フェイスリフト(切開リフト)は自由診療の手術で、費用は全額自己負担になります。
そのため、手術を検討している方の中には「医療費控除で税金の一部が戻ってくるのでは」と考える方もいるかもしれません。
結論からお伝えすると、たるみやしわを目立たなくする目的、つまり美容目的で受けるフェイスリフトは、原則として医療費控除の対象外とされています。
国税庁の確定申告の手引きでは、容姿を美化し、容ぼうを変えるなどの目的で行った整形手術の費用は、医療費控除の対象に含まれないと説明されています。
一方で、病気やけがの治療を目的とした手術であれば、医療費控除の対象になり得ます。
同じ「顔の手術」でも、目的によって税金上の扱いが変わるため、違いを知っておくことが大切です。
本記事では、医療費控除の基本、美容目的のフェイスリフトが対象外とされる理由、対象になり得るケース、確定申告の流れ、控除に頼らない費用計画の考え方、当院の施術内容と費用・リスクまでを順に解説します。
なお、本記事は2026年10月時点で国税庁が公表している情報をもとにした一般的な説明であり、個別の税務判断ではありません。
ご自身のケースが対象になるかどうかは、所轄の税務署や税理士にご確認ください。
【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林直樹
フェイスリフトは医療費控除の対象?美容目的なら原則として対象外

まず、フェイスリフトと医療費控除の関係について、結論と根拠を整理します。
国税庁が示している考え方
国税庁の確定申告の手引きでは、医療費控除の対象とならないものの例として、容姿を美化し、容ぼうを変えるなどの目的で行った整形手術の費用が挙げられています。
フェイスリフトは、顔の皮膚やその下の組織を引き上げることで、たるみやしわの印象をやわらげることを目指す手術です。
加齢によるたるみを目立たなくしたいという目的で受ける場合は、この「容姿を美化する目的の整形手術」にあたると考えられるため、原則として医療費控除の対象外となります。
当院の切開リフトは美容目的の自由診療です
当院で行っている切開リフト(FTB式SMASフェイスリフト)は、たるみやしわの改善を目的とした美容医療で、公的医療保険が適用されない自由診療です。
そのため、当院の切開リフトの費用は、原則として医療費控除の対象にならないとお考えください。
手術費用を医療費控除で軽くできる前提で資金計画を立てると、申告の段階で想定と違うことになりかねません。
費用は、控除を見込まずに準備しておくことをおすすめします。
最終的な判断は税務署が行う
医療費控除の対象になるかどうかは、医療機関ではなく、税務署が判断します。
当院を含め、医療機関が「この手術は医療費控除の対象です」と保証することはできません。
判断に迷う場合は、領収書や手術の内容がわかる書類を用意したうえで、所轄の税務署や税理士に相談してください。
医療費控除とは?制度の基本をおさらい

ここでは、医療費控除がどのような制度なのかを、国税庁の公表情報をもとに整理します。
対象となる医療費の範囲
医療費控除は、自分や生計を一にする家族のために、その年に一定額以上の医療費を支払った場合に、所得から差し引くことができる制度です。
対象となるのは、医師や歯科医師による診療や治療の対価などで、病状などに応じて一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額とされています。
一方で、健康診断の費用や、医師などへの謝礼金は、原則として対象に含まれません。
ビタミン剤のように、病気の予防や健康増進のために使う医薬品の購入費も対象外とされています。
このように、医療費控除は「病気やけがの治療」にかかった費用を対象とする制度です。
控除額の計算方法
医療費控除の金額は、その年に支払った医療費の合計から、保険金などで補てんされる金額を差し引き、さらに10万円を差し引いて計算します。
総所得金額等(所得の合計額)が200万円未満の方は、10万円ではなく、総所得金額等の5%を差し引きます。
控除できる金額の上限は200万円です。
医療費控除は「支払った医療費がそのまま戻ってくる制度」ではなく、所得から差し引いた分に応じて税金が軽くなる制度である点も知っておきましょう。
対象になる期間と家族の医療費
医療費控除の対象になるのは、その年の1月1日から12月31日までに実際に支払った医療費です。
まだ支払っていない医療費は、実際に支払った年の医療費として扱われます。
生計を一にする配偶者や家族のためにご自身が支払った医療費も、合わせて申告することができます。
美容目的のフェイスリフトが医療費控除の対象外とされる理由

次に、なぜ美容目的のフェイスリフトが医療費控除の対象外とされるのかを、制度の考え方から説明します。
「病気の治療」ではなく「容姿の美化」にあたるため
医療費控除は、病気やけがの治療にかかった費用の負担を軽くするための制度です。
たるみやしわは加齢に伴って多くの方に起こる変化で、それ自体を治療が必要な病気とはとらえないのが一般的な考え方です。
そのため、見た目の印象を変えることを目的とした手術は、医療行為であっても、制度上は「容姿を美化する目的の整形手術」として扱われます。
医師が行う手術でも、目的によって扱いが変わる
フェイスリフトは医師が行う外科手術であり、麻酔や術後の診察も伴います。
しかし、医療費控除の対象かどうかは「医師が行ったかどうか」ではなく、「何を目的とした医療か」で判断されます。
同じように皮膚を切開して縫合する手術でも、美容目的であれば原則対象外、病気やけがの治療が目的であれば対象になり得る、という違いがあります。
自由診療であることと、医療費控除の対象かどうかは別の話
「自由診療だから医療費控除の対象外」と考える方もいますが、両者は同じ意味ではありません。
自由診療とは、公的医療保険が適用されず、費用を全額自己負担する診療のことです。
自由診療であっても、治療を目的とした医療であれば、医療費控除の対象になる場合があります。
判断の基準は、あくまで「治療を目的としているかどうか」です。
手術に伴う費用の扱い
手術に伴う麻酔、検査、処方薬、通院の費用や、術後に生じた症状の治療費をどう扱うかについては、国税庁の公表情報に明示されていません。
これらの費用の扱いは個別に判断されるため、自己判断で申告せず、領収書と治療の内容がわかる書類を保管したうえで、税務署または税理士にご確認ください。
医療費控除の対象になり得るケース

ここでは、顔の手術が医療費控除の対象になり得るケースについて、一般的な考え方を紹介します。
個別のケースが対象になるかどうかは、税務署の判断によります。
病気やけがの治療として行う手術
けがや病気、病気の治療後に生じた顔の変形や機能の障害を治療する目的で行う手術は、医療費控除の対象になり得ます。
たとえば、外傷によるきずあとや変形の治療、腫瘍を切除したあとの再建、顔面神経麻痺による顔のゆがみや目の閉じにくさへの治療などがこれにあたります。
これらの手術の中には、たるんだ組織を引き上げるなど、フェイスリフトと似た手技が用いられるものもあります。
ただし、目的は見た目を若々しくすることではなく、病気やけがによって生じた変形や機能の障害を治療することにあります。
保険診療で行われる形成外科の手術
病気やけがの治療を目的とした顔の手術は、形成外科などで保険診療として行われることがあります。
保険診療で支払った自己負担分は、一般的に医療費控除の対象となる医療費に含まれます。
当院の切開リフトは美容目的の自由診療であり、こうした保険診療の手術とは目的も費用の扱いも異なります。
顔面神経麻痺やけがのあとの変形などでお悩みの方は、形成外科を標榜する医療機関などで、治療としての手術が可能かどうかをご相談ください。
判断に迷うときの考え方
美容目的か治療目的かは、手術の名前ではなく、受ける理由と医師の診断内容によって判断されます。
まぶたが下がって視野が狭くなる眼瞼下垂(がんけんかすい:まぶたを持ち上げる筋肉やその腱膜の働きが弱まるなどして、まぶたが下がる状態)のように、治療目的と美容目的のどちらにもなり得る悩みもあります。
このような場合も、医療機関で受けた診断の内容や手術の目的をもとに、税務署が個別に判断します。
当院で行う手術の目的については、診察時にご説明します。
医療機関の領収書の書き方を変えることで、医療費控除の対象かどうかが変わるわけではありません。
事実と異なる内容で申告することはできないため、受けた医療の目的と内容をそのまま伝えて確認しましょう。
確定申告で医療費控除を申告する流れ

美容目的のフェイスリフトは原則として対象外ですが、同じ年に家族の通院や病気の治療などで医療費を支払っている場合は、それらを合わせて医療費控除を申告できる場合があります。
ここでは、医療費控除を申告するときの基本的な流れを紹介します。
医療費控除の明細書を作成する
医療費控除を受けるには、確定申告書に「医療費控除の明細書」を添付します。
健康保険組合などから届く医療費通知がある場合は、その通知を添付することで、明細書への記入の一部を省略できます。
領収書そのものは、確定申告書に添付したり提示したりする必要はありません。
申告書を提出する
確定申告は、国税庁の確定申告書等作成コーナーを使ってe-Taxで提出する方法と、書面で税務署に提出する方法があります。
会社員の方で、年末調整を受けていても、医療費控除を受ける場合は確定申告が必要です。
医療費控除による還付を受けるための申告は、対象となる年の翌年1月1日から5年間行うことができるとされています。
領収書は5年間保管する
領収書は申告書に添付しなくてよい一方で、税務署から提示や提出を求められることがあります。
そのため、医療費通知を添付した分を除き、確定申告期限などから5年間は、ご自宅などで保管しておく必要があります。
セルフメディケーション税制とはどちらかを選ぶ
セルフメディケーション税制は、健康診断などの一定の取組を行っている方が、対象の市販薬を年間12,000円を超えて購入した場合に使える特例です。
この特例は、通常の医療費控除と同時には使えません。
どちらか一方を選んで申告し、修正申告などで後から選び直すことはできないため、どちらを使うかは事前に確認しておきましょう。
医療費控除に頼らない費用計画の考え方

美容目的のフェイスリフトは原則として医療費控除の対象外のため、費用は控除を見込まずに計画することが大切です。
ここでは、手術を決める前に確認しておきたい費用の考え方を紹介します。
見積書で総額と追加費用を確認する
切開リフトの費用は、手術代だけでなく、麻酔、糸の追加本数、処方薬、術後の診察などによって変わることがあります。
手術を決める前に、見積書で総額と、追加費用が生じる条件を必ず確認してください。
医療機関によって料金に差が出る理由については、切開リフトの費用相場と料金に差が出る理由で詳しく解説しています。
お支払い方法と総支払額を確認する
当院では、お支払い方法として、現金、クレジットカード、メディカルローンをご用意しています。
メディカルローンや分割払いを利用する場合は、手数料や金利を含めた総支払額と、毎月の返済額を事前に確認しておきましょう。
国税庁は、歯の治療費を歯科ローンで支払う例について、信販会社が立替払いをした年(ローン契約が成立した年)の医療費控除の対象になり、ローンの金利や手数料は対象にならないと説明しています。
医療費控除の対象になる医療費をローンなどで支払う場合の個別の扱いは、税務署にご確認ください。
モニター価格の条件を理解する
当院では、施術前後の写真撮影と通院にご協力いただける方を対象に、モニター価格を設けています。
撮影した写真は、モザイクなどの一部加工をしたうえで、当院のホームページ、SNS、ポータルサイトなどで症例データとして利用します。
費用だけで判断せず、写真の利用範囲や通院の条件に納得したうえでご検討ください。
費用以外に確認しておきたいこと
切開リフトは、手術後に腫れや内出血などのダウンタイムがあり、仕事や外出の予定にも影響します。
費用とあわせて、術後の通院の回数、ダウンタイムの過ごし方、緊急時の連絡方法も確認しておくと、手術後の生活を具体的に想像しやすくなります。
カウンセリングで確認したいことは、切開リフトのカウンセリングで聞くべきことにまとめています。
当院の切開リフト(FTB式SMASフェイスリフト)の施術内容・費用・リスク

ここでは、当院(福岡天神美容クリニック)で行っている切開リフトについて、施術内容、費用、通院、主なリスクを紹介します。
適応の可否や具体的な施術内容は、診察を行ったうえで判断します。
施術内容
当院のFTB式SMASフェイスリフトは、SMAS切開リフトに、当院でFTBリフトと呼んでいる糸による補助的な処置を組み合わせたセットメニューです。
SMAS(表在性筋腱膜系:皮膚と皮下脂肪の下にある、表情筋とつながる膜状の組織)を含めて組織を引き上げることで、たるみの改善を目指します。
切開幅は、耳珠軟骨(耳の穴の前にある小さな突起)までのLongと、耳下までのExlongの2種類から選択します。
剥離する範囲は、たるみの状態や切開幅に応じて医師が判断し、診察時にご説明します。
切開線は耳の周りのシワや髪の生え際など、目立ちにくい位置にデザインしますが、実際の切開線は皮膚の余り方や耳の形、過去の手術歴などによって一人ひとり異なります。
縫合には皮膚表面の抜糸を必要としない方法を用いていますが、創部の状態確認や術後の診察は必要です。
FTBリフトで使用する糸、必要本数の考え方、追加費用、期待される変化と固有のリスクは、診察時に個別にご説明します。
費用・施術時間・通院
| 項目 | 内容(2026年10月16日確認) |
|---|---|
| 施術名 | FTB式SMASフェイスリフト(FTBリフト2本が表示価格に含まれ、3本目以降を追加する場合は1本ごとに追加料金) |
| 施術時間 | 60分から80分(施術ページの表記) |
| 手術と術後の診察 | 手術は1回(抜糸なし)。経過観察のため、術後1週間後、1か月後、2か月後にご来院いただいています |
| ダウンタイムの目安 | 施術ページでは、腫れは術後2週間から4週間でより自然になり、最終的な完成は術後2、3か月から6か月とご案内しています。経過には個人差があります |
| Long(耳珠軟骨まで) | 定価800,000円(税込880,000円)/モニター価格500,000円(税込550,000円) |
| Exlong(耳下まで) | 定価1,200,000円(税込1,320,000円)/モニター価格800,000円(税込880,000円) |
| FTBリフト追加(1本ごと) | 定価70,000円(税込77,000円)/モニター価格40,000円(税込44,000円) |
| 麻酔(料金ページ掲載の別料金) | 笑気麻酔20,000円(税込22,000円)/静脈麻酔60,000円(税込66,000円)/表面麻酔5,000円(税込5,500円)。使用する麻酔の方法は診察で決定します |
| 別途必要になりうる費用 | 上記の麻酔料金、3本目以降のFTBリフト、同一のお悩みで2回目以降のカウンセリングを受ける場合の再診料(金額は料金ページでご確認ください)。術前検査、処方薬、追加の処置、修正や再手術などの費用の扱いは治療内容により異なるため、診察時の見積書でご確認ください |
| 保険と医療費控除 | 自由診療のため公的医療保険は適用されません。美容目的の手術のため、原則として医療費控除の対象外です |
料金は改定される場合がありますので、最新の内容は切開リフト(FTB式SMASフェイスリフト)の施術ページでご確認ください。
当院の切開リフトは、固定バンドやドレーンを使用しない方法で行っていますが、この方法によって腫れや傷跡などの術後の変化がなくなるわけではありません。
主なリスク・副作用と受けられない場合
切開リフトの主なリスク・副作用には、腫れ、内出血、痛み、頭痛や頭皮のつっぱり感、硬さやひきつれ、しびれや感覚の鈍さ、傷跡の赤みや色素沈着、肥厚性瘢痕、左右差、血腫、漿液腫、感染、皮膚の血流障害や壊死、創傷治癒不良、脱毛や生え際の変化、耳周囲の形の変化、顔面神経の障害、麻酔に伴うリスク、再手術の可能性があります。
FTBリフト(糸による処置)では、糸の露出、感染、ひきつれ、異物感、皮膚のくぼみが生じることがあります。
妊娠中の方は、待機的な美容外科手術を控えることが一般的です。
授乳中の方は、麻酔や処方薬、授乳を再開する時期を含めて個別の確認が必要です。
出血しやすい体質の方、コントロールが不十分な糖尿病や高血圧などの持病がある方、ケロイド体質の方、喫煙される方は、施術を受けられない場合や、慎重な検討が必要な場合があります。
抗凝固薬・抗血小板薬を使用している方は、自己判断で中止せず、処方医と執刀医に相談してください。
アスピリンや一部の鎮痛薬(NSAIDs:一般的な解熱鎮痛薬の一群)、サプリメントも出血のリスクに影響する場合があるため、使用中のものはすべて申告してください。
効果のあらわれ方やダウンタイムの経過には個人差があり、結果を保証するものではありません。
手術を受けるかどうかは、リスクや費用を理解したうえでご判断ください。
切開リフトのリスクを詳しく知りたい方は、切開リフトのデメリットとリスクもあわせてご覧ください。
すぐに医療機関へ連絡すべき症状
次のような症状は、血腫や感染、皮膚の血流障害など、早めの対応が必要な状態のサインである可能性があるため、手術を受けた医療機関が案内する緊急連絡先へ直ちに連絡してください。
| 症状 | 考えられる状態の例 |
|---|---|
| 片側だけが急に強く腫れる、痛みが急に強くなる | 血腫など |
| 首や顎の下が急に腫れて、息苦しさや飲み込みにくさがある | 血腫による気道の圧迫など |
| 止まりにくい出血がある | 出血、血腫など |
| 発熱、傷からの膿のような排液、赤みや熱感が広がる | 感染など |
| 皮膚の色が白っぽい、紫色、黒っぽく変化する | 皮膚の血流障害など |
| 急に顔が動かしにくくなる、目が閉じにくい | 顔面神経への影響など |
息苦しさや強い胸の痛み、ろれつが回らない、片側の手足が動かしにくいといった症状がある場合や、医療機関と連絡がつかない場合は、術後の経過と決めつけず、119番への救急要請を優先してください。
術後の経過観察と相談体制
当院では、院長の小林が執刀を担当します。
施術後の経過はLINEでもご相談いただけます。
急な腫れや出血など急ぎの症状があるときは、お電話(092-401-5012)でご連絡ください。
診療時間外の連絡方法は、手術前のご説明の際に必ずご確認ください。
フェイスリフトと医療費控除に関するよくある質問

最後に、フェイスリフトと医療費控除について、よくいただく質問にお答えします。
領収書に「治療」と書いてもらえば、医療費控除の対象になりますか?
医療費控除の対象かどうかは、領収書の書き方ではなく、受けた医療の目的と内容で判断されます。
当院では、実際に行った施術の内容どおりに領収書を発行します。
受けた施術の内容と異なる記載をすることはできませんので、ご了承ください。
糸リフトやハイフも医療費控除の対象外ですか?
国税庁は施術名ごとの扱いを示していませんが、たるみやしわの印象を変えることを目的として受ける場合は、フェイスリフトと同じ考え方があてはまり、原則として医療費控除の対象外と考えられます。
個別の判断は税務署が行いますので、迷う場合は確認してください。
手術の前後に受けた検査や薬の費用はどうなりますか?
手術に伴う検査や処方薬の費用、術後に生じた症状の治療費の扱いは、国税庁の公表情報に明示がなく、個別に判断されます。
扱いに迷う費用がある場合は、領収書を保管したうえで、税務署または税理士にご確認ください。
医療費控除の対象にならない場合、費用面で確認しておくことはありますか?
まずは、見積書で総額と、追加費用が生じる条件を確認してください。
モニター価格は、施術前後の写真撮影と通院が可能で、写真を一部加工のうえ当院のホームページ、SNS、ポータルサイトなどで利用することにご同意いただける方が対象です。
メディカルローンを利用する場合は、手数料を含めた総支払額と毎月の返済額を確認しておきましょう。
詳しい条件は、カウンセリングの際にご案内します。
まとめ

国税庁の確定申告の手引きでは、容姿を美化し、容ぼうを変えるなどの目的で行った整形手術の費用は、医療費控除の対象に含まれないとされています。
たるみやしわを目立たなくする美容目的のフェイスリフト(切開リフト)は、原則として医療費控除の対象外です。
一方で、けがや病気による顔の変形や機能の障害を治療する目的の手術は、医療費控除の対象になり得ます。
医療費控除の対象かどうかは、自由診療か保険診療か、領収書の書き方ではなく、受けた医療の目的と内容をもとに税務署が判断します。
当院の切開リフトは美容目的の自由診療のため、費用は控除を見込まずに、見積書で総額と追加費用を確認したうえで計画することをおすすめします。
本記事の内容は2026年10月時点の一般的な情報であり、個別の税務判断や、施術の効果・経過を保証するものではありません。
当院では、切開リフト(FTB式SMASフェイスリフト)について、院長が直接カウンセリングを行い、執刀を担当しています。
費用やお支払い方法、リスク、術後の経過について詳しく知りたい方は、まずは診察でご相談ください。
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記事執筆:福岡天神美容クリニック 院長 小林 直樹
小顔・輪郭専門医として、ダウンタイムを最小限に抑えた施術に注力。糸リフト、脂肪吸引、切開リフトなどで「腫れにくさ」「自然な仕上がり」を追求してきました。
これまでに顔の脂肪吸引だけで累計4,500件以上、総症例数は1万件超を経験。2024年には年間脂肪吸引症例数 日本一を獲得するなど、豊富な実績に裏打ちされた確かな技術を持ちます。
また、二重整形やくまとり、眉下切開、たれ目形成などの目元治療、ヒアルロン酸・ボトックス注入などの若返り治療も得意分野。丁寧なカウンセリングと万全のアフターフォローで、患者様一人ひとりに寄り添った美容医療を提供しています。
「安心して任せられる美容医療」を信条に、理想の美しさと満足をお届けいたします。
【所属学会】
・日本美容外科学会(JSAS)
・アラガンボトックス認定医
・ジュビダームビスタ認定医
参考資料
本記事は、国税庁の公表情報などをもとに作成しています。
税務上の取り扱いは個別の事情によって異なるため、所轄の税務署や税理士にご確認ください。
- 医療費控除の計算方法、対象期間、家族の医療費について:No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)(国税庁)
- 医療費控除の対象となる医療費の範囲について:No.1122 医療費控除の対象となる医療費(国税庁)
- ローン(歯科ローン)で医療費を支払った場合の扱いについて:No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例(国税庁)
- 対象とならない整形手術の費用、明細書と領収書の保管、セルフメディケーション税制との選択について:医療費控除を受けられる方へ(令和7年分 確定申告の手引き関連資料・国税庁)
- セルフメディケーション税制の条件について:No.1129 特定一般用医薬品等購入費を支払ったとき(医療費控除の特例)【セルフメディケーション税制】(国税庁)
- 還付申告ができる期間と、年末調整を受けた方の医療費控除について:確定申告をすれば税金が還付される方(令和7年分 確定申告の手引き・国税庁)
- 切開リフトの術式と、血腫・感染・顔面神経障害などの合併症について:Cervicofacial Rhytidectomy(StatPearls, NCBI Bookshelf)





