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切開リフトの傷跡は目立つ?傷跡が残る原因と目立たなくする方法を形成外科専門医が解説

美容クリニックで鏡を見ながらフェイスラインを確認する40代女性
目次

糸リフトやハイフを何度も受けてきたけれど、思うような効果が続かない。そんな悩みを抱え、切開リフトを検討し始めた方も多いのではないでしょうか。切開リフトは顔のたるみやシワに対して外科的にアプローチできる手術ですが、「傷跡が残るのでは」という不安から、なかなか一歩を踏み出せない方も少なくありません。

実際、切開フェイスリフト手術において傷跡は多くの方が気にされるポイントです。糸リフトのように傷口が小さい施術と比べると、切開リフトでは皮膚を切開するため、傷跡への心配は自然なことです。しかし、現在の美容外科では傷跡を目立たなくするための様々な技術や工夫が確立されており、適切なクリニック選びと術後ケアによって、傷跡への不安を軽減できる可能性があります。

そこで本記事では、切開リフトの傷跡について、その形成メカニズムから目立つ原因、そして目立たなくするための具体的な方法まで、解剖学的な根拠を交えながら詳しく解説します。傷跡への不安を解消し、切開リフトを正しく理解するための情報をお届けします。

【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林直樹

切開リフトとは|手術の基本と傷跡ができる仕組み

カウンセリングルームでタブレットを使い説明する医師と患者

切開リフトは、皮膚を切開してたるみの原因となる組織に直接アプローチする手術です。糸リフトやハイフといった非切開の施術とは異なり、顔の土台となる組織そのものを引き上げることで、比較的長期間持続するリフトアップ効果が期待できます。フェイスリフト手術の中でも、切開リフトはたるみ改善を目的とした外科的治療の一つとして位置づけられています。

切開リフトで傷跡ができる理由

切開リフトでは、耳の周囲を中心に皮膚を切開します。この切開は、SMAS(表在性筋膜群:皮膚と筋肉の間にある薄い膜状の組織)にアクセスし、たるんだ組織を引き上げて固定するために必要な工程です。

SMASは顔の表情筋を包む膜であり、加齢によってこの膜が緩むことで顔全体のたるみが生じます。糸リフトでは主に皮下脂肪層にアプローチするため、効果の持続期間に限界があるとされています。一方、切開リフトではSMASを直接操作できるため、より持続的な改善効果が期待できるとされています(ただし効果には個人差があります)。

手術では、まず皮膚を切開してSMASを露出させます。次に、SMASを適切な方向へ引き上げて縫合固定し、余分な皮膚を切除して丁寧に縫い合わせます。この縫合部分が、術後に傷跡として残ることになります。また、リガメント(靭帯:皮膚を骨に固定している線維組織)を適切に処理することで、より自然で持続的なリフトアップを目指します。

傷跡ができること自体は避けられませんが、重要なのは「どの程度目立つか」という点です。適切な技術で手術が行われ、術後のケアを正しく行えば、傷跡は時間の経過とともに目立ちにくくなっていく傾向があります。ただし、傷跡の治り方には個人差があり、体質によっては目立つ傷跡が残る場合もあります。

切開リフトの傷跡ができる部位

切開リフトの傷跡は、主に以下の部位にできます。

耳の前から耳たぶの下を通り、耳の後ろへと続くラインが一般的な切開部位です。この部位は、耳の形状に沿っているため傷跡が目立ちにくく、髪の毛で隠れやすいという特徴があります。こめかみ部分まで切開を延長する場合は、髪の生え際に沿って切開することで、傷跡を髪で隠すことができます。

頬のたるみが強い場合は、耳の前の切開をやや広範囲に行うことがあります。首のたるみを同時に改善するネックリフトを併用する場合は、耳の後ろから髪の生え際に沿って切開範囲が広がります。手術の範囲や患者の状態によって切開部位は異なりますが、いずれの場合も傷跡が目立ちにくい位置を選んで切開するのが基本的な考え方です。

切開リフトと糸リフトの傷跡の違い

糸リフトでは、こめかみや髪の生え際など数か所に針穴程度の小さな傷口ができます。傷口自体は小さいですが、糸を挿入した部分に内出血や腫れが生じることがあります。一方、切開リフトでは耳の周囲に線状の傷跡ができますが、耳の溝に沿った位置であるため、適切に手術が行われれば比較的目立ちにくい傾向があります。

糸リフトの傷口は1週間程度で目立たなくなることが多いですが、効果の持続期間は一般的に1年から2年程度とされています。切開リフトの傷跡は目立ちにくくなるまで数ヶ月から1年程度かかることがありますが、長期的な効果が期待できるとされています(ただし持続期間には個人差があり、年齢・皮膚状態・生活習慣などによって異なります)。傷跡のダウンタイムだけでなく、効果の持続性も含めて総合的に判断することが大切です。

切開リフトの傷跡は目立つのか

自然光の中で横顔を見せる50代女性

切開リフトを検討する際、多くの方が「傷跡が目立って周囲にバレるのでは」と心配されます。一般的には、適切な技術で手術が行われた場合、傷跡は時間の経過とともに目立ちにくくなる傾向があります。ただし、傷跡の治り方には個人差があり、体質やケアの状況によって結果は異なります。

手術直後の傷跡の状態

手術直後は、縫合部分に赤みや腫れが見られます。これは正常な創傷治癒の過程であり、傷が治る際に起こる自然な反応です。抜糸前の段階では、縫合糸が見える状態のため、傷跡は比較的目立ちます。

手術後1週間程度で抜糸を行いますが、この時点ではまだ傷跡に赤みが残っていることが一般的です。赤みは血流が増加している証拠であり、組織が修復されている過程を示しています。傷口周辺には軽度の腫れやむくみも見られますが、これらは徐々に改善していきます。

施術直後の状態を見て不安になる方もいらっしゃいますが、この時期の傷跡の状態が最終的な仕上がりではありません。傷跡は時間をかけて成熟し、目立ちにくくなっていく傾向があります。

傷跡が目立たなくなるまでの期間

傷跡が目立たなくなるまでの期間には個人差がありますが、一般的な経過の目安は以下の通りです。

術後1ヶ月頃になると、傷跡の赤みは徐々に薄くなり始めることが多いです。まだ傷跡自体は確認できますが、髪の毛やメイクで十分にカバーできる程度になる方もいます。この時期は傷跡が気になりやすい時期ですが、焦らずに経過を見守ることが重要です。

術後3ヶ月から6ヶ月にかけて、傷跡はさらに目立ちにくくなっていく傾向があります。この時期になると、傷跡を意識して見なければ気づきにくいレベルまで改善する方も多いです。傷跡の色も、赤みから薄いピンク色、そして白っぽい色へと変化していきます。

術後1年が経過すると、多くの場合、傷跡は白っぽい線状になり、周囲の皮膚と馴染んで目立ちにくくなります。傷跡が非常に目立ちにくくなる方もいますが、傷跡の最終的な仕上がりには個人差があります。ケロイド体質の方や、術後のケアが不十分だった場合などは、傷跡が目立って残ることもあります。

切開リフトの傷跡が目立つ原因と要因

待合室でパンフレットを読む40代女性

傷跡の目立ち方には様々な要因が関係しています。これらを理解することで、傷跡を目立たなくするための対策を講じることができます。

手術技術に関する要因

傷跡の仕上がりは、医師の技術力に大きく左右されます。切開の深さや角度、縫合の丁寧さ、皮膚の張力のかけ方など、手術中の細かな技術が傷跡の目立ち方に影響します。

特に重要なのが縫合技術です。皮膚に過度な張力をかけて縫合すると、傷跡が幅広くなったり、盛り上がったりする原因になります。逆に、適切な張力で丁寧に縫合することで、傷跡は細い線状に治癒しやすくなります。真皮層と表皮層を別々に縫合する多層縫合技術を用いることで、傷跡への負担を分散させ、より目立ちにくい仕上がりを目指すことができます。

また、切開位置の選択も重要です。耳の形状に沿った自然な位置で切開することで、傷跡は目立ちにくくなります。耳珠の前を切開するか、耳珠の縁に沿って切開するかなど、術式によって傷跡の位置は異なります。髪の生え際や耳の溝など、もともとある境界線を利用して切開することで、傷跡をカモフラージュする効果も期待できます。

患者側の要因

傷跡の治り方には、患者自身の体質や状態も大きく関係します。同じ医師が同じ技術で手術を行っても、患者によって傷跡の仕上がりは異なります。

ケロイド体質の方は、傷跡が赤く盛り上がりやすい傾向があります。過去に傷跡が目立った経験がある方、ピアスの穴が盛り上がった経験がある方は、カウンセリング時に医師に伝えておくことが重要です。医師はこの情報をもとに、傷跡対策を含めた手術計画を立てることができます。ケロイド体質の方は、術後に傷跡が目立って残るリスクが高くなる場合があります。

年齢も傷跡の治り方に影響します。一般的に、若い方は創傷治癒が活発なため傷跡が赤くなりやすく、年齢を重ねた方は傷跡が目立ちにくい傾向があります。これは、若い方ほどコラーゲンの産生が活発であり、傷跡が盛り上がりやすいためです。

喫煙は傷跡の治りを悪くする大きな要因です。喫煙により血流が悪くなると、組織への酸素供給が減少し、創傷治癒が遅れます。また、喫煙は皮膚の血行障害を引き起こし、傷口が開いてしまうリスクや皮膚壊死のリスクも高まります。切開リフトを受ける際は、手術の2週間前から術後1ヶ月程度は禁煙することが強く推奨されます。

肌質も傷跡の治り方に影響します。皮膚が薄い方、敏感肌の方は傷跡が目立ちやすい傾向があります。また、紫外線によるダメージを受けやすい肌質の方は、傷跡に色素沈着が生じやすいため、より入念な紫外線対策が必要です。

術後ケアに関する要因

術後の過ごし方も傷跡の仕上がりに影響します。医師の指示に従わず、傷口に負担をかける行動を取ると、傷跡が目立つ原因になります。

傷口への直接的な刺激は避けなければなりません。傷口を触ったり、こすったりすることで、傷跡が盛り上がったり、幅広くなったりするリスクがあります。洗顔やスキンケアの際も、傷口部分は優しく扱う必要があります。

紫外線への曝露は傷跡の色素沈着を引き起こします。傷跡が赤い状態で紫外線を浴びると、メラニン色素が沈着して傷跡が茶色くなることがあります。術後は帽子や日傘、日焼け止めなどを使用して、傷口を紫外線から守ることが大切です。

過度な運動による血流増加も、傷跡の治癒を妨げる要因となります。血流が増加すると傷口に負担がかかり、傷跡が盛り上がりやすくなります。術後は医師から指示された期間、激しい運動を控えてください。

傷跡を目立たなくするための施術方法

診察室で患者の耳周りを確認する医師

切開リフトの傷跡を目立たなくするために、手術時に様々な工夫が行われています。クリニック選びの際には、これらの技術を持つ医師かどうかを確認することが重要です。

髪の毛で隠れる部分を切開する

傷跡を目立たなくする基本的な方法は、髪の毛で隠れる部位を切開することです。こめかみ部分の切開は髪の生え際に沿って行い、耳の後ろの切開は髪で覆われる位置を選びます。

ただし、髪の生え際の位置には個人差があり、将来的な髪型の変化も考慮する必要があります。髪をアップにする機会が多い方、ショートヘアを好む方は、髪で隠れない位置に傷跡ができる可能性があります。経験豊富な医師は、患者一人ひとりの顔の形状や髪の生え方、ライフスタイルを考慮して、最適な切開位置を決定します。

また、将来的な脱毛リスクも考慮する必要があります。髪の生え際に沿って切開した場合、将来的に髪が薄くなると傷跡が見えやすくなる可能性があります。医師と十分に相談し、長期的な視点で切開位置を決定することが重要です。

傷跡の目立ちにくい縫合技術

縫合技術は傷跡の仕上がりを大きく左右します。真皮縫合と呼ばれる技術では、皮膚の深い層である真皮を丁寧に縫合することで、表面の傷跡にかかる張力を軽減します。これにより、傷跡が幅広くなることを防ぎ、細い線状の傷跡に仕上げることを目指します。

また、吸収糸を使用した埋没縫合により、抜糸の必要がなく傷跡への負担を軽減する方法もあります。表皮の縫合には、細い糸を使用して細かく縫合することで、傷跡を目立ちにくくする工夫が行われます。クリニックによって採用している縫合技術は異なるため、カウンセリング時に確認することをお勧めします。

縫合後の傷口には、テープやシリコーンシートを貼付して保護することがあります。これにより、傷口にかかる張力を軽減し、傷跡の幅が広がることを防ぎます。術後のケア方法についても、医師から詳しい説明を受けてください。

耳の形状を利用した切開デザイン

耳の前の切開は、耳の溝に沿って行うことで傷跡を目立ちにくくします。耳珠(じじゅ:耳の穴の前にある小さな突起)の前を切開する方法や、耳珠の縁に沿って切開する方法など、いくつかの術式があります。

耳珠の前を切開する方法は、傷跡が耳の前の溝に隠れるため目立ちにくいという利点があります。一方、耳珠の縁に沿って切開する方法は、より自然なラインで切開できますが、傷跡が直接見える位置になります。それぞれの術式にはメリットとデメリットがあり、患者の耳の形状やたるみの程度によって最適な方法は異なります。

耳たぶの付け根部分の処理も、傷跡の目立ち方に影響します。耳たぶが不自然に引っ張られたような仕上がりになると、手術を受けたことが分かりやすくなります。自然な耳たぶの形状を維持しながら、たるみを改善する技術が必要です。

医師と十分に相談し、自分の耳の形状や希望する仕上がりに合った術式を選択することが重要です。カウンセリングでは、切開位置のシミュレーションを行ってもらい、傷跡がどの程度目立つかを事前に確認することもできます。

切開リフト術後のダウンタイムと傷跡の経過

自宅リビングで手鏡を見る50代女性

切開リフトを受けた後、傷跡がどのように変化していくかを理解しておくことで、術後の不安を軽減できます。ここでは、ダウンタイム中の症状と傷跡の経過について解説します。

ダウンタイム中に現れる症状

切開リフトの術後には、腫れや内出血、むくみなどの症状が現れます。これらは手術に伴う正常な反応であり、時間の経過とともに改善していきます。

腫れは術後2日から3日目にピークを迎え、その後徐々に引いていきます。腫れのピーク時には、顔がかなり膨らんで見えることがありますが、これは一時的な状態です。多くの場合、術後1週間から2週間で大部分の腫れは引き、回復に向かいます。

内出血は術後1週間から2週間程度で目立たなくなることが一般的です。内出血の程度には個人差があり、ほとんど内出血が出ない方もいれば、広範囲に内出血が出る方もいます。内出血は重力に従って下方に移動するため、頬から首にかけて色が変化していくことがあります。

むくみは腫れよりも長く続くことがあり、完全に引くまでに1ヶ月程度かかることもあります。特に朝起きた時にむくみを感じやすく、日中は比較的改善する傾向があります。

傷口周辺には軽い痛みや違和感が生じますが、処方された痛み止めで十分にコントロールできる程度です。傷口がつっぱるような感覚や、触れた時の違和感は、術後数週間から数ヶ月続くことがあります。強い痛みや異常な症状がある場合は、すぐにクリニックに相談してください。

なお、まれに血腫・感染・神経障害・創離開など追加処置が必要となる合併症が起こることもあります。術後の経過で気になる症状があれば、早めに医師に相談することが大切です。

傷跡の経過|時期別の変化

傷跡は時間の経過とともに変化していきます。各時期の傷跡の状態を知っておくことで、自分の傷跡が正常な経過をたどっているかを判断する目安になります。

術後1週間では、傷口に赤みがあり、縫合部分が目立つ状態です。抜糸後は、傷口を保護するテープを貼ることが一般的です。この時期は傷口が最も目立つ時期であり、人前に出ることに抵抗を感じる方も多いです。

術後2週間から1ヶ月にかけて、傷口の赤みは徐々に薄くなりますが、まだ傷跡は確認できます。この時期は傷跡が最も気になる時期かもしれませんが、焦らずに経過を見守ることが大切です。傷跡の赤みは、組織が修復されている証拠でもあります。

術後3ヶ月頃になると、傷跡の色は周囲の皮膚に近づき、目立ちにくくなる方が多いです。この頃になると、意識して見なければ傷跡に気づきにくいレベルまで改善している方もいます。ただし、傷跡の成熟はまだ続いており、最終的な仕上がりには至っていません。

術後6ヶ月から1年で、傷跡は白っぽい線状になり、目立ちにくくなる傾向があります。傷跡の成熟が完了し、これ以上大きな変化は起こりにくくなります。この時点で傷跡が気になる場合は、追加の治療を検討することができます。

傷跡の経過に影響する要素

傷跡の経過には個人差があり、同じ手術を受けても傷跡の目立ち方は人によって異なります。年齢、肌質、体質、術後のケア状況などが傷跡の経過に影響を与えます。

特に重要なのが術後のケアです。医師の指示を守り、傷口を清潔に保ち、紫外線対策を行うことで、傷跡を目立たなくする効果が期待できます。傷口に適切なケアを行うことは、傷跡の仕上がりを左右する重要な要素です。

定期的な経過観察も重要です。術後の検診で傷跡の状態を医師に確認してもらい、必要に応じて追加のケアや治療を受けることができます。

傷跡が気になる場合の対処法

洗面台でスキンケアをする女性の手元

適切な手術と術後ケアを行っても、傷跡の治り方には個人差があります。傷跡が気になる場合の対処法について紹介します。

術後のセルフケア方法

傷跡を目立たなくするためのセルフケアとして、以下のような方法があります。

傷口の保湿は傷跡の治癒を促進する効果があるとされています。医師から指示された保湿剤や傷跡用クリームを使用して、傷口を乾燥から守りましょう。乾燥した状態では傷跡が硬くなりやすく、盛り上がりの原因になることがあります。

紫外線は傷跡の色素沈着を引き起こす原因となります。術後は日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなどの紫外線対策を徹底してください。傷跡が赤い状態で紫外線を浴びると、メラニン色素が過剰に産生され、傷跡が茶色く目立つようになることがあります。少なくとも術後1年間は、傷跡部分の紫外線対策を継続することをお勧めします。

シリコーンシートやシリコーンジェルは、傷跡の盛り上がりを抑える効果があるとされています。シリコーン製品は傷跡を保湿し、適度な圧迫を加えることで、傷跡の成熟を促進します。使用する際は、医師に相談の上で適切な製品を選んでください。

傷跡を軽くマッサージすることが効果的な場合もあります。傷跡が硬くなっている場合、優しくマッサージすることで柔らかくなり、目立ちにくくなることがあります。ただし、術後間もない時期のマッサージは傷口に負担をかける可能性があるため、医師の許可を得てから行ってください。

クリニックでの傷跡治療

傷跡が目立つ場合、クリニックでの追加治療が選択肢となります。傷跡の状態によって、適切な治療法は異なります。

ケナコルト注射は、傷跡が赤く盛り上がっている場合に検討される治療法の一つです。ケナコルトはステロイド薬の一種であり、医師の判断のもとで適切に行われた場合、傷跡の盛り上がりを抑える効果が期待できます。複数回の注射が必要になることもあり、また副作用(皮膚の萎縮、色素脱失など)が生じる可能性もあるため、医師と十分に相談の上で治療を決定してください。

レーザー治療は、傷跡の赤みや色素沈着を改善する効果が期待できる場合があります。傷跡の状態に合わせて、適切なレーザーの種類を選択します。治療の適応や効果については、医師の診察を受けてご確認ください。

傷跡の幅が広い場合は、傷跡修正手術を行うこともあります。古い傷跡を切除して、より丁寧に縫合し直すことで、傷跡を目立たなくすることを目指します。

いずれの治療も、傷跡が十分に成熟してから行うことが一般的です。傷跡の成熟には通常6ヶ月から1年程度かかるため、治療のタイミングについては担当医師と相談してください。

傷跡を隠すテクニック

傷跡が気になる間は、髪型やメイクでカバーする方法もあります。傷跡が目立たなくなるまでの期間、これらのテクニックを活用することで、日常生活での不便を軽減できます。

耳の前の傷跡は、髪を下ろすことで自然に隠すことができます。サイドの髪を少し長めに残しておくと、傷跡をカバーしやすくなります。耳の後ろの傷跡は、もともと見えにくい位置にあるため、特別な工夫をしなくても目立ちにくいです。

メイクで傷跡をカバーする場合は、コンシーラーやファンデーションを使用します。傷跡専用のカバーメイク製品も市販されており、通常のファンデーションよりもカバー力が高いです。必要に応じて活用できます。

クリニック選びのポイント|傷跡を目立たなくするために

クリニック受付で笑顔で会話する女性とスタッフ

切開リフトの傷跡を目立たなくするためには、クリニック選びが非常に重要です。信頼できるクリニックを選ぶためのポイントを解説します。

医師の経験と実績を確認する

切開リフトは高度な技術を必要とする手術です。医師の経験と実績は、手術の結果と傷跡の仕上がりに影響します。

日本形成外科学会日本美容外科学会(JSAPS)に所属する形成外科専門医や美容外科専門医の資格を持つ医師は、皮膚の縫合技術に習熟していることが多いです。形成外科は傷跡を目立たなくする治療を専門とする診療科であり、形成外科のトレーニングを受けた医師は傷跡への配慮に優れている傾向があります。

手術件数も参考になる指標の一つです。多くの症例を経験している医師は、様々なケースに対応できる技術と知識を持っていることが期待されます。また、想定外の状況が発生した際にも、経験に基づいて適切に対処できる可能性が高くなります。カウンセリング時に、医師の経験年数や手術件数について確認してみてください。

カウンセリングの質を重視する

カウンセリングは、医師の姿勢や技術力を判断する重要な機会です。傷跡について質問した際に、丁寧に説明してくれる医師は信頼できます。

良いカウンセリングでは、傷跡ができる部位、傷跡の経過、リスクと対処法について詳しく説明があります。傷跡のリスクを隠さず、正直に説明してくれる医師は信頼に値します。また、患者の不安や疑問に真摯に向き合い、無理な勧誘をしない姿勢も大切です。

カウンセリングでは、自分の希望や不安を率直に伝えてください。傷跡が心配であることを伝えれば、医師は傷跡を目立たなくするための工夫について説明してくれるはずです。また、切開リフトが自分に適しているかどうか、他の治療法も含めて相談することをお勧めします。複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することも一つの方法です。

福岡天神美容クリニックでは、院長がカウンセリングから手術、アフターケアまで一貫して担当しています。小顔脂肪吸引4,500件以上、オペ合計8,500件以上の実績があり、一日の手術件数を限定することで、一人ひとりの患者に丁寧に向き合う体制を整えています。

アフターケア体制を確認する

術後のフォロー体制も、クリニック選びの重要なポイントです。傷跡の経過には個人差があり、予期せぬ問題が生じることもあります。術後も継続的にサポートしてくれるクリニックを選ぶことが大切です。

定期的な経過観察、傷跡に問題が生じた際の対応、相談しやすい連絡体制などを確認しておきましょう。術後に不安なことがあった時、すぐに相談できる体制が整っているクリニックは安心です。予約やカウンセリングの方法についても、事前に確認しておくと良いでしょう。

よくある質問

カフェでスマートフォンを見る40代女性

切開リフトの傷跡について、患者様からよくいただく質問にお答えします。

切開リフトの傷跡は完全に消えますか?

傷跡が完全に消えることはありません。ただし、時間の経過とともに目立ちにくくなる傾向があります。術後1年が経過すると、多くの場合、傷跡は白っぽい細い線状になり、意識して見なければ分かりにくくなります。傷跡の最終的な仕上がりには個人差があり、体質やケアの状況によっては目立つ傷跡が残る場合もあります。

傷跡がケロイドになることはありますか?

ケロイド体質の方は、傷跡が盛り上がりやすい傾向があります。過去に傷跡が盛り上がった経験がある方は、カウンセリング時に必ず医師に伝えてください。ケロイド体質の方でも、適切な予防策を講じることで、傷跡の盛り上がりを軽減できる可能性があります。術後にケナコルト注射などの治療を行う場合もありますが、完全に予防できるわけではありません。ケロイド体質の方は、傷跡が目立つリスクについて十分に理解した上で、手術を検討してください。

傷跡を早く目立たなくする方法はありますか?

術後のケアを適切に行うことで、傷跡の治癒を促進できる可能性があります。傷口の保湿、紫外線対策、シリコーン製品の使用などが効果的とされています。また、禁煙、バランスの良い食事、十分な睡眠など、全身の健康状態を良好に保つことも傷跡の治癒に寄与すると考えられています。ただし、傷跡の治り方には個人差があり、ケアを行っても期待通りの結果にならない場合もあります。

切開リフトを受けられない場合はありますか?

重い持病がある方、妊娠中・授乳中の方、出血傾向のある方(抗凝固剤を服用中の方を含む)、コントロールが不十分な糖尿病の方などは、手術が受けられない場合や、リスクが高くなる場合があります。また、切開リフトは一般的に加齢によるたるみが生じている方を対象とした手術であり、年齢や皮膚の状態によっては他の治療法が適している場合もあります。手術の適応については、必ず医師の診察を受けてご確認ください。

まとめ

夕暮れの街を自信を持って歩く55歳女性

切開リフトの傷跡について、形成過程から目立つ原因、対策方法まで詳しく解説しました。

切開リフトでは、耳の周囲を中心に切開を行うため傷跡は避けられませんが、適切な技術で手術が行われれば、傷跡は時間の経過とともに目立ちにくくなる傾向があります。髪の毛で隠れる位置での切開、丁寧な縫合技術、適切な術後ケアによって、傷跡への不安を軽減できる可能性があります。ただし、傷跡の治り方には個人差があり、体質やケアの状況によっては目立つ傷跡が残る場合もあることをご理解ください。

傷跡を目立たなくするためには、経験豊富な医師のもとで手術を受けることが重要です。カウンセリングで傷跡について十分に説明を受け、リスクも含めて理解した上で、手術を検討することをお勧めします。切開リフトが自分に適しているかどうか、他の治療法も含めて医師と相談し、複数のクリニックでカウンセリングを受けることも検討してください。

切開リフトは、たるみ改善を目的とした外科的治療の一つです。傷跡への正しい理解を持った上で、自分に最適な治療法を選択していただければ幸いです。

傷跡についてご不安がある方は、まずは専門のクリニックでカウンセリングを受けてみてください。医師から直接説明を聞くことで、より具体的なイメージを持つことができます。

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本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個々の症状や状態によって適切な治療法は異なります。切開リフトを検討される際は、必ず医師の診察を受け、十分な説明を受けた上でご判断ください。手術には、腫れ、内出血、感染、左右差、傷跡の残存、知覚異常、血腫、神経障害(顔面神経麻痺を含む)、皮膚壊死、創離開、肥厚性瘢痕・ケロイド形成などのリスクがあり、まれに追加処置や再手術が必要となる場合があります。また、効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。

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