糸リフトやハイフを受けても、半年から1年ほどでフェイスラインが元の状態に戻ってしまう。こうした経験を何度か重ねるうちに、「この方法を続けて本当にたるみは解決するのだろうか」と疑問を感じている方は少なくありません。
効果が長く続かない背景には、糸リフトやハイフがアプローチできる層と、たるみが進行している層がずれているという解剖学的な理由があります。物理的な土台にアプローチしていないため、加齢や重力の影響で再び下垂してしまうのです。
その限界を超える選択肢として検討されるのが、より深い層にアプローチして皮膚の土台ごと引き上げる切開リフト(フェイスリフト)です。ただし切開リフトは効果が大きい一方で、ダウンタイムや傷跡といったデメリットを正しく理解しておく必要があります。
そこで本記事では、切開リフトのデメリットとリスクを軸に、糸リフトとの構造的な違い、生涯コストの考え方、後悔しないための判断材料までを、形成外科の観点から整理します。なお、ここで紹介する経過やリスクには個人差があり、最終的な適応は医師の診察によって判断されます。
【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林直樹
切開リフト(フェイスリフト)とは|糸リフトとの構造的な違い

切開リフトのデメリットを正しく評価するには、まず「たるみがどの層で起きているのか」「各施術がどの層に届くのか」という構造を理解しておくことが欠かせません。同じ「リフトアップ」という言葉でも、アプローチする深さによって効果の持続性はまったく異なります。
たるみは「皮膚・脂肪・SMAS」の三層構造で進む
顔のたるみは、皮膚だけがゆるんで起こるわけではありません。表面から順に、皮膚、皮下脂肪層、そしてSMAS(表在性筋膜群:皮膚と表情筋の間に広がる薄い膜状の組織)という三層が重なり合い、それぞれが加齢とともにゆるみ、下垂していきます。
さらにこの構造を骨に固定しているのがリガメント(支持靭帯:皮膚や筋膜を骨につなぎ留めている線維組織)です。年齢を重ねるとSMASがゆるみ、リガメントの支えも弱まることで、頬やフェイスライン、首にかけて全体が垂れ下がっていきます。
つまり、たるみには表面の皮膚だけでなく、その奥にある皮下脂肪層、SMAS、リガメント、さらに骨格の変化など複数の要因が関わります。どの層に主な原因があるかを見極めることが、施術選択の重要なポイントになります。顔の構造や形成外科手術の基礎については、一般社団法人 日本形成外科学会などの専門学会の情報も参考になります。
糸リフトやハイフでは物理的な固定に限界がある理由
糸リフトは、皮下脂肪層に挿入した糸のコグ(とげ状の突起)で組織を引き上げる施術です。切らずに受けられてダウンタイムが短いという明確なメリットがあり、軽度のたるみや予防的なケアには適した選択肢です。
一方で、糸が作用するのは主に皮下脂肪層であり、たるみの土台であるSMASそのものを引き上げているわけではありません。ハイフ(HIFU)は、皮下組織からSMAS付近を含む深部に熱エネルギーを集束させ、引き締めを目指す治療です。ただし、外科手術のようにSMASを直接剥離・牽引・固定するものではないため、たるみの程度によっては変化に限界があります。
そのため、ある程度たるみが進行した状態では、糸リフトやハイフだけでは支えきれず、徐々に後戻りが生じやすくなります。これは施術が劣っているという意味ではなく、アプローチできる層と必要な層が一致していないことによる構造的な限界です。
切開リフトがSMASとリガメントを直接操作できる理由
切開リフトは、耳の周囲などを切開して皮膚を剥離し、たるみの土台であるSMASを直接引き上げて固定する術式です。ゆるんだ筋膜そのものにアプローチし、必要に応じてリガメントを処理しながら、顔の土台ごとリフトアップします。
皮膚だけを引っ張るのではなく深層から引き上げるため、不自然な「ひきつれ」を抑えながら、比較的長期間にわたる改善が見込まれるとされています。重度のたるみや、糸リフト・ハイフでは満足しにくかったケースに対して、より深い層に外科的にアプローチできるのが切開リフトの位置づけです。
ただし、深い層を操作するからこそ、次に述べるようなデメリットやリスクも伴います。効果の大きさと負担の大きさは表裏の関係にあるため、両面を理解したうえで検討することが重要です。
切開リフトのデメリット

切開リフトは効果の高い施術ですが、外科手術である以上、相応のデメリットを伴います。ここでは検討前に必ず把握しておきたい主なデメリットを、身体的な負担と費用の両面から整理します。
ダウンタイムが長い
切開リフトは皮膚を剥離して土台から引き上げるため、糸リフトやハイフと比べてダウンタイムが長くなります。術後は腫れや内出血が生じ、つっぱり感や違和感を覚えることが一般的です。
腫れや内出血は1〜2週間ほどで目立ちにくくなることが多いものの、完全に落ち着いて自然な仕上がりになるまでには数ヶ月単位の経過が必要です。施術直後は包帯による圧迫固定が必要になる場合もあり、その期間や程度は術式や個人差によって異なります。
傷跡が残る可能性がある
切開を伴うため、傷跡が残る可能性は避けられません。一般的には耳の前後や生え際など、髪やフェイスラインの陰に隠れる位置に切開線をデザインしますが、体質によっては傷の治り方に差が出ます。
特に肥厚性瘢痕やケロイド体質の方は、傷跡が盛り上がったり目立ちやすくなったりするリスクがあります。縫合技術やアフターケアによって目立ちにくくする工夫はできますが、「まったく傷が残らない」わけではない点は理解しておく必要があります。
顔面神経への影響などのリスクがある
切開リフトは顔の深い層を扱う手術であるため、まれに顔面神経への影響による麻痺やしびれ、感覚障害が生じる可能性があります。多くは一時的なものとされますが、リスクがゼロではないことは正しく認識しておくべきです。
このほか、血腫、感染、皮膚の血流障害(壊死)、耳たぶの変形、左右差といった合併症の可能性も挙げられます。これらの合併症の頻度には、執刀医の解剖学的知識や技術が関連すると考えられており、医師選びは検討において重要な要素になります。
手術時間が長く身体的負担がある
切開リフトは剥離やSMASの処理、丁寧な縫合を伴うため、糸リフトのような短時間の施術と比べると手術時間が長くなります。麻酔を用いて行われるため、麻酔そのものに伴うリスクも考慮する必要があります。
施術範囲が広いほど身体的な負担も大きくなり、術後の回復にも一定の時間がかかります。仕事や生活のスケジュールに合わせて、回復期間を確保できるかどうかを事前に検討しておくことが大切です。
費用が高い
切開リフトは外科手術であり、糸リフトやハイフの1回あたりの費用と比べると高額になる傾向があります。料金はクリニックや術式によって異なるため一概には言えませんが、初期費用としての負担は大きくなります。
ただし、この「高い」という印象は1回あたりの金額だけで判断すると見え方が変わります。後述するように、効果の持続期間まで含めた総コストで比較すると、評価は大きく変わってきます。
切開リフトのメリット|デメリットと比較して

デメリットを正しく理解したうえで、それを上回る価値があるかどうかを判断するために、メリットも公正に整理しておきます。切開リフトの利点は、糸リフトやハイフの限界を補う形で位置づけられます。
効果の持続期間が長い
切開リフトのメリットとして挙げられるのが、効果の持続期間が比較的長いことです。たるみの土台であるSMASを直接引き上げて固定するため、皮下脂肪層のみにアプローチする施術と比べて後戻りが起こりにくいとされ、比較的長期間の変化が見込まれます。
加齢そのものを止めることはできないため「半永久的」と断言はできませんが、繰り返しの施術を前提とする糸リフトと比べ、メンテナンスの頻度を大きく減らせる点は大きな違いです。
一度の施術で広い範囲にアプローチできる
切開リフトは深層から引き上げるため、一度の施術で変化を感じる方もいますが、仕上がりの程度や満足度には個人差があります。重度のたるみや、首・フェイスラインまで含めた広い範囲にも対応しやすく、糸リフトでは届きにくかった悩みにアプローチできる点が特徴です。
「何度も施術を受けても十分な変化を感じられなかった」と感じてきた方にとって、土台となる層に外科的にアプローチできる点は、糸リフトやハイフで満足しにくかった方が検討する理由の一つになります。
糸リフト・ハイフと切開リフトの比較

ここまでの内容を、糸リフト・ハイフと切開リフトの違いとして表に整理します。どちらが優れているという話ではなく、たるみの進行度や求める持続性によって適した施術が変わる、という観点で確認してください。
| 比較項目 | 糸リフト・ハイフ | 切開リフト |
|---|---|---|
| アプローチする層 | 主に皮下脂肪層・SMAS表層 | SMASを直接引き上げ・リガメントを処理 |
| 効果の持続 | 数ヶ月〜1年程度で後戻りしやすい | 長期的に持続しやすい |
| ダウンタイム | 短い | 長い(腫れ・内出血を伴う) |
| 傷跡 | ほぼ残らない | 切開線に伴う傷跡が残る可能性 |
| 1回あたりの費用 | 比較的抑えやすい | 高額になりやすい |
| 向いている人 | 軽度のたるみ・予防・手軽さ重視 | 進行したたるみ・土台への改善・持続性重視 |
※上記は一般的な傾向であり、効果やダウンタイムには個人差があります。実際の適応は医師の診察により判断されます。
「毎年の糸リフト」と「一度の切開リフト」を生涯コストで考える

切開リフトの「費用が高い」というデメリットは、1回あたりの金額だけを見ると確かにそのとおりです。しかし、たるみ対策は一度で終わるものではなく、効果が切れれば再び施術が必要になります。そこで重要になるのが、長い目で見た総コストという視点です。
糸リフトは効果が永続するわけではないため、たるみを維持しようとすれば定期的な再施術が前提になります。1回あたりの費用は抑えられても、繰り返すたびに費用が積み上がり、そのつどダウンタイムと通院の負担も発生します。
| 比較の観点 | 糸リフトを繰り返す場合 | 切開リフトを一度受ける場合 |
|---|---|---|
| 1回あたりの費用 | 抑えやすい | 高額 |
| 再施術の頻度 | 効果が切れるたびに必要 | 頻度を大きく減らせる |
| 累計のダウンタイム回数 | 施術ごとに繰り返し発生 | 基本的に一度 |
| 累計の通院回数 | 施術ごとに積み重なる | まとまった回数で完結しやすい |
| 長期的な総コストの考え方 | 回数に比例して増えやすい | 初期費用は高いが回数を抑えられる |
このように、糸リフトを定期的に受ける場合と、切開リフトを選ぶ場合では、初期費用・持続期間・ダウンタイム・通院回数の考え方が異なります。どちらが合理的かは、たるみの程度、希望する変化、許容できるダウンタイム、予算によって変わります。金額の絶対値だけでなく、持続期間あたりのコストという視点もあわせて持っておくと、判断材料が増えます。
なお、具体的な料金は術式やクリニックによって変動するため、ここでは相場としての考え方を示しています。実際の費用対効果は、カウンセリングで自分のたるみの状態に即して確認することをおすすめします。
切開リフトの副作用とダウンタイムの経過

検討段階で不安が大きいのは、術後にどのような経過をたどるのかが分かりにくい点です。代表的な症状とおおよその経過を表にまとめます。あくまで一般的な目安であり、個人差がある点はご了承ください。
| 時期の目安 | 主な症状・状態 | 過ごし方のポイント |
|---|---|---|
| 術後当日〜数日 | 腫れ・内出血・つっぱり感が強い時期 | 安静を保ち、圧迫固定の指示を守る |
| 1週間前後 | 抜糸の時期、腫れがピークから落ち着き始める | 無理な運動・長時間の入浴は避ける |
| 2週間前後 | 内出血が目立ちにくくなり、メイクで隠せる程度に | 日常生活に少しずつ戻していく |
| 1〜3ヶ月 | つっぱり感や違和感が徐々に和らぐ | 経過観察、気になる症状は受診 |
| 半年〜1年 | 傷跡が落ち着き、自然な仕上がりに近づく | 定期的なフォローで状態を確認 |
ダウンタイム中は、喫煙や過度な飲酒が傷の治りを遅らせる要因になります。特に喫煙は皮膚の血流を妨げるため、術前後の一定期間は禁煙が推奨されることが一般的です。回復を早めるためにも、医師の指示に沿った生活管理が重要になります。
切開リフトで後悔しないためのポイント

切開リフトで後悔につながりやすいのは、施術そのものよりも、事前の準備や医師選びの段階に原因があるケースが少なくありません。デメリットを理解したうえで、次の点を確認しておくことが大切です。
自分に合った術式とデザインを選ぶ
切開リフトには、引き上げる範囲や剥離する層によっていくつかの術式があります。たるみの進行度や顔の状態によって適した方法は異なるため、「広く切れば良い」というものではありません。自分のたるみに対して過不足のない術式を選ぶことが、自然な仕上がりにつながります。
カウンセリングで十分な説明とリスク開示を受ける
メリットだけでなく、ダウンタイムや傷跡、合併症の可能性まで丁寧に説明してくれるかどうかは、信頼できるクリニックを見極める重要な基準です。リスクを正面から開示し、こちらの疑問に解剖学的な根拠で答えてくれる医師であれば、安心して任せやすくなります。なお、美容医療の広告には厚生労働省の医療広告ガイドラインが定められており、誇大な表現を避け正確な情報を提供しているかどうかも、クリニック選びの判断材料になります。また、日本形成外科学会専門医や日本美容外科学会(JSAPS)専門医といった資格、関連学会への所属など、客観的に確認できる情報も参考になります。
執刀医の解剖学的知識と経験を確認する
切開リフトの仕上がりは、執刀医の解剖学的知識と技術に大きく左右されます。顔面神経やリガメントの位置を正確に把握したうえで操作できる経験値があるかどうかが、合併症の発生率や仕上がりの自然さを分けます。症例数や実績、医師が一貫して担当する体制かどうかを確認しておくとよいでしょう。
術後の過ごし方を守り、適切な期待値を持つ
どれだけ技術の高い手術を受けても、術後の過ごし方次第で仕上がりは変わります。禁煙や安静、通院などの指示を守ることが、デメリットを最小限に抑えるうえで欠かせません。あわせて、「完璧に若い頃へ戻る」のではなく「たるみの土台に対して改善を図る」という現実的な期待値を持つことが、満足度の高い結果につながります。
体質・年齢によるリスク差とオーダーメイドの設計

切開リフトのリスクの大きさは、すべての人で一律ではありません。皮膚の状態、たるみの進行度、年齢、体質、生活習慣によって、適した術式もリスクの出方も変わってきます。ここを画一的に扱うと、後戻りや傷跡などのトラブルにつながりやすくなります。
たとえば、ケロイド体質の方は傷跡のリスクに配慮した縫合とアフターケアが必要になりますし、喫煙習慣のある方は皮膚の血流の観点から術前後の管理がより重要になります。年齢や皮膚の厚みによっても、引き上げる強さや剥離の範囲を調整する必要があります。
また、持病がある方、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を服用している方、妊娠中・授乳中の方、糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある方、出血傾向のある方、感染症や皮膚トラブルがある方、ケロイド・肥厚性瘢痕の既往がある方などは、施術の可否や術前後の管理が変わる場合があります。該当する場合は必ずカウンセリング時に申告し、医師の判断を受けてください。
だからこそ、一人ひとりの状態を診察したうえで術式やデザインをカスタマイズする「オーダーメイドの設計」が欠かせません。カウンセリングの段階で、自分の体質や生活背景を踏まえてどのような方針で施術やリスク管理を行うのかを確認しておくと、納得して施術に臨めます。
手術後の心理的・社会的な変化への向き合い方

切開リフトを検討する際、身体的なリスクには目が向きやすい一方で、術後の心理的・社会的な変化については情報が多くありません。実際には、ダウンタイム中の見た目の変化や、周囲の反応に対する戸惑いを感じる方もいます。
腫れや内出血が残る時期は、人と会うことに気後れしたり、仕上がりが安定するまで不安を覚えたりすることがあります。これは多くの方が経過の中で通る自然な過程であり、時間とともに落ち着いていくことが一般的ですが、感じ方や回復の経過には個人差があります。
こうした心理面の変化も含めて、ダウンタイムのスケジュールをあらかじめ把握し、人と会う予定や仕事の調整をしておくことが、安心して回復期間を過ごすことにつながります。施術前に経過の見通しを共有してくれるクリニックであれば、こうした不安にも備えやすくなります。
切開リフトに関するよくある質問

最後に、糸リフトやハイフの経験者から多く寄せられる疑問を整理します。検討の判断材料としてご活用ください。
切開リフトと糸リフトはどちらを選ぶべきですか?
たるみの進行度と、求める持続性によって変わります。軽度のたるみで手軽さを優先するなら糸リフト、進行したたるみに対して土台から改善を図り持続性を重視するなら切開リフトが選択肢になります。どちらが優れているという話ではなく、目的に合うかどうかで判断するのが適切です。
糸リフトやハイフを受けていても切開リフトはできますか?
過去に糸リフトやハイフを受けていても、切開リフトを検討できるケースは多くあります。ただし、これまでの施術歴や現在の組織の状態によって適応や術式が変わるため、診察のうえで医師に判断してもらう必要があります。
切開リフトの効果はどのくらい持続しますか?
土台のSMASを引き上げて固定するため、皮下脂肪層のみにアプローチする施術より後戻りしにくいとされ、比較的長期間の変化が見込まれます。ただし加齢は進行し続けるため、効果の感じ方や持続期間には個人差があります。
傷跡はどのくらい目立ちますか?
切開線は耳の周囲や生え際など目立ちにくい位置にデザインされることが一般的で、時間の経過とともに落ち着いていきます。ただし体質によって治り方に差があり、完全に消えるわけではない点は理解しておく必要があります。
切開リフトの後に糸リフトやハイフは受けられますか?
切開リフトで土台を整えたあと、将来的にメンテナンス目的で糸リフトやハイフを併用するケースもあります。ただし、切開リフト後の組織の状態や経過によって適応は変わるため、追加施術を行う時期や方法は医師と相談しながら決めることが大切です。土台を一度しっかり改善しておくことで、その後のメンテナンスの負担を抑えやすくなるという考え方もあります。
福岡天神美容クリニックの切開リフトの考え方

切開リフトは、術式の選択から執刀、術後の管理までが一連で結果を左右する施術です。福岡天神美容クリニックでは、固定バンドや抜糸を必要としない切開リフトを行い、カウンセリングから手術、アフターケアまでを院長が一貫して担当しています。
担当する医師が途中で変わる流れ作業ではなく、同じ医師が診察から術後の経過まで一貫して担当することで、一人ひとりのたるみの状態や体質に合わせた診療を行いやすくなります。1日の手術件数を限定し、一人ひとりの診察・手術・術後管理に時間を確保する方針をとっています。
これまでの小顔・リフトアップ手術の経験をもとに、営業ではなく医師主導でメリットとデメリットの双方を説明する方針をとっています。切開リフトの施術内容・料金・主なリスクの詳細は、切開リフト(フェイスリフト)の施術ページでご確認ください。
料金・リスクに関するご案内
切開リフトは自由診療です。料金は施術範囲・術式・麻酔方法・併用施術の有無によって異なるため、診察時に総額をご確認ください。
主なリスク・副作用としては、腫れ、内出血、痛み、つっぱり感、傷跡、感染、血腫、左右差、感覚の鈍麻、顔面神経麻痺、皮膚の血流障害(壊死)、耳たぶの変形などが挙げられます。これらの頻度や程度には個人差があります。また、施術内容によっては国内未承認の医療機器・薬剤を使用する場合があります。詳細はカウンセリングでご確認ください。
まとめ

切開リフトには、ダウンタイムの長さ、傷跡が残る可能性、顔面神経への影響などのリスク、手術時間の負担、費用の高さといったデメリットがあります。これらは外科手術である以上、避けて通れない現実です。
一方で、糸リフトやハイフが主に皮下脂肪層やSMAS付近に作用するのに対し、切開リフトはたるみの土台であるSMASとリガメントを直接操作できるため、後戻りしにくいとされ、比較的長期間の変化が見込まれます。1回あたりの費用は高くても、繰り返しの施術にかかる累計コストやダウンタイムまで含めて長期的な視点で捉えると、評価は変わってきます。
切開リフトで後悔しないために最も重要なのは、デメリットとリスクを正しく理解したうえで、自分のたるみの状態に合った術式を選び、解剖学的知識と経験を備えた医師に十分な説明を受けて判断することです。糸リフトを繰り返すことに疑問を感じている方は、より深い層に外科的にアプローチする治療選択肢の一つとして切開リフトを、客観的な判断材料とともに検討してみてください。なお、効果やリスクには個人差があるため、最終的な適応は必ず医師の診察で確認することをおすすめします。
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記事執筆:福岡天神美容クリニック 院長 小林 直樹
小顔・輪郭専門医として、ダウンタイムを最小限に抑えた施術に注力。糸リフト、脂肪吸引、切開リフトなどで「腫れにくさ」「自然な仕上がり」を追求してきました。
これまでに顔の脂肪吸引だけで累計4,500件以上、総症例数は1万件超を経験。2024年には年間脂肪吸引症例数 日本一を獲得するなど、豊富な実績に裏打ちされた確かな技術を持ちます。
また、二重整形やくまとり、眉下切開、たれ目形成などの目元治療、ヒアルロン酸・ボトックス注入などの若返り治療も得意分野。丁寧なカウンセリングと万全のアフターフォローで、患者様一人ひとりに寄り添った美容医療を提供しています。
「安心して任せられる美容医療」を信条に、理想の美しさと満足をお届けいたします。
【所属学会】
・日本美容外科学会(JSAS)
・アラガンボトックス認定医
・ジュビダームビスタ認定医










