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ニキビ跡とPRP皮膚再生療法|真皮レベルの組織修復メカニズムと当院の治療方針

窓際に立ち、頬に指先をそっと添えている女性
目次

レーザーを繰り返しても凹凸が残る、ケミカルピーリングで一時的に明るくなっても数ヶ月後には元に戻る——ニキビ跡の治療に取り組みながら、こうした経験を積み重ねてきた方は少なくないはずです。

皮膚の表面だけに働きかける治療では届かない場所に、ニキビ跡の本質的な原因があります。重度のニキビが炎症を繰り返した結果、真皮(しんぴ:表皮の下にある層で、コラーゲンやエラスチンが存在する肌の土台)の構造が破壊され、修復が不完全なまま瘢痕組織として固定されてしまうのです。「なぜ肌質そのものが変わらないのか」という疑問の答えは、多くの場合、治療が真皮レベルの再生に届いていないことにあります。

PRP皮膚再生療法(PRP:Platelet Rich Plasma、多血小板血漿)は、自分の血液から遠心分離によって血小板を高濃度に抽出した成分を皮膚に注入し、肌本来の修復・再生力を引き出す再生医療です。外部から異物を補充するのではなく、真皮層の細胞を活性化してコラーゲン・エラスチンの産生を促すことで、ニキビ跡へのアプローチを目指す治療コンセプトです。

本記事では、PRP皮膚再生療法のメカニズム、ニキビ跡の種類ごとの適応と期待される変化、施術の流れ、他治療との比較、リスク・副作用、そして当院の治療方針について、皮膚科学的根拠をもとに解説します。

【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林直樹

ニキビ跡が真皮まで及ぶメカニズム|なぜ表面治療では改善しないのか

タブレットを手に持ち、画面を指差して説明している男性医師

ニキビ跡の治療が難しいとされる最大の理由は、炎症ダメージが皮膚の深部——真皮層まで波及していることにあります。

ニキビ(尋常性痤瘡)は、毛穴に皮脂が詰まりアクネ菌が増殖することで起きる炎症性疾患です。軽度のニキビでは炎症が表皮にとどまりますが、化膿を伴う重症ニキビや炎症を繰り返したニキビでは、炎症が真皮層にまで達します。このとき、コラーゲン線維・エラスチン線維・真皮の基質が破壊されます。

皮膚の修復過程では、組織を再建しようとする線維芽細胞(コラーゲンやエラスチンを作り出す、肌のハリを支える細胞)が活性化されますが、この修復が不十分であったり、過剰・不均等に行われたりすると、瘢痕組織として固定されてしまいます。

ニキビ跡の種類と特徴

ニキビ跡には大きく以下の種類があり、それぞれ原因・深さ・治療の難度が異なります。

種類特徴真皮ダメージの深さ
ローリング型(萎縮性瘢痕)緩やかなうねりのある凹み中程度
ボックス型(萎縮性瘢痕)縁が明確な四角形・円形の凹み中〜深い
アイスピック型(萎縮性瘢痕)深く細い針穴状の凹み深い
炎症後色素沈着(PIH)赤み・茶色い色素沈着表皮〜真皮浅層
肥厚性瘢痕・ケロイドコラーゲン過剰沈着による盛り上がり真皮全層

このうち、最も多く見られるのが萎縮性瘢痕(クレーター型)です。ローリング型やボックス型のクレーターは、真皮のコラーゲン産生を再活性化することで変化が期待できる場合があります。

ケミカルピーリングや表面的なレーザー治療(IPLなど)は主に表皮レベルへのアプローチです。真皮の構造的な欠損が原因のクレーター型ニキビ跡に対しては、真皮層での組織再生を促す治療アプローチが必要となります。

PRP皮膚再生療法とは|自己血液を使った再生医療の仕組み

小さな医療用バイアルを指先でつまみ上げている男性医師

PRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)とは、自分の血液から専用の遠心分離機(血液を高速回転にかけて、成分ごとに分離する機器)によって血小板を高濃度に抽出した成分のことです。この高濃度血小板を含む成分を皮膚に直接注入することで、組織の修復・再生を促します。

自己血液由来の成分のみを使用するため、異物反応やアレルギー反応のリスクが低い点が、外部から成分を補充するヒアルロン酸注射などの注入治療と性質的に異なります。

血小板に含まれる成長因子の役割

PRP療法が皮膚再生に活用される中心的な理由は、血小板が豊富な成長因子(グロースファクター)を含んでいることです。皮膚に注入されたPRPが組織に作用すると、血小板が活性化されて成長因子が放出されます。

主要な成長因子とその役割は以下の通りです。

成長因子略称主な働き
血小板由来成長因子PDGF細胞増殖・組織修復・線維芽細胞の遊走促進
トランスフォーミング成長因子βTGF-βコラーゲン産生の調節・瘢痕形成の制御
血管内皮細胞増殖因子VEGF血管新生の促進・組織への酸素・栄養供給改善
上皮細胞成長因子EGF表皮細胞の増殖促進・創傷治癒の促進
インスリン様成長因子IGFコラーゲン合成の促進・細胞増殖サポート

これらの成長因子が注入部位の真皮層で放出されることで、線維芽細胞が活性化され、コラーゲン・エラスチンの新規産生が促されます。

線維芽細胞の活性化とコラーゲン産生

真皮の主要構成成分であるコラーゲンとエラスチンは、加齢と炎症ダメージによって減少・変性します。特に、ニキビの炎症によって真皮まで損傷を受けた部位では、コラーゲン線維の構造が乱れ、新たなコラーゲン産生が滞った状態になっています。

PRP注入後に放出された成長因子は、真皮の線維芽細胞を活性化します。活性化された線維芽細胞は、新しいコラーゲン線維・エラスチン線維・ヒアルロン酸などの細胞外基質を産生します。この過程は即効性ではなく、数週間〜数ヶ月かけて段階的に進行するため、仕上がりは自然な変化として現れます。

ヒアルロン酸・レーザーとの本質的な違い

PRP療法と他のニキビ跡治療との違いを整理すると、治療のアプローチが根本的に異なることがわかります。

ヒアルロン酸注射は、注入した成分が物理的に凹みを「埋める・膨らませる」治療です。外部から異物成分を補充する性質上、代謝による徐々の分解が起きます。効果の持続期間は一般的に概ね6〜12ヶ月程度とされており、定期的な注入が必要です。ニキビ跡のクレーター部分に対して注入することで一時的に凹みを目立たなくする効果は期待できますが、真皮の組織再生には直接関与しません。

フラクショナルレーザーなどのレーザー治療は、皮膚に微細な熱損傷を与えて肌の再生機能を刺激する治療です。ダウンタイムが生じる場合がある反面、線維芽細胞の活性化によるコラーゲン産生誘導が期待できます。深いアイスピック型のクレーターには単独では限界があるケースも多く、複数回の施術が必要です。

PRP療法は、自己血液由来の成長因子によって真皮の線維芽細胞に働きかけ、肌本来の再生力を促すアプローチです。「形を作る・外部から補充する」治療ではなく、「肌の土台となる真皮を自己再生力で整える」という再生医療の考え方に基づいています。

当院の注入治療メニューはこちら

PRP皮膚再生療法でニキビ跡に期待される変化

ドレッサーの前に座り、鏡で肌を確認している女性

PRP治療とニキビ瘢痕に関する研究は国内外で一定数報告されていますが、研究の質やプロトコルにはばらつきがあり、現時点では有望な治療アプローチとして研究が進んでいる段階です。確立された標準治療としての位置付けではないことをご理解ください。また、美容目的のPRP治療は日本では薬事承認を受けておらず、本邦における保険診療上の標準治療ではありません。

クレーター(萎縮性瘢痕)への適応

PRP治療の適応として海外の研究で多く報告されているのが、真皮レベルの組織欠損が原因のクレーター型ニキビ跡(萎縮性瘢痕)です。成長因子による線維芽細胞の活性化とコラーゲン産生の促進により、真皮の組織構造へのアプローチが試みられます。ただし、美容目的のPRP治療は日本では薬事承認を受けておらず、本邦における保険診療上の標準治療ではありません。

比較的浅いローリング型・ボックス型のクレーターは、繰り返しの施術によって徐々に変化が期待できるとされています。深くて狭いアイスピック型は組織の欠損が深部まで及ぶため、PRP単独よりもサブシジョン(皮下組織の線維束を切離して癒着を解除する手技)との組み合わせや、複数回施術が検討される場合があります。いずれの場合も、変化の程度には個人差があります。

炎症後色素沈着(PIH)・赤みへの適応

炎症後色素沈着(PIH)に対しては、PRP中のEGF(上皮細胞成長因子)が表皮のターンオーバーを促し、過剰に産生されたメラニンの排出を助ける作用が期待されます。また、VEGF(血管内皮細胞増殖因子)による微細血管の改善が、炎症後の赤みの経過に寄与する可能性があります。

色素沈着の程度や範囲によって変化の出方は異なり、レーザー治療(フォトフェイシャル・低出力レーザー等)との組み合わせが検討される場合もあります。

毛穴・肌質全体へのアプローチ

ニキビ跡の凹凸へのアプローチに加えて、コラーゲン産生の促進によって真皮全体のハリが変化すると、毛穴の目立ちや皮膚の菲薄化(薄くなること)の改善にも寄与する可能性があります。ニキビ跡が散在する部位を中心に注入することで、肌質全体への底上げアプローチも同時に検討できる点は、表面的なスポット治療との違いのひとつです。

PRP皮膚再生療法の施術の流れ

カウンセリングルームのテーブルを挟んで向かい合う女性医師と女性患者

当院のPRP治療は、以下の流れで実施されます。カウンセリングから採血・抽出・注入・アフターケアの説明まで、すべてのステップを院長が担当します。

ステップ内容所要時間の目安
①カウンセリング症状・悩み・既往歴の確認。院長が直接診察し、治療方針を説明30〜60分程度
②麻酔クリーム塗布注入時の痛みを軽減するため、麻酔クリームを患部に塗布して浸透を待つ約20〜30分
③採血腕から約17ccを採血。一般的な健康診断の採血量と比較して少量5分程度
④遠心分離・PRP抽出専用の遠心分離機で血小板を高濃度に抽出約10〜15分
⑤注入部位ごとに最適な方法・深度・量でPRPを注入15〜30分程度
⑥アフターケア・経過説明施術後の経過・注意事項・次回施術の目安を説明10〜15分

施術全体の所要時間は、個人差がありますが概ね2〜3時間程度です。当院では1日あたりの施術件数を限定することで、一人ひとりの状態を丁寧に確認した施術を実現しています。

なお、当院のPRP治療は2026年4月より施術を開始予定です。詳細・ご予約については当院のPRP治療ページよりご確認ください。

効果の発現時期と持続期間

屋外カフェテラスのテーブルに手を置き、前方を穏やかに見つめている女性

PRP治療の変化は施術直後には現れません。注入された成長因子が真皮の線維芽細胞に働きかけ、新たなコラーゲン・エラスチンが産生されるまでに一定の時間を要するためです。

変化の実感は数週間〜1〜3ヶ月程度かけて徐々に現れるとされています。施術後の経過の目安は以下の通りです。

施術後の経過肌の状態の変化(目安)
当日〜数日注入部位の赤み・腫れが生じることがある。ダウンタイム期
1〜2週間後赤み・腫れが概ね落ち着く。内出血がある場合は吸収が進む
1〜3ヶ月後コラーゲン産生が進み、肌質の変化を実感し始める時期
3〜6ヶ月後変化がより明確になってくる時期

持続期間については報告によっては数年単位の変化を示したものもありますが、研究の評価方法やプロトコルにはばらつきがあります。効果の持続には個人差が大きく、肌質・年齢・ニキビ跡の深さ・施術回数などによって異なります。すべての方に同等の結果が保証されるものではありません。

複数回の施術によって変化が積み重なるケースが多く、担当医師と相談しながら最適な施術計画を立てることが重要です。効果の程度・持続についての詳細は、カウンセリング時に院長から説明があります。

PRP治療のリスク・副作用・注意事項

診察室のデスクに着席し、両手を組んで丁寧に話している男性医師

再生医療であっても、注射を伴う施術である以上、一定のリスクと副作用が存在します。以下に主なものを挙げます。

主な副作用・ダウンタイム

  • 腫れ・赤み:注入部位に数日〜1週間程度、腫れや赤みが生じることがあります
  • 内出血:注射針による微小な出血が皮下に広がることがあります。通常1〜2週間程度で吸収されます
  • 痛み・熱感:施術当日から数日程度、注入部位に痛みや熱感を感じることがあります
  • 感染:ごくまれに注入部位が感染するリスクがあります。無菌操作と消毒の徹底により最小化します
  • 注入部位の硬結(こわばり):一時的に注入部位が硬くなることがありますが、多くの場合時間とともに改善します

ダウンタイムの程度は個人差があります。重要な予定がある場合は、余裕を持ったスケジュールでの受診をお勧めします。

施術を受けられない方(禁忌・注意事項)

以下に該当する方はPRP治療を受けられない場合があります。カウンセリング時に必ず事前に申告してください。

  • 血液疾患・凝固異常がある方
  • 悪性腫瘍の既往または現在治療中の方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 重篤な感染症が活動性にある方
  • 抗凝固薬・抗血小板薬など血小板機能に影響する薬剤を服用中の方
  • 施術部位に活動性のニキビ・皮膚疾患がある方
  • ケロイド体質の方(肥厚性瘢痕・ケロイドのリスクが高まる可能性があります)

上記に該当しない方でも、問診・診察の結果、施術をお断りする場合があります。

ヒアルロン酸・レーザーとのコスト・効果の比較

カフェのテーブルに広げた書類を見ながら考えている女性

ニキビ跡に対する治療法を選択する際には、1回あたりの費用だけでなく、効果の持続期間・施術回数の累計・ダウンタイム・肌質への影響を総合的に検討することが重要です。

比較項目ヒアルロン酸注射フラクショナルレーザーPRP皮膚再生療法
主なアプローチ物理的な充填・外部からの補充熱刺激による再生促進成長因子による自己再生の活性化
使用成分合成ヒアルロン酸(外来成分)なし(光エネルギー)自己血液由来成分のみ
アレルギー・異物反応リスク低いが可能性ありなし非常に低い(自己成分)
効果持続期間の目安概ね6〜12ヶ月数ヶ月〜1年程度個人差・研究によりばらつきあり
ダウンタイムの目安数日程度数日〜1週間以上数日〜1週間程度
肌質への直接効果主として容積補充表皮〜真皮浅層への刺激真皮コラーゲン・エラスチン産生促進

なお、ヒアルロン酸・ボトックスはそれぞれ適した症状・目的があり、優れた治療選択肢です。PRP治療と他の注入治療は対立するものではなく、症状や目的に応じて使い分け・組み合わせが可能です。治療法の選択については、カウンセリング時に院長と十分に相談のうえ決定することをお勧めします。

具体的な費用は施術内容・範囲によって異なります。施術費用のほか、診察料・麻酔料等が別途発生する場合があります。詳細はカウンセリング時にご確認ください。

当院のPRP治療の方針

クリニックの廊下に立ち、正面を向いている白衣の男性医師

PRP抽出における当院の考え方

PRP治療の品質に大きく影響するのが、抽出するPRPの精度——とりわけ血小板の濃度と、その中に含まれる成長因子の量です。

当院では、血小板回収率97%以上、通常の2倍の血小板を含む高濃度のPRPを作ることが可能です。採血量は17ccで、そこから2ccのPRPを抽出します。

院長による一貫した診察・施術・アフターケア

当院では、カウンセリング・診察・デザイン・注入・アフターケアまで、すべての工程を院長・小林直樹が一貫して担当します。当院では、医師が最初から最後まで患者一人ひとりの状態を直接確認したうえで治療方針を決定します。

これまでの豊富な注入治療経験から培われた技術力により、部位ごとの皮膚の厚み・動き・ニキビ跡の深さに応じた注入量・注入深度の細かな調整を行っています。ニキビ跡治療においては、皮膚組織の密度や瘢痕の形状に応じて注入方法を変える技術が、仕上がりの自然さと安定性に直結します。

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「膨らみすぎ」を起こしにくい設計

PRP治療においても、注入量・注入深度の設計は重要です。当院では、一度に大量に注入するのではなく、部位ごとに適切な量と深度を調整することで、「膨らみすぎ」を極力抑えるよう設計しています。PRP治療においては自己組織のコラーゲン産生による変化が主体であるため、自然な仕上がりが期待できます(効果には個人差があります)。

他の美容医療との組み合わせについて

PRP治療単独でも一定の変化が期待できますが、他の治療との組み合わせについても院長がカウンセリング時に検討します。

当院では、真皮リモデリング機器であるモーフィウス8(Morpheus8)との組み合わせも可能です。なお、モーフィウス8は日本において薬事承認を受けていない医療機器であり、効果・安全性等については国内の承認機器とは異なる場合があります。また、医療機器副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。詳細は診察時に院長よりご説明します。

皮膚のたるみが顕著な場合には、糸リフト(FTBリフト)との組み合わせについても検討が可能です。たるみ改善には糸リフトとの併用も選択肢のひとつです

目の下のクマや凹みにPRPが検討されるケースもありますが、クマの原因が脂肪の突出・骨格的な問題・皮膚の菲薄化など複数ある場合には、原因に応じた別治療が適することもあります。

よくある質問

片腕を前方に伸ばしてジェスチャーをしながら説明している女性医師

Q1. PRP治療とグロースファクター注射はどう違いますか?

グロースファクター注射は、製剤化された成長因子(主にbFGF:塩基性線維芽細胞成長因子)を皮膚に注入する治療です。一方、PRP治療は自分の血液から多種類の成長因子を含む血小板を抽出して注入するため、自己由来であることの安全性と、複数の成長因子が複合的に作用する点が異なります。当院では自己血液由来成分のみを使用する純粋なPRP治療を行っており、外部由来の成長因子添加は行っていません。

Q2. PRP治療は何回受ければ変化を実感できますか?

変化の出方や必要な施術回数は、ニキビ跡の種類・深さ・範囲、および個人の皮膚の再生力によって大きく異なります。複数回の施術によって変化が積み重なるケースが多く、具体的な回数については担当医師と相談のうえ、個別に最適なプランを設定します。

Q3. 施術当日からメイクはできますか?

施術当日は注入部位への刺激を避けることが必要なため、基本的にはメイクを控えていただく場合があります。洗顔・メイクの再開タイミングについては、施術後の経過に応じて院長から個別に案内があります。

Q4. ヒアルロン酸注射を過去に受けた部位にPRP治療を受けられますか?

部位や状態によっては受けることが可能です。ヒアルロン酸が残存している場合は、その量と状態を踏まえて治療方針を検討します。過去の注入治療の内容・部位・時期を含め、カウンセリング時に詳しくお伝えください。

Q5. 採血が苦手ですが、採血量は多いですか?

当院での採血量は約17ccです。一般的な健康診断での採血量(数十cc以上)と比べても少量ですが、採血への強い不安や過去に採血時の気分不良(血管迷走神経反応)の経験がある方は、事前にカウンセリング時にお伝えください。

Q6. 施術後に注入部位が膨らみすぎることはありますか?

PRP治療は、ヒアルロン酸注射のように大量の液体を物理的に注入するものとは性質が異なります。当院では、一度に大量注入せず部位ごとに適切な量と深度を調整することで、膨らみすぎを極力抑えるよう設計しています。ただし、変化には個人差があります。

まとめ

PRP皮膚再生療法(多血小板血漿療法)は、自己血液から抽出した高濃度の血小板を皮膚に注入し、血小板に含まれる複数の成長因子(PDGF・TGF-β・VEGF・EGFなど)が真皮の線維芽細胞を活性化することでコラーゲン・エラスチン産生を促す、自己再生力を活用した治療アプローチです。

ニキビ跡に対しては、特に萎縮性瘢痕(クレーター型)へのアプローチと、炎症後色素沈着への作用が研究で報告されています。ヒアルロン酸のように外部から異物を補充するのではなく、肌本来の再生力に働きかけるアプローチである点が特徴です。

本治療は日本では美容目的において薬事承認を受けておらず、保険適用外の自由診療です。治療の変化の発現には数週間〜数ヶ月を要し、個人差があること、また複数回の施術が検討されるケースが多いことは、事前に十分理解しておく必要があります。すべての方に同等の結果を保証するものではありません。

ニキビ跡の状態・深さ・種類によって最適な治療法は異なります。PRP治療の適応の有無も含め、まずはカウンセリングで院長に直接ご相談ください。

▶ ご相談・ご予約はこちらから

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本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、治療効果を保証・約束するものではありません。PRP治療(多血小板血漿療法)は日本では美容目的において薬事承認を受けておらず、保険適用外の自由診療です。施術には一定のリスクおよび副作用が伴う可能性があります。詳細については必ず医師の診察を受け、十分な説明を受けたうえでご判断ください。

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