糸リフトを受けても半年から1年ほどで元の状態に戻ってしまった、ハイフを繰り返しているのに引き上がった実感が長く続かない——。そうした経験を重ねるうちに、「また同じことの繰り返しになるのではないか」と感じている方は少なくありません。
なぜ、糸リフトやハイフでは効果の持続に限界を感じることがあるのでしょうか。その理由の一つは、これらの治療がSMAS層を外科的に直接引き上げて固定するものではないという点にあります。
たるみの土台にあたる層へ外科的にアプローチできる治療として検討されるのが、切開リフト(フェイスリフト)です。
そして近年は、従来の切開リフトの負担を大きく減らした「抜糸なし」の術式が選ばれるようになっています。そこで本記事では、抜糸なしの切開リフトがどのような仕組みで実現されるのか、なぜ糸では戻り切開では戻りにくいのかという解剖学的な根拠、糸リフトとのコスト比較、ダウンタイムやリスク、そして福岡天神美容クリニックのFTB式SMASフェイスリフトの特徴までを、医学的な視点から整理して解説します。
【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林直樹
抜糸なしの切開リフトとは|従来の切開リフトとの違い

切開リフトと聞くと、「術後に抜糸のための通院が必要」「糸を抜く処置が痛そう」というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし現在は、抜糸を必要としない縫合方法を用いた切開リフトが広まっています。
まずは、従来の切開リフトとの違いと、抜糸が要らなくなる仕組みを確認しておきましょう。
切開リフトで「抜糸」が必要だった従来の理由
従来の切開リフトでは、皮膚の表面(表皮)をナイロン糸などの吸収されない糸で縫合することがありました。皮膚の表面に出ている糸は、感染や糸跡を避けるために、傷がある程度ふさがった術後5日〜2週間ほどの時点で抜く必要があり、この「抜糸」のためにクリニックへ再度足を運ぶことが、患者様にとって通院の負担となっていました。
抜糸なしを可能にする吸収糸と真皮縫合の仕組み
抜糸が要らない切開リフトでは、時間の経過とともに体内で分解・吸収される「吸収糸」を用います。皮膚の深い層である真皮どうしをこの吸収糸でしっかり寄せて縫合する「真皮縫合」を行うことで、表面を溶けない糸で強く結ぶ必要がなくなります。
糸は数週間から数ヶ月かけて自然に体内へ吸収されていくため、後から抜く処置が不要になるという仕組みです。表皮を引っ張る力が真皮縫合によって分散されるため、傷口にかかる緊張が減り、傷跡が目立ちにくくなりやすいという利点もあります。
福岡天神美容クリニックのFTB式SMASフェイスリフトにおける抜糸なし
福岡天神美容クリニックのFTB式SMASフェイスリフトは、抜糸を必要としないSMAS切開リフトと、腫れが少ない糸リフト(FTBリフト)を組み合わせたメニューです。耳の前の皮膚を小さく切開し、たるんだ皮膚を処理しながらSMAS層を引き上げる施術を、吸収糸による縫合で行うため、術後の抜糸が不要です。
さらに固定バンドやドレーン(術後にたまる血液や浸出液を排出する管)も使用しない独自の方法を採用しており、術後の圧迫感や通院の負担を抑えやすい設計になっています。抜糸のための通院は不要ですが、術後の状態を確認するための経過観察の来院は必要です。
手術自体は原則1回で行われ、その後に経過観察を行う流れです。
切開する範囲は、たるみの状態やご希望に合わせて「ロング」と「エクストラロング」の2種類から選べます。ロングは耳珠軟骨(じじゅなんこつ:耳の穴の前にある軟骨の出っぱり)までを範囲とし、目元から顔の中央にかけてのたるみに対応します。
エクストラロングは耳の下までを範囲とし、目元からほうれい線、口元のマリオネットライン(口角から顎にかけて伸びるたるみのライン)までの広い範囲に対応します。顔はデリケートな部位であるため、仕上がりと効果のバランスを踏まえて、医師が適切な切開範囲を診察のうえで提案します。
なぜ糸リフト・ハイフは戻り、切開リフトは戻りにくいのか|たるみの三層構造

「糸リフトを何度も繰り返している」「ハイフを定期的に受けているのに、たるみが根本から改善しない」と感じる背景には、顔のたるみがどの層で起きているのかという解剖学的な理由があります。ここを理解すると、なぜ治療によって持続期間が大きく変わるのかが見えてきます。
たるみを生む顔の三層構造(皮膚・皮下脂肪・SMAS)
顔のたるみは、主に三つの層が関わって生じます。一番外側にあるのが「皮膚(表皮・真皮)」、その下に「皮下脂肪」、さらにその奥に「SMAS(スマス)」と呼ばれる層があります。
加齢によって皮膚のハリが失われ、皮下脂肪が下方へ移動し、そしてSMASがゆるむことで、フェイスラインやほうれい線、口元のたるみとして表面にあらわれます。つまり、たるみは皮膚だけの問題ではなく、その奥にある脂肪とSMASの変化が複合的に関わっている現象です。
SMAS(表在性筋膜)とリガメント(支持靭帯)の役割
SMAS(表在性筋膜群:皮下脂肪と表情筋をつなぐ薄い膜状の組織)は、顔の表情筋を包み、皮膚を内側から支える「土台」のような役割を担っています。このSMASを骨や深い組織に固定しているのが、リガメント(支持靭帯:皮膚や筋膜を骨につなぎとめている線維組織)です。
若い頃はSMASとリガメントがしっかり顔の組織を支えていますが、加齢によってこれらがゆるむと、土台ごと組織が下垂してたるみが進みます。言い換えれば、たるみを根本から引き上げるには、皮膚の表面ではなくこのSMAS層そのものを動かす必要があるということです。
糸リフト・ハイフが届く層と切開リフトが操作する層の違い
糸リフトは、主に皮下脂肪の層に特殊な糸を挿入して組織を引き上げる治療です。手軽さや腫れの少なさが魅力ですが、引き上げる支点となるのが下垂しやすい皮下組織そのものであるため、時間の経過とともに再び下がりやすく、効果の持続は一般的に1〜2年程度が目安とされます(個人差があります)。
ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、超音波の熱エネルギーをSMAS層付近に届けて組織を引き締める治療で、メスを使わない手軽さがありますが、外科的にSMASを引き上げて固定するわけではないため、切開リフトと比べると効果の持続期間は短い傾向があるとされます。
一方、切開リフトはSMAS層を直接外科的に引き上げて固定するため、土台そのものの位置を整えることができます。皮膚だけを強く引っ張るのではなく、SMASごと引き上げて余った皮膚を処理するという作用機序の違いが、効果の持続期間の差につながると考えられています。
ここで強調しておきたいのは、糸リフトやハイフが「劣っている」わけではないという点です。これらは負担が少なく、たるみの予防や軽度の段階、外科手術を避けたい場合には適した治療であり、切開リフトとは目的や適応の段階が異なります。
どの治療が最適かは、たるみの程度や生活スタイル、何を優先するかによって変わります。フェイスリフトの作用機序や安全性に関する情報は、日本美容外科学会(JSAPS)や日本形成外科学会などの学会情報も参考になります。
抜糸なしの切開リフト(SMASフェイスリフト)のメリット

たるみの三層構造を踏まえると、抜糸なしの切開リフトがどのような価値を持つのかが見えてきます。ここでは負担の軽減と効果の両面から、主なメリットを整理します。
通院・抜糸の負担がない
抜糸なしの最大のメリットは、抜糸のための再来院が不要になることです。仕事や家事で忙しく、何度も通院する時間を確保しにくい方にとって、術後の通院負担が軽いことは大きな利点です。
吸収糸による真皮縫合は傷口の緊張を抑えるため、傷跡の仕上がりという面でもメリットがあります。
固定バンド・ドレーン不要で術後の負担を抑えやすい
従来のフェイスリフトでは、術後に顔を圧迫する固定バンドや、浸出液を排出するドレーンを使用するケースがありました。福岡天神美容クリニックではこれらを使用しない独自の術式を採用しており、術後の圧迫感や痛みといった不快感を抑えやすく、洗顔やメイクなど日常生活への復帰がスムーズになりやすいのが特徴です。
なお、術後の経過には個人差があります。
SMAS層への直接アプローチによる持続性
抜糸なしであっても、SMAS層を引き上げるという切開リフト本来のアプローチが損なわれるわけではありません。皮膚だけでなく土台であるSMASに働きかけるため、一般的には糸リフトよりも変化が長く維持されやすいとされ、数年単位での持続が期待できます。
ただし加齢による変化は誰にでも起こり、持続期間には大きな個人差があるため、効果を保証するものではありません。手軽さよりも、負担を抑えつつSMAS層へのアプローチによるリフトアップを検討したい方に向いた術式だといえます。
糸リフトと切開リフトの比較|効果・持続・コストの違い

「糸リフトを繰り返すのと、一度切開するのと、結局どちらがよいのか」は、多くの方が抱く疑問です。両者は目的の異なる治療ですが、持続期間やトータルのコストという観点で整理すると、判断の材料になります。
以下は、糸リフトと切開リフト(SMASフェイスリフト)の一般的な違いをまとめた比較表です。料金は施術内容やクリニックによって異なるため、ここでは相場感や考え方の整理にとどめます。
| 比較項目 | 糸リフト | 切開リフト(SMASフェイスリフト) |
|---|---|---|
| アプローチする層 | 主に皮下脂肪層 | SMAS層(顔の土台) |
| 引き上げの仕組み | 糸で組織を吊り上げる | SMASごと引き上げ余剰皮膚を処理 |
| 効果の持続期間 | 1〜2年程度が目安 | 数年単位(個人差あり) |
| ダウンタイム | 比較的短い | 腫れ・内出血が数週間程度 |
| 傷跡 | ほとんど残らない | 耳周りに沿って目立ちにくく処理 |
| 抜糸 | 不要 | 吸収糸の術式なら不要 |
| 向いている方 | 軽度のたるみ・手軽さ重視 | 中等度以上のたるみ・長期的な変化重視 |
効果の持続期間とリフトアップの仕組みの差
比較表からわかるように、最も大きな違いは「どの層に働きかけるか」です。糸リフトは下垂しやすい皮下組織を支点にするため効果が戻りやすく、定期的な再施術が前提になります。
切開リフトはSMAS層という土台を直接整えるため、一度の施術で得られる変化が比較的長く維持されやすいという特徴があります。どちらが優れているということではなく、たるみの程度や求める持続性によって適した治療が変わります。
「毎年の糸リフト」と「一度の切開リフト」を生涯コストで考える
コストを考えるときは、1回あたりの費用だけでなく、効果が続く期間と再施術の頻度を含めた「トータルコスト」で比較することが重要です。糸リフトは1回あたりの費用は切開リフトより抑えられますが、1〜2年ごとに繰り返すと、その都度の費用・ダウンタイム・通院がくり返し積み重なっていきます。
10年というスパンで見れば、再施術の回数とダウンタイムの累計回数は決して小さくありません。
一方、切開リフトは初回の費用は高くなりますが、効果が比較的長く続くため再施術の頻度を抑えやすい傾向があります。そのため、人によっては長期的なコストやダウンタイムの累計という観点から、選択肢の一つとして検討されることがあります。
どの治療が適しているかはたるみの程度やライフスタイルによって異なるため、目先の費用だけでなく累計コストという視点も含めて、医師と相談しながら検討することをおすすめします。
抜糸なしの切開リフトの施術の流れ

実際に抜糸なしの切開リフトを受ける場合、カウンセリングから施術、術後の経過観察までどのように進むのかを知っておくと安心です。福岡天神美容クリニックのFTB式SMASフェイスリフトを例に、施術の流れを整理します。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 診察・カウンセリング | 医師がたるみの状態を診察し、施術範囲やリスクを説明 |
| 2. お会計 | 施術内容と費用を確認 |
| 3. 施術 | 局所麻酔下でSMAS切開リフトを実施(所要時間の目安は60〜80分) |
| 4. 経過観察 | 術後1週間・1ヶ月・2ヶ月を目安に来院し経過を確認 |
カウンセリングから施術当日まで
福岡天神美容クリニックでは、カウンセラーが営業を行う制度を設けず、医師自身が診察からカウンセリングを担当します。顔の骨格や脂肪のつき方、たるみの進行度を診察したうえで、ロング・エクストラロングといった切開範囲を医師が説明します。
施術は局所麻酔下で行われ、耳の前の目立ちにくい位置を切開してSMAS層を引き上げ、余った皮膚を処理して吸収糸で縫合します。所要時間の目安は60〜80分です。
術後の経過観察とアフターフォロー
抜糸が不要なため、術後に糸を抜くための通院は発生しませんが、傷の状態や腫れの引き具合を確認するための経過観察には来院します。福岡天神美容クリニックでは術後1週間・1ヶ月・2ヶ月を目安に経過を確認し、気になる点があればLINEでも相談できる体制を整えています。
経過には個人差があるため、医師の指示に沿ったケアを続けることが大切です。
抜糸なしの切開リフトのダウンタイムと経過

切開リフトを検討するうえで、ダウンタイム(術後の回復期間)の見通しを持っておくことは欠かせません。腫れや内出血がいつピークを迎え、どのくらいで落ち着くのかを、時期ごとに整理します。
なお、以下はあくまで一般的な経過の目安であり、症状の程度や回復のスピードには個人差があります。
| 時期 | 主な経過の目安 |
|---|---|
| 術直後〜3日 | 腫れのピーク。固定バンド不要のため圧迫感は少なめ |
| 3日〜2週間 | 黄色い内出血が出ることがあるが徐々に軽減 |
| 2〜4週間 | 腫れが引き、より自然な状態へ近づく |
| 2〜6ヶ月 | 輪郭が定着し、最終的な仕上がりに近づく |
| 半年後 | 傷跡が落ち着き完成に近づく |
術直後〜1週間:腫れ・内出血のピーク
腫れは術直後から数日がピークで、固定バンドを使用しない術式のため圧迫感は比較的少なめです。頭痛や頭皮のつっぱり感が1〜2週間ほど続くことがありますが、痛み止めで対応できる程度とされています。
術後2〜3日後から黄色い内出血が出ることがありますが、多くは2〜3週間程度で落ち着いていきます。シャワー・洗顔・メイクは当日から可能なケースが多いものの、回復には個人差があります。
2週間〜数ヶ月:腫れが引き輪郭が定着するまで
術後2〜4週間ほどで腫れが引いて自然な状態に近づき、その後2〜6ヶ月かけて輪郭が定着していきます。傷跡は半年ほどかけて落ち着き、赤みは1ヶ月以降に徐々に引いていきます。
傷跡は紫外線にあたると色素沈着を起こしやすいため、術後はUV対策を徹底することが回復のうえで重要です。美容院でのヘアカラーやパーマは2週間後以降が目安となります。
抜糸なしの切開リフトのリスクと副作用

切開リフトは外科手術であるため、メリットだけでなくリスクや副作用についても正しく理解したうえで検討することが大切です。ここでは主なリスクと、慎重な判断が必要なケースを説明します。
腫れ・内出血・痛み・つっぱり感
術後は腫れや内出血、頭痛、頭皮のつっぱり感などが生じることがあります。これらは時間の経過とともに軽減していくのが一般的ですが、症状の程度や持続期間には個人差があります。
強い痛みが続く場合や、想定以上の腫れが見られる場合は、自己判断せず担当医に相談してください。
傷跡と個人差
切開リフトでは耳の前から耳の周囲にかけて切開を行うため、傷跡が残ります。耳周りのシワに沿って目立ちにくい位置にデザインし、時間とともに肌になじんでいきますが、傷の治り方や瘢痕(はんこん:傷が治る過程でできる線維組織)の残りやすさには体質による個人差があります。
傷跡を完全になくすことはできないという前提を理解しておくことが重要です。
まれに起こる合併症と回復に影響する要因
頻度は高くありませんが、フェイスリフトは外科手術である以上、皮膚の下に血液がたまる血腫、傷口の感染、一時的または持続的な顔面神経の麻痺・知覚の鈍さ(しびれ)などの合併症が起こる可能性があります。多くは時間の経過とともに回復しますが、こうしたリスクをゼロにすることはできないものとして理解しておくことが大切です。
また、喫煙習慣や糖尿病などは傷の治りに影響を与えることが知られているため、該当する方はカウンセリングの際に必ず医師へお伝えください。万一、術後に強い痛み・急な腫れの増大・発熱などがある場合は、自己判断せず速やかにクリニックへ連絡することが重要です。
慎重な判断が必要なケース
持病がある方、血が止まりにくい薬を服用している方、妊娠中・授乳中の方などは、施術を受けられない、あるいは慎重な判断が必要になる場合があります。カウンセリングの際に既往歴や服用中の薬を正確に伝え、医師と十分に相談したうえで判断することが大切です。
なお、医療広告に関するルールは厚生労働省の医療広告ガイドラインに定められており、効果には個人差があることを理解したうえで情報を読み解くことが望まれます。
抜糸なしの切開リフトで後悔しないためのクリニック・医師の選び方

切開リフトの仕上がりは、医師の技術と顔の解剖に対する理解に大きく左右されます。SMAS層やリガメントを正確に扱う技術が求められる施術だからこそ、クリニック選びは慎重に行いたいところです。
解剖学的知識と症例数
SMAS層をどの程度引き上げ、リガメントとの関係をどう扱うかは、顔の解剖を熟知していなければ判断できません。皮膚だけを強く引っ張ると引きつれや不自然な表情の原因になるため、SMASと皮膚をバランスよく引き上げる技術が必要です。
医師の症例経験や、たるみに対する解剖学的な理解を確認することが、後悔を避けるための第一歩になります。
医師による一貫したカウンセリングと執刀
カウンセリングを営業担当が行い、執刀は別の医師が担当するという体制では、希望や顔の状態が正確に伝わりにくいことがあります。福岡天神美容クリニックでは、カウンセラー制度を設けず、院長の小林直樹医師が診察・カウンセリングから執刀、アフターケアまでを一貫して担当します。
一日の手術件数を限定し、一人ひとりの骨格や脂肪のつき方に合わせて丁寧にデザインする方針です。抜糸なしの切開リフトの詳細や費用については、FTB式SMASフェイスリフトの施術ページもあわせてご確認ください。
抜糸なしの切開リフトに関するよくある質問

最後に、抜糸なしの切開リフトについて寄せられることの多い質問にお答えします。
Q1. 抜糸なしでも傷跡はきれいに治りますか?
吸収糸による真皮縫合は傷口にかかる緊張を抑えるため、傷跡が目立ちにくくなりやすい縫合方法です。切開線は耳の周囲の目立ちにくい位置にデザインし、時間とともに肌になじんでいきます。
ただし傷の治り方には個人差があり、傷跡を完全に消すことはできません。
Q2. 効果はどのくらい持続しますか?
SMAS層まで引き上げるため、一般的には糸リフトよりも変化が長く維持されやすいとされ、数年単位での効果が期待できます。ただし加齢による変化は避けられず、持続期間には大きな個人差があり、効果を保証するものではありません。
スキンケアやハイフなどを組み合わせると、状態を維持しやすくなる場合があります。
Q3. 何歳くらいから受けられますか?
30代後半〜50代以降の方が多いですが、早めにたるみを改善したい30代の方や、60代の方にも適応がある場合があります。年齢そのものよりも、たるみの進行度や肌質に応じて医師が適応を判断します。
Q4. 糸リフトを過去に受けていても切開リフトは受けられますか?
過去に糸リフトを受けた方でも切開リフトを検討できるケースは多くあります。挿入されている糸の状態や顔の状態を診察したうえで、医師が適切な施術範囲を判断します。
糸リフトを繰り返すことに疑問を感じている方は、一度カウンセリングで相談してみるとよいでしょう。
まとめ

抜糸なしの切開リフトは、吸収糸による真皮縫合を用いることで、従来の切開リフトが抱えていた抜糸の通院負担を解消した術式です。糸リフトやハイフが皮下脂肪やSMAS付近にとどまるのに対し、切開リフトはたるみの土台であるSMAS層を直接引き上げるため、一般的には変化が長く維持されやすく、数年単位での持続が期待できます(持続期間には個人差があります)。
1回あたりの費用だけでなく、再施術の頻度やダウンタイムの累計を含めて考えると、糸リフトを繰り返すことに疑問を感じている方にとって、切開リフトは検討に値する選択肢の一つです。
福岡天神美容クリニックのFTB式SMASフェイスリフトは、抜糸不要のSMAS切開リフトと腫れの少ない糸リフトを組み合わせ、固定バンドやドレーンを使わない独自の術式で術後の負担を抑えています。院長の小林直樹医師がカウンセリングから執刀、アフターケアまでを一貫して担当し、一人ひとりのたるみの状態に合わせた施術を行います。
SMAS層へのアプローチによるリフトアップを検討したい方、糸リフトの繰り返しに区切りをつけたい方は、まずは医師によるカウンセリングで、ご自身のたるみの状態と適した施術範囲、そして糸リフトやハイフ、経過観察といった他の選択肢も含めて確認することをおすすめします。なお、施術の効果や経過には個人差があり、リスク・副作用を十分に理解したうえでご検討ください。
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記事執筆:福岡天神美容クリニック 院長 小林 直樹
小顔・輪郭専門医として、ダウンタイムを最小限に抑えた施術に注力。糸リフト、脂肪吸引、切開リフトなどで「腫れにくさ」「自然な仕上がり」を追求してきました。
これまでに顔の脂肪吸引だけで累計4,500件以上、総症例数は1万件超を経験。2024年には年間脂肪吸引症例数 日本一を獲得するなど、豊富な実績に裏打ちされた確かな技術を持ちます。
また、二重整形やくまとり、眉下切開、たれ目形成などの目元治療、ヒアルロン酸・ボトックス注入などの若返り治療も得意分野。丁寧なカウンセリングと万全のアフターフォローで、患者様一人ひとりに寄り添った美容医療を提供しています。
「安心して任せられる美容医療」を信条に、理想の美しさと満足をお届けいたします。
【所属学会】
・日本美容外科学会(JSAS)
・アラガンボトックス認定医
・ジュビダームビスタ認定医










