切開リフト(フェイスリフト)を受けたあと、「引き上げた状態をできるだけ長く保ちたい」「何か続けたほうがよいケアはあるのか」と考える方は多いのではないでしょうか。
一方で、「メンテナンスをしないとすぐに戻ってしまうのでは」「ほかの治療を定期的に受け続けなければならないのでは」と不安に感じる方もいらっしゃいます。
切開リフトは、皮膚だけでなくSMAS(表在性筋腱膜系:皮下脂肪の下にある膜状の組織で、表情筋とつながっている)を扱う手術ですが、手術のあとも加齢による変化そのものは続きます。
そのため、メンテナンスは「手術前の状態に戻さないこと」を約束するものではなく、日々の習慣と定期的な確認によって、変化の進み方をゆるやかに見守っていくための考え方です。
そこで本記事では、切開リフト後のメンテナンスについて、術後の時期ごとの考え方、日常でできるケア、避けたい自己流のケア、併用治療の位置づけ、経過観察と相談のタイミングを解説します。
あわせて、当院のFTB式SMASフェイスリフトとPRP治療(再生医療)の内容・費用・リスクも紹介します。
なお、本記事の内容は一般的な考え方であり、効果の持続や経過には個人差があります。
手術直後の洗顔や入浴、メイクを再開する時期については、切開リフト後の洗顔はいつから?で詳しく解説しています。
【記事執筆】福岡天神美容クリニック 院長 小林直樹
切開リフト後の「メンテナンス」とは

ここでは、切開リフト後のメンテナンスが何を指すのか、手術や再手術とどう違うのかを整理します。
手術のあとも加齢による変化は続く
切開リフトでは、下がった皮膚とSMASを引き上げ、余った皮膚を処理することで、たるみによる輪郭の変化に働きかけます。
ただし、皮膚のハリの低下、皮下脂肪や骨格の変化、紫外線による肌の変化など、加齢にともなう変化は手術のあとも少しずつ進みます。
当院の施術ページでも、加齢による変化は避けられないことをご案内しています。
術後の長期的な経過や、年数とともにみられやすい変化については、切開リフトの10年後はどうなる?で解説しています。
メンテナンスの目的は、変化をゆるやかに見守ること
本記事でいうメンテナンスとは、手術で整えた状態をできるだけ良い状態で保つために、日常の習慣を整え、必要に応じて医師に相談することを指します。
「何かを続けなければ、すぐに戻ってしまう」というものではありません。
一方で、どのようなケアを続けても加齢による変化を止めることはできず、効果がいつまでも続くことを保証するものでもありません。
メンテナンスは、手術の効果を大きくするものではなく、変化の進み方に関わる要因を減らしていく考え方だと捉えておきましょう。
メンテナンスと再手術は別のもの
メンテナンスは、日常のケアと、手術では扱いにくい悩みを補う治療が中心です。
一方、年月とともにたるみが再び気になってきたときに、もう一度手術を行うことは再手術(2回目の切開リフト)にあたります。
再手術の時期や回数、リスクについてはフェイスリフトは何回まで受けられる?で解説していますので、本記事では日常の維持に絞って紹介します。
術後の時期によってメンテナンスの考え方は変わる

切開リフト後のメンテナンスは、傷や腫れが回復していく時期と、回復したあとの時期とで考え方が異なります。
まずは時期ごとの目安を表で確認しておきましょう。
| 時期 | 主な目的 | 中心になること | 注意したいこと |
|---|---|---|---|
| 術後から2か月ごろ(回復期) | 傷と腫れの回復 | 説明を受けたケアを守り、経過観察に来院する | 自己判断のマッサージや新しい施術は控える |
| 術後2か月から6か月ごろ | 傷跡と組織が落ち着いていく | 紫外線対策、保湿、生活習慣を整える | 傷跡に赤みがある間は特に紫外線を避ける |
| 術後半年以降(維持期) | 整えた状態を保つ | 日常のケアを続け、気になる変化があれば相談する | 併用治療は目的をはっきりさせてから検討する |
| 年単位の見直し | 加齢による変化を確認する | 状態を医師と確認し、必要な治療を検討する | 再手術は皮膚や瘢痕の状態をふまえて医師が判断する |
表の時期は目安で、術式や手術の範囲、体質、同時に行った施術などによって異なります。
回復期は説明を受けたケアと経過観察が中心
術後しばらくは、傷と、皮膚の下で引き上げた組織が回復していく時期です。
この時期のメンテナンスは、特別なことを足すよりも、処方された薬の使い方や傷のケアなど、手術前後に説明を受けた内容を守ることが中心になります。
当院では、経過観察のため、術後1週間後、1か月後、2か月後にご来院いただいています。
当院の施術ページでは、腫れは術後2週間から4週間でより自然になり、最終的な完成は術後2、3か月から6か月とご案内していますが、経過には個人差があります。
傷跡と組織が落ち着いていく時期は紫外線に気を配る
腫れが落ち着いてきても、傷跡や皮膚の下の組織は、しばらく時間をかけて落ち着いていきます。
当院の施術ページでは、傷跡の完成は半年後で、1か月後以降に赤みが引いていくとご案内しています。
紫外線に当たると傷跡に色素沈着が起こりやすいため、この時期は特に紫外線対策を続けてください。
傷跡の経過とケアについては、切開リフトの傷跡は目立つ?も参考にしてください。
維持期と年単位の見直し
傷跡や腫れが落ち着いたあとは、日常のケアを続けながら、気になる変化が出てきたときに相談する段階に入ります。
加齢による変化の出方は人によって異なるため、「何年ごとに何をする」と一律に決めるものではありません。
鏡で見て気になる部分が出てきたときや、写真を見比べて変化を感じたときに、その時点の状態を医師と一緒に確認するのが現実的です。
日常でできるメンテナンス①紫外線対策とスキンケア

日常でできるメンテナンスのなかでも、紫外線対策とスキンケアは、傷跡と肌の両方に関わります。
紫外線対策は傷跡と肌の両方のために続ける
紫外線を長年浴びることで起こる肌の変化は光老化と呼ばれ、しわやしみ、肌のハリの低下の一因になると考えられています。
オーストラリアで行われた無作為化比較試験(参加者をくじ引きのようにグループに分けて比べる研究)では、日焼け止めを毎日塗ったグループのほうが、塗るかどうかを自分で決めたグループよりも、皮膚の光老化の進み方が小さかったと報告されています。
切開リフトはたるみに働きかける手術ですが、肌の表面には紫外線の影響が続くため、日焼け止めに加えて帽子や日傘も取り入れるとよいでしょう。
日焼け止めは季節や天候にかかわらず使い、汗をかいたりこすれたりしたときは塗り直すことが大切です。
保湿と、肌をこすらないスキンケア
術後の肌は、乾燥しやすかったり、感覚が鈍くなっていたりすることがあります。
保湿を続け、洗顔やメイク落としの際には肌を強くこすらないようにしましょう。
耳の前や後ろの傷跡のまわりは、タオルで強くふかず、押さえるように水気を取ってください。
新しい化粧品や外用薬は、傷の状態をみて選ぶ
刺激の強いピーリング剤や、レチノールなどの成分を含む化粧品は、赤みやかゆみが出ることがあります。
傷跡に赤みが残っている時期は、新しい化粧品を傷の近くに使う前に担当医に相談してください。
しみや肌質の治療を目的とした外用薬を使いたい場合も、皮膚科や担当医に相談して選ぶと安心です。
日常でできるメンテナンス②生活習慣

顔の見た目の年齢には、紫外線だけでなく、喫煙や体重の変化などの生活習慣も関わっていると報告されています。
喫煙は傷の治りと肌の変化の両方に関わる
喫煙は皮膚への血流を低下させるため、切開リフトでは傷の治りが悪くなる、皮膚の一部が壊死するといった合併症のリスクを高める要因とされています。
また、一卵性双生児を比べた研究では、喫煙歴や紫外線を浴びた時間、体重の違いなどが、見た目の年齢の差に関係していたと報告されています。
手術の前後だけでなく、手術のあとも禁煙を続けることは、傷と肌の両方にとって意味のある選択です。
ご自身だけで禁煙するのが難しい場合は、禁煙外来などの医療機関に相談する方法もあります。
急な体重の増減を避ける
体重が大きく減ると、皮下脂肪が減ることで皮膚が余り、たるみが目立ちやすくなることがあります。
反対に体重が大きく増えると、フェイスラインや顎の下に脂肪がつき、輪郭の印象が変わることがあります。
手術で整えた輪郭を保つためには、極端な食事制限や短期間での減量を避け、体重を安定させておくことが大切です。
減量や体重の管理が必要な場合は、無理のない方法をかかりつけ医に相談しましょう。
睡眠、食事、飲酒を整える
十分な睡眠とバランスのよい食事は全身の健康を保つ基本で、肌の状態にも関わると考えられています。
過度な飲酒は、むくみや睡眠の質の低下につながることがあるため、量を控えめにしましょう。
これらの習慣だけでたるみを防げるわけではありませんが、肌と体の状態を整えることは、手術で整えた状態を保つための土台になります。
避けたい自己流のケアと、施術を受ける前に確認したいこと

効果を長く保ちたいという思いから、強いマッサージや美顔器を取り入れたくなる方もいらっしゃいますが、注意が必要なものもあります。
強いマッサージや、顔を強く押す習慣は控える
術後しばらくは、引き上げた組織や傷が落ち着いていく途中のため、顔を強くもんだり引っ張ったりすると、腫れや痛み、傷への負担につながることがあります。
術後の時期にかかわらず、肌を強くこするマッサージは摩擦による刺激になることがあります。
むくみが気になる場合も、自己判断でマッサージをするのではなく、まずは担当医に相談してください。
美顔器やエステの施術を受ける前に確認したいこと
家庭用の美顔器やエステでの施術を取り入れたい場合は、術後のどの時期から使ってよいかを担当医に確認しましょう。
特に、高密度焦点式超音波(ハイフ)を用いた施術について、厚生労働省は2024年6月の通知で、医師免許を持たない者が業として行うことは、使用する機器にかかわらず医師法に違反すると示しています。
この通知では、医師以外による施術で、急性白内障などの目の障害や神経麻痺といった健康被害が報告されていることにも触れています。
ハイフなどの照射治療を検討する場合は、医療機関で医師の診察を受けたうえで判断してください。
気になる変化は、治療を足す前に相談する
「少し戻ってきた気がする」と感じたときは、すぐに別の治療を重ねるのではなく、まずは手術を受けた医療機関で状態を確認してもらうことが大切です。
むくみや季節による肌の変化、体重の変化など、たるみ以外の理由で印象が変わっていることもあります。
原因によって適した対応は異なるため、医師と一緒に確認してから次の対応を考えましょう。
たるみが戻ったと感じる原因については、顔のたるみが戻るのはなぜ?で詳しく解説しています。
併用治療の位置づけ|切開リフトで扱いにくい悩みを補う

切開リフトのあとに、ほかの治療を組み合わせる方もいらっしゃいます。
ここでは、主な併用治療が、どのような悩みに関わる治療なのかを整理します。
なお、この章では一般的な治療の位置づけを紹介しており、当院での実施の有無や内容・費用・リスクは診察時にご説明します。
併用治療は手術の代わりではなく、役割が異なる
切開リフトが主に働きかけるのは、皮膚とSMASのたるみによる輪郭の変化です。
一方で、肌のハリや細かいしわ、表情によってできるしわ、ボリュームの減少などは、手術とは別の方法が検討される悩みです。
併用治療は、手術の効果を大きくしたり長持ちさせたりすることを保証するものではなく、手術で扱いにくい悩みに個別に働きかける治療と考えるとわかりやすいでしょう。
| 治療 | 主に関わる悩み | 位置づけ | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| PRP治療(再生医療) | 肌のハリ、細かいしわ、凹み | ご自身の血液から取り出した成分を注入し、肌の状態の変化を目指す | 効果のあらわれ方や持続には個人差が大きい。内出血、腫れ、膨らみすぎ、しこりなど |
| ヒアルロン酸注入 | くぼみ、ボリュームの減少 | 足りない部分を補う | 内出血、しこり、まれに血管が詰まることによる皮膚や視力の障害 |
| ボツリヌス毒素製剤の注射(ボトックス注射) | 表情によってできるしわ | 表情筋の動きをやわらげる | 効果は一時的。表情の違和感、左右差、まぶたの下がりなど |
| 照射治療(ハイフ、高周波など) | 肌のハリ、軽いたるみ | 熱のエネルギーで皮膚や皮下の組織に働きかける | やけど、痛み、神経の障害、目の近くに照射した場合の目の障害など。照射の設計は医師が判断する |
表は一般的な位置づけで、適応や効果のあらわれ方は、肌やたるみの状態によって異なります。
PRP治療(再生医療)は肌の状態に関わる治療
PRP(多血小板血漿:血液から血小板を多く含む部分を取り出したもの)治療は、ご自身の血液を採血し、取り出したPRPを気になる部位に注入する治療です。
切開リフトが輪郭のたるみに働きかけるのに対し、PRP治療は肌のハリや細かいしわ、凹みなど、肌そのものの状態に関わる治療として位置づけられます。
PRP治療は即効性のある治療ではなく、時間をかけて肌の状態の変化を目指す治療です。
変化の感じ方や持続には個人差が大きく、研究によって報告される経過にも幅があるため、一般化できる基準は確立していません。
美容目的のPRP治療は、研究の数や規模がまだ限られており、効果について確かな結論が出ている段階ではありません。
PRPと切開リフトを組み合わせる考え方や治療の流れについては、PRPと切開リフトの併用治療で詳しく解説しています。
注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス注射)
ヒアルロン酸注入は、加齢によって目立ってきたくぼみやボリュームの減少を補う目的で用いられます。
ボツリヌス毒素製剤の注射は、額や眉間、目尻など、表情によってできるしわに対して、表情筋の動きをやわらげる目的で用いられます。
どちらも効果は時間とともに薄れていくため、続ける場合は繰り返しの治療が必要になり、そのたびに費用とリスクがかかります。
照射治療(ハイフ、高周波など)
ハイフや高周波(RF)などの照射治療は、熱のエネルギーで皮膚や皮下の組織に働きかけ、肌のハリや軽いたるみの変化を目指す治療です。
切開リフトのように皮膚を切除する治療ではないため、余った皮膚を取り除くことはできません。
術後に照射治療を受ける時期や出力、照射する部位は、傷や組織の回復の状態をふまえて医師が判断します。
ハイフと切開リフトの違いや組み合わせ方は切開リフトとハイフはどっちがいい?で、インモードとの違いは切開リフトとインモードの違いで解説しています。
併用治療を始める時期と順序
併用治療を始める時期は、治療の種類や部位、術後の回復の状態によって異なり、一律の目安はありません。
回復期に新しい治療を重ねると、腫れや内出血の経過がわかりにくくなることもあるため、まずは経過観察で状態を確認してから相談しましょう。
複数の治療を組み合わせる場合は、何を目的にどの治療を選ぶのかをはっきりさせ、治療ごとの費用とリスクを確認したうえで決めることが大切です。
メンテナンスとしての経過観察と、相談のタイミング

切開リフト後のメンテナンスでは、日常のケアに加えて、医師に状態を確認してもらう機会を持つことも大切です。
当院の経過観察の予定
当院では、院長の小林が執刀を担当し、術後の経過観察のため、術後1週間後、1か月後、2か月後にご来院いただいています。
経過観察の際は、できる限りノーメイクでご来院ください。
傷跡の状態や腫れの引き方、気になる点を確認し、その後のケアについてご説明します。
施術後の経過はLINEでもご相談いただけます。
経過観察が終わったあとに相談したいタイミング
経過観察の予定が終わったあとも、気になる変化があるときはご相談ください。
たとえば、傷跡の赤みや盛り上がりが長く続くとき、左右差やつっぱり感が気になるとき、併用治療を検討したいとき、たるみが再び気になってきたときなどです。
相談の際は、手術前や手術後にご自身で撮影した写真があると、変化を比べやすくなります。
すぐに医療機関へ連絡すべき症状
術後しばらくたってからでも、次のような症状があるときは、早めに当院へご連絡ください。
- 急に強くなる腫れや痛み、片側だけが急に腫れて硬くなる
- 赤みと熱感をともなう腫れや発熱
- 傷のまわりの皮膚が黒っぽい色や紫色に変わる、水ぶくれができる
- 傷からの膿や出血、傷が開く
- 顔が急に動かしにくくなる
首が急に腫れて息苦しい場合は、ためらわず119番へ救急要請してください。
急ぎの症状があるときは、LINEではなく、お電話(092-401-5012)でご連絡ください。
診療時間外の連絡方法は、手術前のご説明の際に必ずご確認ください。
診療時間外に急ぎの症状が出て当院と連絡がつかない場合は、救急外来の受診や119番への救急要請を優先してください。
再手術を検討する前に確認したいこと
年月とともにたるみが再び気になってきた場合、再手術が選択肢になることがあります。
ただし、2回目以降の手術は、前回の手術による瘢痕(傷あとの組織)や皮膚の余りの量などをふまえて、慎重に検討する必要があります。
手術以外の方法で対応できる悩みなのか、再手術を考える段階なのかを、診察で一緒に確認しましょう。
当院の切開リフトとPRP治療の内容・費用・リスク

ここでは、当院(福岡天神美容クリニック)で行っているFTB式SMASフェイスリフトとPRP治療について、内容、費用、主なリスクを紹介します。
適応の可否や具体的な治療内容は、診察を行ったうえで判断します。
FTB式SMASフェイスリフトの費用・施術時間・通院
| 項目 | 内容(2026年10月26日確認) |
|---|---|
| 施術名 | FTB式SMASフェイスリフト(FTBリフト2本が表示価格に含まれ、3本目以降を追加する場合は1本ごとに追加料金) |
| 切開幅 | 耳珠軟骨(耳の穴の前にある小さな突起)までのLongと、耳下までのExlongの2種類 |
| 施術時間 | 60分から80分(施術ページの表記) |
| 手術と術後の診察 | 手術は1回(抜糸なし)。経過観察のため、術後1週間後、1か月後、2か月後にご来院いただいています |
| ダウンタイムの目安 | 施術ページでは、腫れは術後2週間から4週間でより自然になり、最終的な完成は術後2、3か月から6か月とご案内しています。経過には個人差があります |
| Long(耳珠軟骨まで) | 定価800,000円(税込880,000円)/モニター価格500,000円(税込550,000円) |
| Exlong(耳下まで) | 定価1,200,000円(税込1,320,000円)/モニター価格800,000円(税込880,000円) |
| FTBリフト追加(1本ごと) | 定価70,000円(税込77,000円)/モニター価格40,000円(税込44,000円) |
| 麻酔(料金ページ掲載の別料金) | 笑気麻酔20,000円(税込22,000円)/静脈麻酔60,000円(税込66,000円)/表面麻酔5,000円(税込5,500円)。使用する麻酔の方法は診察で決定します |
| 別途必要になりうる費用 | 上記の麻酔料金、3本目以降のFTBリフト、同一のお悩みで2回目以降のカウンセリングを受ける場合の再診料(料金ページでは15,000円とご案内しています)。術前検査、処方薬、追加の処置、修正や再手術などの費用の扱いは治療内容により異なるため、診察時の見積書でご確認ください |
| モニター価格の条件 | 施術前後の写真撮影と通院が可能な方が対象です。写真は一部加工のうえ、当院のホームページ、SNS、ポータルサイトなどで症例データとして利用します |
| お支払い方法 | 現金、クレジットカード、メディカルローン |
料金は改定される場合がありますので、最新の内容は切開リフト(FTB式SMASフェイスリフト)の施術ページでご確認ください。
PRP治療(再生医療)の費用・施術時間
当院のPRP治療は自由診療のため、公的医療保険は適用されません。
当院は、「PRP(多血小板血漿Platelet Rich Plasma)を用いた皮膚の再生を目的とした再生医療」について、第三種再生医療等提供計画を届け出ています。
この計画は、厚生労働省の届出された再生医療等提供計画の一覧の福岡県の欄に掲載されています。
ただし、この届出は法令に沿った手続きを踏んでいることを示す枠組みであり、治療の有効性や安全性を厚生労働省が個別に承認・保証する制度ではありません。
| 項目 | 内容(2026年10月26日確認) |
|---|---|
| 治療内容 | 17ccの採血から抽出したPRPを、部位ごとに量と深さを調整して注入 |
| 施術時間 | 約30から40分(1部位) |
| 通院回数 | 1回(状態により複数回の治療をご提案する場合があり、その場合は回数に応じて費用がかかります) |
| PRP治療の費用 | 1cc:110,000円(税込121,000円) |
| 麻酔の費用 | 麻酔を使用した場合は別途費用がかかります(料金ページ掲載額:表面麻酔5,000円〈税込5,500円〉、笑気麻酔20,000円〈税込22,000円〉) |
| 別途生じる場合がある費用 | 麻酔を使用した場合の麻酔料金、同一のお悩みで2回目以降のカウンセリングを受ける場合の再診料(料金ページでは15,000円とご案内しています) |
注入する量は部位や範囲によって異なるため、総額は診察時にご案内し、ご同意をいただいてから治療を行います。
最新の内容はPRP治療(再生医療)の施術ページでご確認ください。
主なリスク・副作用と受けられない場合
切開リフトの主なリスク・副作用には、腫れ、内出血、痛み、頭痛や頭皮のつっぱり感、硬さやひきつれ、しびれや感覚の鈍さ、傷跡の赤みや色素沈着、肥厚性瘢痕、左右差、血腫、漿液腫、感染、皮膚の血流障害や壊死、創傷治癒不良、脱毛や生え際の変化、耳周囲の形の変化、顔面神経の障害、麻酔に伴うリスク、再手術の可能性があります。
FTBリフト(糸による処置)では、糸の露出、感染、ひきつれ、異物感、皮膚のくぼみが生じることがあります。
PRP治療の主なリスク・副作用には、内出血、赤み、腫れ、痛み、しびれ、硬さやしこり、予想以上の膨らみ、感染、麻酔薬などに対するアレルギー、採血時の気分不良、効果を実感できない場合があることなどがあります。
妊娠中の方は、待機的な美容外科手術や美容目的の注入治療を控えることが一般的で、授乳中の方は、麻酔や処方薬を含めて個別の確認が必要です。
出血しやすい体質の方、コントロールが不十分な糖尿病や高血圧などの持病がある方、ケロイド体質の方、喫煙される方は、施術を受けられない場合や、慎重な検討が必要な場合があります。
PRP治療では、注入する部位に感染や炎症がある方、悪性腫瘍や血液の病気、膠原病などで治療中の方も、治療を受けられない場合や慎重な判断が必要な場合があります。
抗凝固薬・抗血小板薬を使用している方は、自己判断で中止せず、処方医と担当医に相談してください。
アスピリンや一部の鎮痛薬(NSAIDs:一般的な解熱鎮痛薬の一群)、サプリメントも出血のリスクに影響する場合があるため、使用中のものはすべて申告してください。
効果のあらわれ方や持続、ダウンタイムの経過には個人差があり、結果を保証するものではありません。
切開リフトのリスクを詳しく知りたい方は、切開リフトのデメリットとリスクもあわせてご覧ください。
切開リフト後のメンテナンスに関するよくある質問

最後に、切開リフト後のメンテナンスについて、よくいただく質問にお答えします。
切開リフトの効果は一生続きますか?
切開リフトのあとも加齢による変化は続くため、効果が一生続くわけではありません。
どのくらいの期間変化を感じられるかは、術式や手術の範囲、皮膚の状態、年齢、生活習慣などによって異なり、一律に示すことはできません。
メンテナンスをしないと、すぐに元に戻ってしまいますか?
メンテナンスをしなければ、すぐに手術前の状態に戻るというものではありませんが、変化のあらわれ方には個人差があります。
ただし、紫外線や喫煙、急な体重の変化などは肌や輪郭の変化に関わると報告されているため、日常の習慣を整えておくことは大切です。
切開リフトのあとにハイフや糸リフトを受けてもよいですか?
術後の回復の状態や、気になっている悩みによっては、検討できる場合があります。
受ける時期や部位は、傷や組織の回復をふまえて医師が判断するため、自己判断で受ける前に担当医へご相談ください。
メンテナンスにはどのくらい費用がかかりますか?
日常の紫外線対策やスキンケアは、ご自身の肌に合った市販の製品で続けることができます。
併用治療を受ける場合は、治療の種類や範囲、回数によって費用が大きく異なり、多くは繰り返しの治療になるため、1回あたりの費用だけでなく、続けた場合の費用も確認しておきましょう。
当院の切開リフトとPRP治療の費用は本記事の表で紹介しており、そのほかの治療については診察時にご説明します。
術後どのくらいからメンテナンスを始めればよいですか?
紫外線対策や保湿、禁煙などの日常のケアは、説明を受けた術後の注意点を守りながら、手術のあとから続けていただけます。
併用治療を始める時期は、治療の種類と術後の回復の状態によって異なるため、経過観察の際にご相談ください。
まとめ

切開リフト(フェイスリフト)のあとも加齢による変化は続くため、効果を永久に保つ方法はありませんが、日々の習慣と定期的な確認によって、変化の進み方に関わる要因を減らす工夫はできます。
術後の回復期は説明を受けたケアと経過観察を優先し、傷跡が落ち着いていく時期からは紫外線対策と保湿を続けましょう。
禁煙と体重の安定、睡眠や食事を整えることも、手術で整えた状態を保つための土台になります。
強いマッサージや、医療機関以外で受けるハイフなど、自己流のケアには注意が必要です。
併用治療は手術の代わりではなく、肌の質感や表情じわなど手術で扱いにくい悩みを補う治療として、目的とリスクを確認したうえで検討してください。
本記事の内容は一般的な考え方であり、効果の持続や経過を保証するものではありません。
当院では、切開リフト(FTB式SMASフェイスリフト)とPRP治療(再生医療)について、院長が直接カウンセリングを行っています。
術後のメンテナンスや併用治療について詳しく知りたい方は、まずは診察でご相談ください。
▶ ご相談・ご予約はこちらから
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記事執筆:福岡天神美容クリニック 院長 小林 直樹
小顔・輪郭専門医として、ダウンタイムを最小限に抑えた施術に注力。糸リフト、脂肪吸引、切開リフトなどで「腫れにくさ」「自然な仕上がり」を追求してきました。
これまでに顔の脂肪吸引だけで累計4,500件以上、総症例数は1万件超を経験。2024年には年間脂肪吸引症例数 日本一を獲得するなど、豊富な実績に裏打ちされた確かな技術を持ちます。
また、二重整形やくまとり、眉下切開、たれ目形成などの目元治療、ヒアルロン酸・ボトックス注入などの若返り治療も得意分野。丁寧なカウンセリングと万全のアフターフォローで、患者様一人ひとりに寄り添った美容医療を提供しています。
「安心して任せられる美容医療」を信条に、理想の美しさと満足をお届けいたします。
【所属学会】
・日本美容外科学会(JSAS)
・アラガンボトックス認定医
・ジュビダームビスタ認定医
参考資料
本記事は、以下の資料などをもとに作成しています。
ご自身のメンテナンスや併用治療については、診察時に担当医へご確認ください。
- 切開リフトの術式と、喫煙・血腫・皮膚壊死などの合併症、術後の体重変化の影響について:Cervicofacial Rhytidectomy(StatPearls, NCBI Bookshelf)
- 喫煙・紫外線・体重などと見た目の年齢の関係について:Factors contributing to the facial aging of identical twins(Plastic and Reconstructive Surgery, 2009)
- 日焼け止めの毎日の使用と皮膚の光老化について:Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial(Annals of Internal Medicine, 2013)
- 医師以外によるハイフの施術について:医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について(厚生労働省)
- 再生医療等提供計画の届出について:届出された再生医療等提供計画の一覧(厚生労働省)









