が見られることがあります。ただし、適切なケアにより進行を遅らせることは十分に可能です。

自宅でできる効果的なリフトアップ方法

女性が自宅のバスルームで、清潔なタオルを手に持ち、リラックスした表情でセルフケアの準備をしている様子

ここからは、日常的に取り組める具体的なリフトアップ方法をご紹介します。セルフケアは継続しやすく、費用負担も少ないため、多くの方に取り入れていただけます。ただし、正しい方法で行うことが重要で、間違ったケアは逆効果となる可能性もあります。表情筋トレーニングからリンパケアまで、効果的で安全な方法を詳しく解説いたします。

表情筋トレーニングの具体例

表情筋を鍛えることで、顔全体の引き締め効果が期待される場合があります。ただし、効果には個人差があり、継続的な取り組みが大切です。ここでは、自宅で簡単に行える代表的なトレーニング方法をご紹介します。

頬の筋肉を鍛えるトレーニングでは、口角を意識的に上げて「イー」の形を作り、その状態を5秒間キープします。力を抜いて3秒間休憩した後、これを10回繰り返します。このトレーニングにより、頬の位置を高く保つ筋力を鍛えることができます。

あご周りの筋肉強化では、下唇を前に突き出すように意識し、あご先に力を入れて5秒間キープします。ゆっくりと元に戻した後、10回を1セットとして行います。このトレーニングにより、フェイスラインの引き締め効果が期待できます。

リンパケアの重要性と方法

顔のリンパ(体内の老廃物を運ぶ液体)の流れを改善することで、むくみの解消や血行促進効果が期待できます。

基本的なリンパマッサージは以下の手順で行います。まず準備として手を温め、オイルやクリームを顔全体になじませます。次に額から始めて、眉毛の上から髪の生え際に向かって軽く押しながら流します。

頬のマッサージでは、小鼻の脇から耳の前に向かって、頬骨に沿って優しく流し、フェイスラインはあご先から耳の下に向かって引き上げるように流します。最後に首のリンパを、耳の下から鎖骨に向かって首筋を優しく流して完了です。

マッサージを行う際は、強すぎる圧力は逆効果となる可能性があるため注意が必要です。また、皮膚に炎症やニキビがある場合は避け、1回につき5分程度に留めて、やりすぎないよう注意しましょう。

効果的なマッサージとストレッチ

日常的に行えるマッサージとストレッチをご紹介します。首や肩の筋肉と顔のたるみは密接な関係があるため、これらの部位も含めたケアが効果的です。

首や肩の筋肉の緊張は、顔のたるみにも影響を与える可能性があります。首の横ストレッチでは、頭を右に傾けて左手で軽く引っ張るように20秒キープし、左右両方行います。肩回しでは肩を大きく前後に回して筋肉をほぐし、首の後ろストレッチでは両手を頭の後ろで組んで優しく前に引いて20秒キープします。

頭皮マッサージも非常に効果的です。頭皮と顔の皮膚はつながっているため、頭皮のマッサージにより顔のリフトアップ効果も期待できます。まず指の腹を使って、こめかみから頭頂部に向かって円を描くようにマッサージします。次に頭皮を軽く引っ張るように、手のひら全体で頭皮を動かし、最後に耳の上から頭頂部に向かって、リフトアップするようにマッサージします。

日常生活でのリフトアップ対策

女性が明るいダイニングで、新鮮な野菜やフルーツの入った美しい食事を前に、満足そうな表情を見せている様子

セルフケアと並行して、日常生活での習慣改善も重要です。実は、普段の姿勢や食事、睡眠といった基本的な生活習慣が、顔のたるみや老化の進行に大きく影響していることをご存知でしょうか。これらの要素を見直すことで、リフトアップ効果をより高め、若々しい肌を維持することが期待できます。ここでは、日常生活の中で取り入れやすい対策をご紹介します。

正しい姿勢の維持

現代人に多い「猫背」や「スマホ首」は、顔のたるみを悪化させる可能性があります。

デスクワーク時には画面の高さを目線と同じ位置に調整し、スマートフォン使用時は画面を顔の高さまで持ち上げることが大切です。また、歩行時にはあごを軽く引き、肩の力を抜いて背筋を伸ばすことを心がけましょう。

食事と栄養の重要性

肌の健康を保つためには、内側からのケアも欠かせません。

栄養素肌への効果主な食材
ビタミンCコラーゲン生成をサポート柑橘類、ブロッコリー、パプリカ
ビタミンE抗酸化作用で肌老化を予防アーモンド、アボカド、オリーブオイル
タンパク質肌の土台となるコラーゲンの材料魚、肉、大豆製品
亜鉛肌の修復機能をサポート牡蠣、レバー、ナッツ類

睡眠とストレス管理

質の良い睡眠は、肌の修復機能を正常に働かせるために不可欠です。

良質な睡眠を得るためには、毎日同じ時間に就寝・起床することが重要です。また、寝る2時間前からスマートフォンやテレビの使用を控え、寝室を暗く涼しく保つことも大切です。さらに、カフェインの摂取は午後3時以降控えることで、より深い眠りにつきやすくなります。

ストレスも肌の老化を早める要因の一つです。適度な運動や趣味の時間を作り、ストレス解消を心がけましょう。

美容機器を使ったセルフケア方法

女性が清潔な洗面台の前で、美容機器(具体的なブランドは避けたシンプルな白い美顔器)を手に持ち、使用前の準備をしている様子

近年、家庭用美容機器の技術も向上し、セルフケアの選択肢が広がっています。エステサロンで受けるような高度なケアを自宅で手軽に行えるようになり、多くの方が注目しています。ただし、効果を得るためには正しい使用方法や適切な頻度を理解することが重要です。ここでは、主な美容機器の種類と期待できる効果、使用時の注意点について詳しく解説いたします。

美顔器の種類と期待できる効果

美顔器にはいくつかの種類があり、それぞれ異なるアプローチでリフトアップ効果を目指します。機能や特徴を理解して、ご自身の肌質や目的に合った機器を選択することが重要です。

EMS美顔器は、EMS(Electrical Muscle Stimulation:電気的筋肉刺激)を使用して表情筋に直接的に働きかけることが期待できます。微弱な電流により筋肉を刺激し、運動効果を得ることを目的としています。

超音波美顔器は、超音波の振動により肌の深部への美容成分の浸透促進や血行促進効果が期待できます。また、超音波による細かな振動が、肌の引き締めに寄与する可能性があります。

LED美顔器は、特定の波長の光を照射することで肌細胞の活性化やコラーゲン産生の促進効果が期待されています。赤色LEDは特に肌の若返り効果が研究されています。

美容機器を使用する際は、使用頻度を守ることが重要で、過度の使用は肌トラブルの原因となる可能性があります。また、機器の清潔を保ち感染症予防に努め、炎症やケガがある場合は使用を控えてください。各機器の使用方法を正しく理解するため、説明書をしっかりと読んでから使用することも大切です。

リフトアップマッサージの基本と注意点

女性が両手を清潔に洗った後、タオルで丁寧に手を拭いている様子

より効果的なマッサージのポイントと、避けるべき行為について解説します。正しいマッサージは血行促進やリンパの流れ改善に効果的ですが、間違った方法で行うとかえって肌にダメージを与えてしまう可能性があります。マッサージの効果を最大化し、安全に行うために必要な基本テクニックと、注意すべきポイントを詳しくご説明いたします。

マッサージの基本テクニック

効果的なリフトアップマッサージを行うためには、圧力のコントロール、マッサージの方向、手の動かし方など、基本的なテクニックを正しく理解することが大切です。

適切な圧力は「心地よい」と感じる程度です。痛みを感じるほど強く押すことは、皮膚や筋肉にダメージを与える可能性があります。リフトアップマッサージでは、重力に逆らう方向、つまり「下から上へ」「内側から外側へ」が基本となります。

マッサージの手の動かし方については、摩擦を最小限に抑えるため必ずオイルやクリームを使用して滑らすように行い、血行を促進するため小さな円を描くような動きを心がけます。また、急がずゆっくりと一定のペースで行うことが大切です。

マッサージ時の重要な注意点

マッサージは正しく行えば効果的ですが、間違った方法で行うとかえって肌トラブルを引き起こす可能性があります。安全で効果的なマッサージのために、以下の注意点を必ず守りましょう。

以下のような間違ったマッサージは、かえってたるみを悪化させる可能性があります:

間違ったマッサージは、かえってたるみを悪化させる可能性があります。強すぎる圧力は皮膚や筋肉を痛める可能性があり、下向きのマッサージはたるみを助長する危険性があります。また、オイルなしのマッサージは摩擦による肌ダメージを与え、長時間のマッサージはかえって炎症を起こす可能性があるため注意が必要です。

マッサージを控えるべき状況として、肌に炎症や傷がある場合や日焼け直後の敏感な状態、体調不良や発熱時、皮膚疾患がある場合などが挙げられます。これらの状況では、マッサージが症状を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

専門的なリフトアップ治療の選択肢

優しい表情で比較検討している日本人女性

セルフケアだけでは限界を感じる場合、美容医療による専門的な治療という選択肢があります。近年の美容医療技術の進歩により、切らない治療法も多数開発され、以前に比べてダウンタイムが短く、より安全性の高い治療が可能になりました。ここでは、主要な治療法の特徴や効果、適応症例について詳しくご説明いたします。

切らないリフトアップ治療の種類

近年の美容医療技術の進歩により、メスを使わない様々な治療法が開発されています。主要な治療法をご紹介いたします。

糸リフト(スレッドリフト)は、医療用の特殊な糸を皮膚の下に挿入し、物理的に皮膚を引き上げる治療法です。糸の材質や形状により、時間と共に体内で分解される吸収糸、長期間体内に残る非吸収糸、皮膚組織により強力に引っかかる構造を持つコグ(突起)付き糸など、様々な種類があります。

高周波治療(RF治療)は、高周波エネルギーを肌の深部に照射し、コラーゲンの収縮と新生を促すことで、肌の引き締め効果を期待する治療です。代表的なものにサーマクールやサーマジなどがあります。

超音波治療は、集束超音波(HIFU)を使用し、肌の深部に熱を加えることでコラーゲンの再生と引き締め効果を期待する治療法です。ウルセラシステムが代表的です。

注入治療では、ヒアルロン酸(肌の水分保持に重要なゼリー状の成分)やボトックス(筋肉の動きを一時的に抑制する薬剤)を注入することで、シワの改善や筋肉のバランス調整を行います。

各治療法の特徴比較

治療法を選択する際は、それぞれの特徴を比較検討することが重要です。即効性、持続期間、ダウンタイム、適応症状などの違いを理解し、ご自身のライフスタイルや希望に最も適した治療を選びましょう。

治療法即効性持続期間ダウンタイム適応症状
糸リフト高い1~2年数日~1週間頬のたるみ、フェイスライン
高周波治療中程度6ヶ月~1年ほとんどなし全体的な引き締め
超音波治療中程度1~2年ほとんどなし深部のたるみ
注入治療高い6ヶ月~2年数日局所的なシワ、ボリューム不足

治療を検討する際の重要なポイント

美容医療を受ける際は、安全性と効果を確保するために、クリニック選びから治療前の準備まで、慎重に検討する必要があります。満足のいく結果を得るために確認すべき重要なポイントをご紹介します。

医師選びの基準として、適切な知識と技術を持った美容外科専門医の資格があることが重要です。また、十分な経験を持つクリニックを選択し、リスクや副作用についても詳しく説明してくれるカウンセリングの質、そして治療後のサポート体制が整っているアフターフォローの充実度も重要なポイントです。

治療前には、起こりうる合併症について理解するため治療のリスクと副作用をしっかりと確認し、総額でいくらかかるか治療回数と費用を把握することが大切です。また、仕事や日常生活への影響を把握するためダウンタイムについて理解し、どのくらい効果が続くかという効果の持続期間についても確認しておきましょう。

リフトアップに関するよくある質問

患者様からよくいただく質問にお答えします。リフトアップについて興味はあるものの、効果や安全性、適切な方法について疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ここでは、セルフケアから専門的な治療まで、多くの方が気になるポイントについて、美容医療の観点からわかりやすくお答えいたします。

セルフケアに関する疑問

Q: マッサージはどのくらいの頻度で行うべきですか?

A: 一般的に、週2~3回程度が推奨されます。毎日行う場合は、1回5分以内に留めることが大切です。やりすぎは肌にダメージを与える可能性があります。

Q: 効果を感じるまでにどのくらいの期間が必要ですか?

A: セルフケアの場合、継続的に行って2~3ヶ月程度で変化を感じる方が多いです。ただし、個人差が大きく、効果の感じ方も様々です。

治療に関する疑問

Q: 治療による効果はどのくらい持続しますか?

A: 治療法により異なりますが、糸リフトの場合は一般的に1~2年程度とされることが多いです。ただし、個人の肌質や生活習慣、加齢の進行により差があり、期待よりも短い場合や長い場合があります。定期的な診察により効果を確認し、必要に応じて追加治療をご検討いただくことがあります。

Q: 治療に年齢制限はありますか?

A: 基本的に成人の方が対象となりますが、適応については個人の肌の状態や健康状態、治療歴などを総合的に判断する必要があります。年齢だけでなく、妊娠・授乳中の方、特定の疾患をお持ちの方、服用中のお薬がある方などは治療をお受けいただけない場合があります。まずは医師による診察とカウンセリングで適応を判断いたします。

Q: 痛みはどの程度ありますか?

A: 治療法により異なります。糸リフトの場合、局所麻酔を使用するため、治療中の痛みは最小限に抑えられます。治療後は軽い張り感や違和感を感じることがありますが、数日で改善することが一般的です。

年代別リフトアップ対策ガイド

異なる年代を想起させる3人の日本人女性(20代後半、30代後半、40代後半)が並んで微笑んでいる様子

年代に応じた適切なアプローチをご提案します。肌の状態や老化の進行具合は年代によって大きく異なるため、それぞれの年代に最適なケア方法を選択することが重要です。20代の予防的ケアから、40代以降の積極的な治療まで、年代別の特徴とお悩みに合わせた効果的なリフトアップ対策をご紹介いたします。

20代のリフトアップ対策

20代は予防が中心となります。この時期に適切なケアを行うことで、将来のたるみを予防することが期待できます。

20代で推奨するケア方法として、適切な洗顔と保湿による日々のスキンケア、日焼け止めの毎日使用による紫外線対策、週2~3回程度の表情筋トレーニング、そして十分な睡眠とバランスの良い食事による生活習慣の改善が挙げられます。

一方で、過度なセルフマッサージ、強すぎるスキンケア、急激なダイエットなどは避けるべき行為として注意が必要です。

30代のリフトアップ対策

30代は初期のエイジングサインが現れる時期です。積極的なケアと予防の両方が重要になります。

30代で推奨するケア方法として、コラーゲンやヒアルロン酸配合製品を使用した高機能スキンケア、週2~3回の適切なマッサージによる定期的なケア、月1~2回程度のホームケアとしての美容機器の活用、そして軽度なたるみには予防的治療も選択肢として専門的治療の検討が有効です。

40代以降では、毎日の適切なスキンケアによる継続的なホームケア、糸リフトなどの医療治療による専門的治療の検討、治療効果維持のための継続ケアとしての定期的なメンテナンス、そして食事・運動・睡眠の改善による生活習慣の総合的見直しがより重要になります。

効果を持続させるためのコツ

女性が手帳やカレンダーを見ながら、ケア計画を立てている様子

リフトアップ効果を長く維持するためのポイントをお伝えします。せっかくリフトアップケアや治療を受けても、その後のメンテナンスを怠ってしまうと効果は徐々に薄れてしまいます。継続的なケアと生活習慣の改善により、美しい結果を長期間保つことが可能です。ここでは、効果を持続させるための具体的な方法をご紹介いたします。

継続的なケアの重要性

美容において最も大切なのは継続性です。一度の治療やケアで得られた効果も、その後のメンテナンスを怠ると徐々に失われてしまいます。長期的に美しさを保つための継続的なアプローチについて解説します。

一度改善したからといって、ケアを止めてしまうと元の状態に戻ってしまう可能性があります。継続することで、効果を維持できる可能性が高まります。

継続しやすいケア方法として、歯磨きと同じように日課として組み込んで習慣化することが大切です。完璧を目指さず、できる範囲で続けることで無理のない範囲でのケアを心がけ、音楽を聞きながらなど楽しめる工夫をして楽しみながら続けることがポイントです。

美しい肌は、外側からのケアだけでなく、内側からの健康づくりも重要です。体内時計を整える規則正しい生活リズム、血行促進と筋肉維持のための適度な運動、肌の潤いを内側から保つ十分な水分摂取、そしてリラクゼーション時間を確保したストレス管理が肌に良い生活習慣として挙げられます。

福岡天神美容クリニックの糸リフト(FTBリフト)について

これまで様々なリフトアップ方法をご紹介してきましたが、セルフケアの範囲を超えた変化をご希望の方には、美容医療による専門的な治療という選択肢があります。ただし、治療効果には個人差があり、リスクも伴うため、十分な検討と医師との相談が必要です。

FTBリフトの独自技術

当クリニックで行っているFTBリフトは、従来の糸リフトとは異なる技術的特徴を有しています。

通常の糸リフトはこめかみや頬から挿入することが多いですが、当院のFTBリフトは頭皮から挿入します。この技術的特徴により、糸が長い分、引き上げられる範囲が広くなる設計となっています。また、皮膚のヨレを外から見えない毛髪部分に分散させることで、自然な仕上がりを目指します。さらに、挿入部が頭皮の中に隠れるため外から見えにくく、効率的な引き上げにより必要な糸の本数を抑制することを目指しています。

ただし、効果の感じ方には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。

FTBリフトの特徴とメリット

当院では体内に吸収される糸を使用しています。体内に吸収される糸のため、吸収過程でコラーゲンの生成が促される可能性があると考えられており、肌質の改善を期待される場合があります。

ダウンタイムについては、一般的には比較的短期間とされていますが、個人差があります。腫れについては、多くの場合軽微ですが、たるみの程度により皮膚が集まって見えるヨレが生じることがあり、1~2週間程度で改善する傾向があります。痛みについては2~3日から1週間程度継続する場合があります。内出血については、発生する場合があり、現れた場合は1~2週間程度で軽快することが一般的です。

主なリスク・副作用

  • 痛み、腫れ、内出血
  • 感染(稀)
  • 糸の露出(稀)
  • 左右差
  • しびれや違和感(一時的)
  • 皮膚の凹凸や引きつれ感
  • 思うような効果が得られない場合
  • 糸の破損や移動(稀)

日常生活への影響については、シャワー、洗顔、メイクは当日から可能な場合が多いですが、個人の状態により異なります。美容院での施術については2週間後を目安としていますが、医師の指示に従ってください。

施術時間は10~15分程度を予定しておりますが、個人の状態により変動する場合があります。効果の実感については個人差が大きく、1回の治療で変化を感じられる方もいれば、複数回の治療や時間の経過が必要な場合もあります。

禁忌・注意事項

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 出血傾向のある方、抗凝固薬服用中の方
  • 感染症のある方
  • ケロイド体質の方
  • 施術部位に炎症や傷のある方
  • 重篤な内科的疾患のある方
  • 金属アレルギーの方
  • その他、医師が不適切と判断した場合

費用について
本治療は自由診療となります。費用や追加料金の詳細については、カウンセリング時に詳しくご説明いたします。

院長の豊富な実績と医師主導のカウンセリング

小林直樹院長は、小顔脂肪吸引のみで通算4,500件以上、全体の経験症例数は1万件以上を担当した豊富な経験を持ち、一人ひとりの骨格や脂肪の付き方を見極めた上で、適切な治療をご提案いたします。

当院では、医師が初診から説明・施術・術後ケアまで一貫して担当いたします。治療の必要性から期待される効果、起こりうるリスクまで、医学的根拠に基づいた情報を率直にお伝えします。

迷っている方や「何が自分に必要か分からない」という方も、患者様のご希望と医学的な観点を踏まえて一緒に検討いたします。患者様が十分にご理解・ご納得いただけるまで丁寧に説明することを心がけております。

なお、当院では治療をお急かしすることはございません。十分にお考えいただいた上で、ご自身のお考えに基づいてご判断ください。

>福岡天神美容クリニックの糸リフト(FTBリフト)はこちら

まとめ

リフトアップには、セルフケアから専門的な医療治療まで、様々な選択肢があります。20代~30代の方は予防的なケアから始め、40代以降の方はより積極的なアプローチを検討される選択肢があります。

セルフケアは継続することで変化を感じられる場合がありますが、より大きな変化をご希望の場合は、専門的な治療も選択肢の一つです。糸リフトは、物理的に皮膚を引き上げる治療法として、即効性と持続性のバランスを重視される方に選ばれることがあります。

どの方法を選択される場合も、正しい知識と適切な方法で行うことが重要です。特に医療治療については、効果だけでなくリスクや費用についても十分にご理解いただいた上で、ご自身の価値観と照らし合わせてご判断ください。不安な点や疑問がございましたら、お気軽に専門医にご相談ください。

美しく年齢を重ねるために、あなたに最適な方法を見つけて、健康的で自信に満ちた毎日をお過ごしください。

重要なお知らせ

  • 本記事で紹介している医療治療は自由診療です
  • 治療には個人差があり、期待される効果が得られない場合があります
  • すべての治療にはリスクや副作用が伴います
  • 費用、治療回数、リスクの詳細は医師との相談時にご確認ください
  • 治療を受ける際は、複数の医療機関での意見を聞くことも大切です

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