糸リフトを何度か受けてきたけれど、思ったほど効果が続かなかった。
ハイフを繰り返しても、たるみが戻ってくる感覚がある。
あるいは、以前に受けたフェイスリフト(切開リフト)の仕上がりに、どこか納得しきれていない――こうした悩みは、美容医療の経験を重ねてきた方ほど少なくありません(ここで挙げるのは一般的に語られる例であり、感じ方には個人差があります)。
このとき多くの方が抱くのが、「もう一度やり直すことはできるのか」「他院で受けた施術でも修正してもらえるのか」という疑問です。
同時に、「修正は最初の手術より難しいと聞くけれど本当か」「また同じことを繰り返すのではないか」という不安もつきまといます。
たるみは、皮膚だけでなく、その下にある脂肪の層や、顔を支える組織・靭帯(じんたい:組織を固定している線維のすじ)など複数の要素が関わって進みます。
糸やハイフで満足を保ちにくいと感じる背景にも、こうした構造上の理由があります。
そこを理解しないまま同じ施術を繰り返すと、期待とのずれが生まれやすくなります。
そこで本記事では、フェイスリフト・糸リフトの他院修正が可能かどうか、修正が初回より難しくなる理由、やり直しの注意点、そして切開リフト(SMASフェイスリフト)による修正という選択肢と、後悔しないための相談先の選び方までを、解剖学的な根拠を交えて解説します。
【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林直樹
フェイスリフト・糸リフトの他院修正とは

他院修正とは、他院(他のクリニック)で受けた施術の結果に納得がいかない場合に、別の医療機関で受け直す・修正することを指します。
フェイスリフトや糸リフトの分野では、たるみの戻りや仕上がりの違和感をきっかけに、他院修正を検討する方が一定数いらっしゃいます。
ここでは、修正が検討される背景を整理します。
修正・やり直しが検討される主なきっかけ
修正を考えるきっかけは人によって異なりますが、一般的に語られるものとして、次のような状態が挙げられます。
糸リフトを受けたあとに、時間の経過とともにたるみが戻ってきたと感じるケース。
引きつれや凹み、皮膚表面の不自然さが気になるケース。
あるいは切開を伴うフェイスリフトのあとで、左右差や傷跡、フェイスラインの仕上がりに納得しきれないケースなどです。
こうした状態は、必ずしも「失敗」を意味するものではありません。
たるみは加齢とともに進行するため、当初は効果を感じられても、数か月から数年のうちに再び気になり始めることがあります。
糸リフトのように作用する層が限られる施術では、土台のたるみが進んだ段階では効果を保ちにくいと感じる方もいる、とされています。
まずは自分の状態がどの段階にあるのかを、客観的に把握することが出発点になります。
他院修正で扱われる範囲
顔まわりの他院修正には、まぶたや鼻、脂肪吸引・脂肪注入の修正など幅広い部位が含まれますが、本記事ではフェイスリフト・糸リフトなど「たるみ治療のやり直し」に絞って扱います。
修正の方向性は、糸を追加して引き上げ直す方法、残った糸を除去して仕切り直す方法、切開リフトへ切り替える方法などに大きく分かれ、どれが適するかは一人ひとりの状態によって異なります。
フェイスリフトの修正・やり直しは可能か

フェイスリフトや糸リフトの術後に、再手術や修正を検討できる場合があります。
ただし、すべての状態を修正できるわけではなく、過去の施術内容や癒着・瘢痕、皮膚の血流状態などによって、対応できる範囲や方法は異なります。
一般に修正手術は最初の手術よりも難易度が上がるとされており、いくつかの注意点があります。
ここでは、なぜ難しくなるのか、そしてどの程度の期間を空けるべきかを整理します。
修正が初回より難しくなる理由
一度手術を受けた部位は、組織どうしが癒着(ゆちゃく:本来離れている組織がくっつくこと)していることがあり、再び切開して操作する際には、前回とは異なる慎重さが求められます。
皮膚の下では、糸や以前の手術によって瘢痕(はんこん:傷が治る過程でできる硬い組織)が生じており、その量は事前に完全には読みきれません。
瘢痕が多い場合、土台であるSMAS(表在性筋膜群:皮膚と筋肉の間にある薄い膜状の組織)を安全に引き上げ直せる範囲が制限されることがあります。
さらに、皮膚を持ち上げる操作を繰り返すと、皮膚に栄養を送る血流に影響が出る可能性があり、配慮が必要です(実際の程度は剥離範囲や皮弁の厚みなどによって異なります)。
SMASより深い層には顔面神経など重要な神経が走行しているため、癒着した組織の中を操作する修正手術では、初回よりも神経損傷のリスクに注意が求められます。
こうした事情から、修正では皮膚を切除する量よりも、深い層の位置を整え直すことに主眼が置かれることが多く、状態に応じて手術の方法を柔軟に変える判断力が重要になります。
修正までに空けるべき期間の目安
修正を急ぎたくなる気持ちは自然ですが、一般的には前回の手術から半年~1年ほどを目安に、組織が落ち着くのを待ってから判断することが望ましいとされています。
仕上がりが安定するまでには数か月以上かかり、腫れやむくみが引いていく過程で見え方も変化するためです。
ただし、感染の兆候がある、痛みが強い、明らかな異常を感じるといった場合は、期間の目安にこだわらず、早めに医師へ相談することが大切です。
修正の適否や時期は、実際の状態を診察したうえで個別に判断されるものであり、ここで示した期間はあくまで一般的な目安である点にご留意ください。
なぜ糸リフト・ハイフでは満足を保ちにくいと感じるのか

「なぜ、また戻ってしまうのか」という疑問に答えるには、たるみの成り立ちと、それぞれの施術が作用する層を知る必要があります。
ここでは解剖学的な視点から整理します。
糸リフトやハイフを否定するものではなく、作用する層が異なるという事実を理解するための説明です。
たるみは複数の要素が重なって進む
顔のたるみは、単一の原因で起こるわけではありません。
皮膚そのもののハリの低下に加えて、皮下の脂肪区画(脂肪がいくつかの部屋に分かれて存在する構造)の位置や容量の変化、SMASを含む支持組織のゆるみ、皮膚やSMASなどの軟部組織を骨や深部に固定しているリガメント(靭帯:皮膚や組織を深部につなぎとめる線維)周辺の変化、そして加齢に伴う骨格の変化(骨の体積が少しずつ減るなど)など、複数の要素が重なって進みます。
たとえば頬の高さが下がってゴルゴ線やほうれい線が目立ってくる背景にも、脂肪の変化と支持組織のゆるみが複合的に関わっています。
「どこか一か所を締めれば解決する」という単純な構造ではないため、原因の層に働きかけない施術では、変化を保ちにくいと感じることがあります。
糸リフト・ハイフが作用する層とその限界
糸リフトは、皮下組織などに糸を挿入し、組織を支持・移動させる施術です。
挿入する層や固定方法は、使用する糸や術式によって異なります。
ただし、切開リフトのように組織を広く剥離し、SMASなどを直接移動・固定する手術とは、作用の仕組みが異なります。
そのため、たるみが進んだ段階では、引き上げた状態を保ちにくいと感じる方もいるとされています。
ハイフ(HIFU)は、機種や設定によってSMASを含む深さにエネルギーが届く場合もありますが、下垂した組織を物理的に持ち上げて固定するものではありません。
どちらも有効な治療であり、負担の少なさやダウンタイムの短さという利点があります。
一方で、これらは組織を切開して剥離・移動・固定する手術とは作用の仕組みが異なり、SMASなどの支持組織を直接移動・固定するわけではありません。
この違いを理解すると、繰り返しても満足を保ちにくいと感じる理由が見えてきます。
たるみが戻る仕組みや年代ごとの適応については、糸リフトで戻る理由と切開リフトの適応の記事もあわせてご覧ください。
切開リフト(SMASフェイスリフト)による修正という選択肢

糸リフトやハイフで満足を保ちにくいと感じてきた方にとって、切開リフト(SMASフェイスリフト)は、SMASなどの支持組織に外科的に働きかける修正の選択肢の一つです。
ここでは、その仕組みと、作用しやすい範囲について解説します。
SMASを引き上げて固定する仕組み
切開リフトは、髪の生え際や耳のまわりなど、傷跡が目立ちにくい位置を切開し、SMASや支持組織を引き上げて固定したうえで、余分な皮膚を処理する施術です。
皮膚だけを引っぱるのではなく、SMASなどの支持組織を直接移動・固定できる点が特徴です。
糸リフトやハイフとは作用の仕組みが異なり、下顔面の下垂に関係する支持組織へ外科的に働きかけられるため、一般に持続が比較的長いと説明されることがあります(効果や持続には個人差があります)。
当院が行う切開リフトの詳しい内容は、切開リフト(FTB式SMASフェイスリフト)のページで紹介しています。
ただし、効果や持続には個人差があり、永久に続くものではありません。
切開リフトの仕組みや、術式に伴うリスク・受けられない方の条件については、切開リフト(SMASリフト)の仕組みを解説した記事で詳しく整理しています。
作用しやすい範囲と、併用治療が必要になることもある部位
切開リフトが作用する範囲は、切開の位置やSMAS・靭帯の処理の仕方によって異なります。
耳の前を中心とする一般的な側方からのSMASリフトは、下顔面やフェイスラインの下垂に働きかけやすい一方で、顔の中央(目の下や頬骨の上部)を十分に引き上げられるとは限りません。
目の下のくぼみや頬のボリューム低下が目立つ場合には、ヒアルロン酸や脂肪による補いなど、ボリュームを足す治療の併用が必要になることもあります。
また、皮下脂肪の量が多い中顔面では、小顔脂肪吸引との組み合わせを検討することもあります。
どの部位にどの程度作用させられるか、どの治療を組み合わせるべきかは、実際の状態を診たうえで一人ひとり異なるため、カウンセリングでの見極めが重要です。
糸リフト・ハイフと切開リフトの比較

修正を検討するうえで、これまで受けてきた施術と切開リフトが、それぞれどの層に働きかけるのかを整理しておくと、方針を考えやすくなります。
次の表は、作用する層や持続の傾向を客観的に比較したものです(いずれも目安であり、効果・持続には個人差があります)。
| 比較項目 | 糸リフト | ハイフ(HIFU) | 切開リフト(SMASフェイスリフト) |
|---|---|---|---|
| 組織への働きかけ | 糸により組織を支持・牽引する(固定方法は術式により異なる) | 熱エネルギーを加えるが、組織を移動・固定するものではない | 剥離したSMASなどを移動・固定する |
| 切開の有無 | なし(挿入) | なし | あり(傷跡が目立ちにくい位置) |
| 持続の傾向 | 比較的短めと説明されることがある | 比較的短めと説明されることがある | 一般に長めと説明されることがある(永久ではない) |
| ダウンタイム | 短め | 短め | 生じる(幅・個人差あり) |
| 向いている状態 | 軽度のたるみ・負担を抑えたい | 軽度~中等度・引き締め目的 | 支持組織からの外科的な引き上げを求める場合 |
この表からわかるのは、糸リフトやハイフと切開リフトは優劣で比べるものではなく、作用の仕組みと目的が異なるということです。
軽度のたるみで負担を抑えたい段階では糸やハイフが適し、支持組織からの外科的な引き上げを求める段階では切開リフトが選択肢に入る、という関係にあります。
糸リフトと切開リフトの違いをさらに解剖学的に掘り下げた内容は、糸リフトと切開リフトの解剖学的な比較記事にまとめています。
他院修正で残った糸や過去の施術歴をどう扱うか

糸リフトからの修正で特に重要になるのが、過去に入れた糸の扱いです。
ここは仕上がりや安全性に関わるため、事前の情報共有が欠かせません。
残った糸は除去するか、残したまま行うか
糸リフトで用いられる糸には、時間をかけて体内に吸収されるものと、吸収されずに残るものがあります。
修正の際、残っている糸を除去してから引き上げ直すのか、糸を残したまま切開リフトを行うのかは、糸の種類や位置、癒着の程度によって判断が分かれます。
糸の除去そのものにも、周囲組織への負担や取りきれない可能性といった注意点があるため、無理に取り除くことが常に最善とは限りません。
こうした判断は、実際の状態を診察し、これまでの施術内容を踏まえたうえで行われます。
だからこそ、過去にどのような施術を、いつ、どの部位に受けたのかという情報が、修正の質を左右します。
過去の施術歴はすべて正直に共有する
修正のカウンセリングでは、これまで受けた施術の履歴をできる限り正確に伝えることが大切です。
糸リフトの種類や本数、ヒアルロン酸やボトックスなどの注入治療、過去の切開手術の有無などは、修正の方針や安全性に直結します。
覚えている範囲で記録や資料を持参すると、医師が状態を判断しやすくなります。
仕上がりの希望についても、言葉だけでなく画像などを用いて具体的に共有すると、認識のずれを防ぎやすくなります。
短期的な費用だけでなく、将来の治療計画も考える

修正を考えるとき、目先の費用だけでなく、将来の治療計画まで含めて見通す視点も役立ちます。
ここでは具体的な金額ではなく、考え方として整理します(費用相場は変動するため、実際の金額は各医療機関でご確認ください)。
費用は将来の治療計画も含めて考える
糸リフトやハイフは、希望する状態を維持するために複数回の施術を検討することがあります。
一方、切開リフトも効果が永久に続くものではなく、加齢の進行や仕上がりによっては、将来的に追加治療や再手術が必要になる場合があります。
そのため、単純に「どちらが安いか」で判断するのではなく、期待する変化、ダウンタイム、合併症の可能性、将来の追加治療まで含めて検討することが大切です。
| 比較の視点 | 糸リフト・ハイフ | 切開リフト |
|---|---|---|
| 費用 | 施術ごとに費用がかかる | 一度の費用が比較的大きい |
| 追加治療 | 維持のため繰り返すことがある | 加齢や状態により追加治療・再手術を検討することがある |
| ダウンタイム | 比較的短い傾向だが、施術ごとに生じる | 比較的長い傾向がある |
| 判断時のポイント | 負担を抑えたいか、変化の程度をどう考えるか | 手術リスクと期待する変化が釣り合うか |
費用以外の負担も判断材料になる
費用面だけでなく、施術のたびに生じるダウンタイムや通院の負担も、判断材料になります。
どちらが自分に合うかは、求める仕上がりや状態、そして手術に伴うリスクをどう捉えるかによって異なります。
金額だけで結論を急がず、医師と相談しながら見通しを立てていくことが大切です。
切開リフトの費用相場については、切開リフトの費用の考え方をまとめた記事も参考になります。
切開リフトによる修正のリスク・ダウンタイム

修正としての切開リフトを検討するうえでは、良い面だけでなく、リスクとダウンタイムを正確に理解しておくことが欠かせません。
ここは軽く見せず、起こりうることをそのままお伝えします。
主なリスクと受けられない場合
切開リフトには、腫れ・内出血・傷跡・左右差・血腫・感染・感覚の鈍り(しびれ)といった一般的なリスクに加えて、まれではありますが、顔面神経の障害、皮膚の血流低下による創傷治癒不良や皮膚壊死、生え際の変化や脱毛、耳のまわりの変形、漿液腫(しょうえきしゅ:組織のすき間に液体がたまること)、麻酔に伴うリスク、そして再手術が必要になる可能性などがあります。
修正手術では、前述のとおり癒着や瘢痕の影響でこれらのリスクへの配慮がより求められます。
また、妊娠中・授乳中の方、出血傾向のある方、抗凝固薬・抗血小板薬を服用中の方、糖尿病などの持病がある方、ケロイド体質の方、喫煙習慣のある方などは、施術を受けられない、あるいは事前の調整が必要になることがあります。
高齢の方では、皮膚の血流や傷の治りに影響が出やすいことがあり、年齢や皮膚の状態によってもリスクや回復の経過は異なります。
これらはいずれも個人差があり、診察のうえで判断されます。
ダウンタイムの経過の目安
ダウンタイムには幅があり、感じ方にも個人差があります。
以下は一般的な切開リフトの経過の目安で、当院の術式による経過は診察時に個別にご説明します。
手術当日から数日は腫れが強く出やすく、内出血もこの時期に現れやすい傾向があります。
目立つ時期は数日から1~2週間ほどと幅があり、その後、2~4週間ほどはむくみや組織の硬さが残ります。
感覚の鈍りは1~3か月ほどかけて和らいでいくことが多く、3か月以降に徐々に安定していきます。
他院修正では、前回の剥離範囲や癒着・瘢痕の程度によって、初回手術より腫れや硬さが長引く場合があります。
仕事や外出への復帰は、少なくとも1週間前後をみておくと安心で、人と対面する機会が多い場合は2週間ほど余裕を持つ方もいます。
修正手術では初回よりも腫れが出やすく、回復に時間がかかることがある点も、あらかじめ理解しておきましょう。
ここで示した経過はあくまで一般的な目安であり、実際の経過は状態や術式によって異なります。
他院修正の相談先・医師選びとカウンセリングのポイント

修正は初回よりも難しいからこそ、どこで、誰に相談するかが結果を大きく左右します。
ここでは、相談先を選ぶ際に確認したいポイントを整理します。
医師選びで確認したいこと
まず確認したいのは、フェイスリフトや修正手術を扱っているか、担当医の経歴や症例に関する情報、想定される合併症への対応方針が具体的に示されているか、という点です。
そのうえで、形成外科・美容外科的な知識に基づいて状態を丁寧に説明してくれるかを確かめましょう。
修正では、前回の施術内容や癒着の程度を見きわめ、状態に応じて方法を柔軟に変える判断が求められます。
そのため、複数の選択肢とそれぞれのリスクを、良い面・悪い面の両方から説明してくれる医師かどうかが、一つの目安になります。
一つの医療機関の説明だけで判断しきれない場合は、セカンドオピニオン(別の医師の意見を聞くこと)を求めることも、納得のいく選択につながります。
営業的な勧誘ではなく、医学的な根拠に基づいて方針を示してくれるかどうかを、カウンセリングの場で見きわめましょう。
カウンセリングで伝えるべきこと
カウンセリングでは、これまでの施術歴を正直に共有することに加えて、どの部分がどのように気になっているのか、どのような仕上がりを望むのかを、具体的に伝えることが大切です。
希望と、切開リフトで作用しやすい範囲との間にずれがないかを、この段階ですり合わせておくと、術後の認識のずれを防ぎやすくなります。
目の下のくぼみや頬のボリュームなど、切開リフト単独では対応しきれない部分があれば、併用治療の必要性についても率直に確認しておきましょう。
福岡天神美容クリニックの他院修正への取り組み

福岡天神美容クリニックでは、小顔脂肪吸引やリフトアップ治療を中心に診療しています。
他院で受けた施術に悩む方のご相談についても、状態を丁寧に確認したうえで、適応を見きわめる姿勢を大切にしています。
当院では、カウンセリングから手術、術後の診察までを院長が担当します。
修正のように、前回の施術内容や癒着の程度を踏まえて慎重な判断が求められるケースでは、診察した医師が経過まで把握して対応することが安心につながると考えているためです。
当院で行う切開リフトは、SMASを引き上げる一般的なフェイスリフトを基本としながら、固定バンドや抜糸を必要としない設計など当院独自の工夫を取り入れた方法です。
ただし切開を伴う以上、ダウンタイムは生じ、効果や仕上がりには個人差があります。
まずは現在の状態を診察し、修正が適しているのか、どの方法が合うのかを一緒に考えるところから始めます。
診察では、現在の状態や過去の施術歴を確認し、手術が適さないと判断した場合には、その理由や他の選択肢についても説明します。
切開リフトの施術内容と主なリスクは、記事末尾の概要もあわせてご確認ください。
なお、施術の適応やリスクは一人ひとり異なります。
ご不明な点は、院長の経歴・実績のページもあわせてご確認ください。
よくある質問

修正を検討する方から寄せられることの多い質問をまとめました。
個別の適応は診察のうえで判断されます。
他院で受けた糸リフトでも、修正してもらえますか
他院で受けた糸リフトについても、状態によっては修正をご相談いただけます。
ただし、残っている糸の種類や本数、癒着の程度によって適した方法が異なり、状態によっては修正が難しい場合もあるため、まずは診察で確認する必要があります。
過去の施術内容がわかる記録があれば、判断がしやすくなります。
フェイスリフトの修正は、初回の手術より危険ですか
修正手術は、癒着や瘢痕の影響で、初回よりも慎重な操作が求められます。
顔面神経や皮膚の血流への配慮がより必要になるため、経験のある医師のもとで、リスクを十分に理解したうえで受けることが大切です。
危険性をゼロにすることはできませんが、事前の診察と情報共有によって、リスクを見きわめながら方針を立てていきます。
修正までにどのくらい期間を空ければよいですか
一般的には、前回の手術から半年~1年ほどを目安に、組織が落ち着いてから判断することが望ましいとされています。
ただし、痛みが強い・感染の兆候があるなど気になる症状がある場合は、期間にこだわらず早めに医師へ相談してください。
適切な時期は、状態を診たうえで個別に判断されます。
切開リフトなら、たるみは二度と戻りませんか
切開リフトはSMASなどの支持組織を引き上げるため、一般に持続が長めと説明されることがありますが、効果は永久に続くものではありません。
加齢による変化は続くため、時間の経過とともに再びたるみを感じることはあります。
効果や持続には個人差があり、結果を保証するものではない点をご理解ください。
施術の概要と主なリスク(切開リフト)

切開リフトは自由診療(保険適用外)です。
検討にあたっては、費用だけでなく施術内容と主なリスクをあわせてご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施術名 | 切開リフト(当院ではFTB式SMASフェイスリフト) |
| 施術内容 | 傷跡が目立ちにくい位置を切開し、SMASなどの支持組織を引き上げ・固定する自由診療 |
| 主なリスク・副作用 | 腫れ、内出血、痛み、傷跡、左右差、血腫、感染、しびれ(感覚の鈍り)、顔面神経障害、創傷治癒不良、皮膚壊死、脱毛、耳周囲の変形、漿液腫、麻酔に伴うリスク、再手術の可能性など |
| 費用 | 切開範囲や追加する処置により異なります。最新の料金は施術ページでご確認ください |
費用は変動する可能性があるため、本記事には具体的な金額を掲載していません。
施術ページの料金は施術範囲などにより分かれており、追加費用が生じる条件もあわせてご確認ください。
まとめ

糸リフトやハイフを繰り返しても満足を保ちにくいと感じてきた方にとって、他院修正は「同じ施術をもう一度足す」ことだけを意味するわけではなく、作用する層の異なる治療へ切り替える選択肢まで含めて考えるものです。
フェイスリフトや糸リフトの修正・やり直しは、状態によっては検討できますが、すべてを元どおりにできるわけではありません。
一度手術を受けた部位は癒着や瘢痕が生じており、皮膚の血流や顔面神経への配慮から、修正は初回よりも難易度が上がるとされています。
だからこそ、前回の手術から適切な期間を空け、過去の施術歴を正確に共有したうえで、経験のある医師と方針を検討することが大切です。
糸リフト・ハイフと切開リフト(SMASフェイスリフト)は優劣で比べるものではなく、作用の仕組みが異なる治療です。
切開リフトはSMASなどの支持組織に外科的に働きかけますが、目の下のくぼみや中顔面のボリューム低下には、ヒアルロン酸や脂肪注入などの併用治療が必要になることもあります。
費用を考えるときも、1回あたりの金額だけでなく、リスクやダウンタイム、将来の追加治療まで含めて総合的に判断することが、後悔を減らすことにつながります。
切開リフトも効果が永久に続くものではなく、効果・持続・ダウンタイムには個人差があり、結果を保証するものではありません。
福岡天神美容クリニックでは、院長がカウンセリングから手術、術後の診察まで担当し、他院で受けた施術のご相談についても、状態を確認したうえで適応を見きわめます。
まずは診察で、ご自身の状態に合った方法があるかを相談することから始めましょう。
▶ ご相談・ご予約はこちらから
📍福岡天神美容クリニック
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記事執筆:福岡天神美容クリニック 院長 小林 直樹
小顔・輪郭専門医として、ダウンタイムを最小限に抑えた施術に注力。糸リフト、脂肪吸引、切開リフトなどで「腫れにくさ」「自然な仕上がり」を追求してきました。
これまでに顔の脂肪吸引だけで累計4,500件以上、総症例数は1万件超を経験。2024年には年間脂肪吸引症例数 日本一を獲得するなど、豊富な実績に裏打ちされた確かな技術を持ちます。
また、二重整形やくまとり、眉下切開、たれ目形成などの目元治療、ヒアルロン酸・ボトックス注入などの若返り治療も得意分野。丁寧なカウンセリングと万全のアフターフォローで、患者様一人ひとりに寄り添った美容医療を提供しています。
「安心して任せられる美容医療」を信条に、理想の美しさと満足をお届けいたします。
【所属学会】
・日本美容外科学会(JSAS)
・アラガンボトックス認定医
・ジュビダームビスタ認定医
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の施術の効果を保証するものではありません。
効果やリスク、ダウンタイムには個人差があります。
判断に迷う場合や医学的な疑問がある場合は、自己判断せず、医師の診察を受けてください。
施術の適応や方針は、医師の診察に基づいて個別に判断されます。
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